宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 7月25日アップ
今週は、8月1日に金星が獅子宮に戻り、3日にはケレスも山羊宮に戻ります。
8日には水星が乙女宮に入宮し、翌9日には火星が獅子宮に入宮です。
火星とケレスの衝(オポジション=180度)に蠍宮の土星が調停(60/120/180)の座相をとり、今週前半、火星は牡羊宮の天王星と矩(スクエア=90度)です。
土星は牡羊宮のドラゴン・ヘッドと三分(120度)で、金星と獅子宮の木星に矩(90度)をとり、週の後半は水星とも矩(90度)をとります。
水星、金星、木星は、三重合(トリプル・コンジャンクション=0度)含みの連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)です。
水星と天王星は三分(120度)。
ケレスと天秤宮のドラゴン・ヘッドも三分(120度)。
土星と山羊宮の冥王星は、ミューチュアル・リセプション(交歓)を継続中です。
Point ◆ 今週は、細かな違いはありますが、おおむね「アリとキリギリス」の寓話に近い状況が生じます。
粘り強く行動したほうが、最後の栄光を手にし、頭や口先だけで楽をしようとしたほうが、現実的な課題や問題を抱えていくことになります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人のうち、前半に象意を持つ人は人それぞれの今週で、後半に象意を持つ人は、仕事での多忙や実力発揮が今週までは可能です。
いずれにしましても、どこかイージーになったり、怠惰や安穏としたラクな状態を求めやすい今週ですが、現実をみてほどほどがよい今週で、そうでないと手痛い状況に陥り、上司や権威者に「泣きつく」ことになりかねません。
あえて厳しく書きますと、上っ面や口先だけの人間関係は、いちがいに悪いとまではいえないのですが、トラブルも起こりやすいときなので、突然の人間関係の破綻も比較的ながら起こりやすくなっています。
One-Point ◆ 状況やケースは人それぞれですが、今週は組織のTOPや上司に呼び出されたり、または相談や対峙せざるをえないなど、否応なく何らかの関係性を持ちやすいときです。
蠍宮に象意を持つ人は、対外的な社会活動の場や仕事で、充分に実力が発揮できる時期で、多忙を極めることになりやすい今週とその前後です。
自分らしい知識やアイデアが冴えますし、また才能を発揮した活躍や企画提案ができる今週でもありますので、場合によっては「チームリーダー」への抜擢など、才能や人徳の発揮が可能になっています。
蠍宮の最後のほうに象意を持つ人をはじめとして、やる気や人気や実力ともに最高潮ともいえる現状なので、謙虚さを保ちつつも前向きさをみせれば、好感度がさらにアップして、活躍の場を広げることにつながります。
One-Point ◆ 今週の一時期、否応なく自分自身の奥深い内面性というか、人格や人柄などの精神意識面を発揮して、リーダーシップをとらざるをえないことが起きてもおかしくないときです。
射手宮に象意を持つ人は、射手宮のどこに象意を持つかで状況の違いはありますが、基本的に知識やアイデアまた美的センスや人との良い関係など、自分らしい個性を前向きに発揮して活躍できる今週です。
奇抜なアイデアを含めたオリジナルな発想や才能によって、「自己実現」計画をしていくのも悪くないときで、その場合は、しっかりと現実を見据えながらデザインを描くほど、将来の実現性が高くなります。
射手宮の最初のほうに象意を持つ人は、運勢的にもそれができるディレクションのときにありますし、中盤や後半に象意を持つ人も、安易になりすぎなければ、前向きな発想や考えができる今週になっています。
One-Point ◆ 射手宮の全員ではありませんが、大半の方が今週の一時期、昨今の人生期に特有のスピリチュアルや霊性面を大いに発揮していく場面が、否応なく訪れることになりそうです。
山羊宮に象意を持つ人は、山羊宮らしい忍耐強さとバイタリティーを発揮して、自己変革や自己発揮を含めた自己実現に向かうべき今週です。
慎重なのはともかく、ときに悲観的な気持ちや心配性が先走ったりすることも多い山羊宮ですが、今週はご自分の現実認識や直感また霊性面を信じて、新たな自分に挑戦してみられるのも悪くはないときです。
人によって状況は異なりますので、もちろん100%そうだとはいえないのですが、新たに一歩を進めることから、どうすればよいのかハッキリと将来が見えてくることになりますので、踏み出さないとはじまらない今週です。
One-Point ◆ ラクをしようとしたり怠惰にならなければ、今週は山羊宮にとって「特別」な週で、課題や問題が起きても、うまく解決していくことが可能ですし、実力アップにもつながっていきます。
水瓶宮に象意を持つ人は、後半また最後のほうに象意を持つ人ほど、仕事で多忙になったり、また実力発揮ができるときで、粘り強く真面目にコツコツとやっていくほど、成果に恵まれることになる今週です。
いずれに象意を持つ人であっても、ここで一度、自分を客観視したり、今後どのように仕事や社会的な責任また使命を果たしていくかを考えてみるなど、意識転換を含めた行動転換を模索していくべきときです。
全員とはいえませんが、今週の一時期、ご自身の霊性や感性をもってリーダーシップをとったり、あるべき自分を体験していくようなことが起きることがあります。
One-Point ◆ やる気パワーはそれなりだとしても、知識やヒラメキやアイデアが沸いてきやすい今週なので、今年後半に向けての仕事や活動計画を考えたり、また練っていくとよいときです。
魚宮に象意を持つ人は、最初のほうに象意を持つ人ほど、組織や社会の頂点やTOPに立つことになりやすく、またリーダーシップを発揮したり、実力を駆使していける今週になります。
そこに課題があるかないかはともかくとして、魚宮に象意を持つ人は今週、自分らしい知識や技能などのスキルを幅広く習得したり、またそれらを充分に発揮して、周囲や人々に貢献していくなど、能力発揮のときにあります。
また今週の一時期、魚宮らしい感性や直感やインスピレーションといった霊性やスピリチュアルな能力を否応なく発揮して、リーダーシップをとるような場面が起こらないないともかぎりません。
One-Point ◆ いずれにしましても運勢また今の人生期は、自分の内面性に意識や関心を持つよりも、自分の才能やスキルを活かした社会的な活動や仕事の活躍期へと向かっているときです。
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