宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 8月 8日アップ
今週は、11日に木星が乙女宮に入宮します。
23日の午後7時半頃、太陽が乙女宮に入宮です。
木星と太陽と獅子宮を逆行中の金星は、連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)で、これに週末の金星を除いて、蠍宮の土星が矩(スクエア=90度)をとります。
また、太陽と金星は牡羊宮の天王星と三分(トライン=120度)です。
一方、土星は、牡羊宮のドラゴン・テールと獅子宮の火星と今週中頃まで、大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成し、週後半は火星が抜けます。
土星はまた、山羊宮の冥王星とミューチュアル・リセプション(交歓)で、冥王星は乙女宮の水星と三分(120度)です。
その水星は今週中頃まで魚宮の海王星と衝(オポジション=180度)をとります。
天秤宮のドラゴン・ヘッドは、山羊宮のケレスと三分(120度)です。
Point ◆ 恋愛関係をはじめとした男女問題が課題にも華やかにもなる時期で、倫ならぬ恋やスキャンダルが起こらなくはないのですが、大半はもみ消されていく今週です。
それ以外を除けば、対立解消のための調整が模索されることもあって、先週までとは変わって穏やかさに向かっていく今週になっています。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、男女関係がクローズアップされやすい昨今また今週で、課題を抱えたり、破局と出会いが起こりやすくなっています。
全員ではないのですが、自分自身に起因してこじれていくことが多い時期なので、我知らずとも頑固になって問題を複雑化させすぎないように、柔軟な対応をとってみたり、妥協を考えてみられるとよいでしょう。
もっとも、ヒドイ相手なので分かれたほうがよいという場合はこのかぎりではなく、相手が良い方なので分かれないほうがよいというケースの場合です。
One-Point ◆ 今週は、そういったことを含めまして、あれこれ自分自身の本当の「想い」や「心の奥底」を確認チェックしてみたり、整理されてみると、そこから現状打開の妙手が浮かんできます。
蠍宮に象意を持つ人は、まだまだ仕事や社会活動など、対外的な場での実力発揮やご活躍が充分に可能な時期です。
先回同様に多忙を極めることになったり、パワフルに仕事を進めていくことができるときなので、「今週のヒーロー」か「ヒロイン」のように、職場や仕事先での人気運も最高潮といえるときになっています。
そのこと自体は別に問題がないのですが、モテたり人気が出たからといって、倫ならぬ関係はもちろん、ヘンに色気やちょっかいを出すと、たちまち非難や攻撃を受けやすいときなので、そこはご注意が必要です。
One-Point ◆ とくに蠍宮の後半や終盤に象意を持つ人はそういうことで、前半に象意を持つ人も、人気や男女関係はともかく仕事で実力発揮やご活躍が可能になっている今週また昨今です。
射手宮に象意を持つ人は、全員とはいいませんが、ほとんどの方が仕事を含めて、ご自分が取得した知識やスキルや能力を、存分に発揮して対外的にご活躍できる今週になっています。
それが、スピリチュアルや霊性や芸術芸能や占いなど、不思議系の分野であってもそうですが、現状や現実とのバランス感覚は必要になってきますので、自分だけの「思い込み」や「妄想」にならないように注意は必要です。
射手宮の前半に象意を持とうが、また後半に象意を持とうが、若干のニュアンスに違いはあっても、自分らしさや実力を発揮していける今週以降になっています。
One-Point ◆ 基本、他に持つ運勢サイン(宮)はともかくとして、射手宮のみをみた場合、今週以降、のぼり調子の運勢期が訪れますので、発展的な「活動計画」を立てていくのもよいでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、頭の回転が早まったり、知性を発揮できたり、おしゃべりにもなって、コミュニケーションが進む今週です。
慎重で独りを好む方が多い山羊宮なので、必ずしも対面での「おしゃべり」とはかぎらず、ネットを通じての「おしゃべり」で、たとえば、対立する意見に対する「重鎮的」な現実意見などが冴えそうな今週です。
また「友達精神」を発揮しそうですが、慣れない「交流」の場合は、少なからず意見の相違や課題がクローズアップされることが起こりますが、それも実力や見識を身につけていくための「学び」ととらえると、パワフルな活動が可能です。
One-Point ◆ そんなこんなで、仕事をはじめ社会的な活動に向かう運勢期に入りましたので、たとえ課題や問題が起きても、成長のための「学び」ととらえると活かしていくことができるのです。
水瓶宮に象意を持つ人は、じっとしていて何も起こらないのが良いことではなく、むしろ自分らしく個性を発揮して動き、そこに課題や問題が起きても、そのほうが良いことだといえるときです。
というのも、今週また昨今は、そういった「前向き」な課題や問題しか水瓶宮のみをみた場合にはありませんので、自分らしく進んだうえで、そこに課題や問題が生じるのは、良い方向転換をうながすので歓迎すべきときです。
そのように積極果敢に意識や前向きな行動パターンに転換していくべきディレクションの今週また今月で、それを行なった場合ほど、この後の社会的な活躍期へとつなげていくことができます。
One-Point ◆ たとえていえば、「啓蟄」や「羽化」のように、土中や地をはって生きてきたときから、地上に出て、空を飛ぶ準備をしていくための自己転換をしていく今週また今月になっています。
魚宮に象意を持つ人は、今週はご自分なりに能力を発揮して歩まれてみて、良し悪しはともかく、結果が相応に分かれることになって、ご自分なりの成果や結果が出ていくときになっています。
積極果敢にスキルを発揮されたり、お客や相手とコミュニケーションをとってみられて、相応に高い成果や結果が出れば、それはご自身の実力や見識や判断レベルが高いことを象わすことになる今週です。
逆に、ご自分なりにスキルや才能を発揮して歩まれたとしても、もし、めぼしい成果や結果にむすびつかない場合は、まだまだ課題があることを象わす今週です。
One-Point ◆ 自分自身の内容が、そういった「増幅器」のように拡大されて現われていく今週なので、結果はともかく、そこから必要な考えや能力を習得しスキル・アップをしていくとよい時期です。
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