宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 5月30日アップ
今週は、6月6日に金星が獅子宮に入宮します。
11日には、水星が双子宮5度で順行に戻ります。
翌12日には、海王星が魚宮9度で逆行に転じます。
海王星は、水星と矩(スクエア=90度)で、週末を除き双子宮の太陽とも矩(90度)です。
また水星は、射手宮の土星を頂点に、牡羊宮のドラゴン・テールと獅子宮の金星の大三角(グランド・トライン=120度×3)の尻尾となって、トライン・カイト(60/60/120/120)を形成します。
さらに水星は、水瓶宮のケレスを頂点に、天秤宮のドラゴン・ヘッドとの大三角(120度×3)も形成し、金星を尻尾としたトライン・カイト(60/60/120/120)を週末に形づくります。
太陽は、火星と合(コンジャンクション=0度)で、獅子宮の木星とともに底辺となって、山羊宮の冥王星を頂点とするYOD(ヨッド=60/150/150)を今週の中頃に形成します。
冥王星は牡羊宮の天王星と矩(90度)で、天王星は木星と三分(トライン=120度)です。
Point ◆ 今週は「牡羊宮〜乙女宮」にも書きましたが、「覇権争い」や「TOP争い」が否応なく生じます。
当初は、「戦争」含みのようでも、最終的には話し合いで和解しそうです。
それは国際情勢や特定の組織や会社また、アイドルグループなどでも同様です。
そういったことに関連して、勘違いも含めた誹謗中傷やプロパガンダ、またサイバー・テロも含めて「ネット戦」が展開される星回りです。
なので軽々しく思い込んだり、軽挙妄動しないほうが安全です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、全体的に複雑な星まわりの今週なので、一触即発的な周囲の状況も予測されますが、天秤宮らしく、調整やコーディネートの能力を発揮して、安定化に貢献できるときです。
ただ、そのぶん、いずれにしてもTOP層や社会的に立場のある人からの「プレッシャー」を受けますので、否応なく自分の内面に精神性やスピリチュアルな世界を模索していかざるをえなくなります。
それはむしろ良いことで、これまでの人生から自分自身が一まわりも二まわりも大きく成長し、本物の個性や人格や精神意識を身につけていくことにつながります。
One-Point ◆ 天秤宮は「関係変化」が起こりやすい人生期の中にありますが、今週は比較的ながら安定した関係性や人との信頼あるコミュニケーションを築いていけるときになっています。
蠍宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかくとして、社長など組織の長や社会的に立場のある人からの注目を受ける今週になっています。
また、自分自身がオリジナリティーのある個性や才能やスキルを発揮して、職場や社会で活動していることが、課題を交えつつも、そのまま自分の「関係性」となって、否応なく受け取っていくことになる今週だともいえます。
蠍宮が関与するしないにかかわらず、今は周囲や状況が複雑な関係性をもって動いていますので、疑心暗鬼になって、かってに憶測したり、思い違いをしないように、まずは一呼吸おいて慎重に判断していかれるとよいでしょう。
One-Point ◆ いずれにしても関心が蠍宮に注がれやすく、否応なく注目が高まることになりやすい今週なので、ここでの全体を考えた高尚かつ無私の精神の発揮が、評価を左右していきます。
射手宮に象意を持つ人は、多くの方が今週は自分を取り巻く周囲の状況を把握したり、また現実を見抜きやすいときにあって、どこまでご自覚されるかはともかく、今週のキーパーソンの一人となりそうです。
たとえば、自分自身の精神意識やパートナーシップなど対人関係のあり方が、若干の課題を抱えつつも、自分という存在を周囲に知らしめていくことになります。
同時に、週が進むほど、すなわち今週中頃やそれ以降を含めた来週になるほど、自分らしい魅力にあふれたおおらかな応対や、コミュニケーションをとって、対人関係を変化させ、社会的な活動へと意識や方向性を転換していくことになります。
One-Point ◆ 基本そういうことで、内面的な準備期間から、社会的な活動へ向かう転換点となる今週また昨今にあって、やはり玉石混交のネット情報に惑わされた勘違いに注意すべきです。
山羊宮に象意を持つ人は、分かりやすく言えば、今週はTOPクラスの人や社会的に立場のある人から、いろいろと「突っ込み」がありそうです。
それがどういった内容や分野になるのかは、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって異なりますが、いずれにしても、人生上の「自己変革」を本気で考えていかなければならなくなることにかかわります。
ということで、過去の人生どおりの「現状維持」は、よほどの運勢を持つ方でないとむずかしく、今週は「理想の自分像」を見据えながら、根本の精神意識の「改革」はもちろん、行動を含めた「自我変革」を行なっていくべきときです。
One-Point ◆ 仮に、これまでが問題のある生活行動や人生パターンであっても、今週を機に前向きに、精神意識を広く高く無私の精神に近づけて生きれるようになればよく、それが時の運です。
水瓶宮に象意を持つ人は、先頃、大半の方が体験してきたような仕事の多忙期や社会的な活動期が、一時的にリターンしてきたような昨今の運勢期を迎えていくときだといえます。
また、自我意識を強くもって、パートナーや関係者に対して個性や才能を発揮していくときになっている、今週また昨今だといえます。
それはいいのですが、今週は本物の精神意識といった(霊性)レベルを高く持つなり、また考えなければならず、逆に俗情や傲慢さを発揮してしまうと、一転、とんでもない勘違いや、我知らず錯綜した心理状態になりかねませんので、念のためにご注意ください。
One-Point ◆ 一見、わけの分からないことを書いていると思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、今週は現実的な「仕事」も、内面的な「精神」も、両方の発揮とバランスが試されます。
魚宮に象意を持つ人は、社会活動運は残っているのですが、ほとんど典型的な内面性の充実期や精神意識面を見直して、次のサイクルに向かう立て直しを図るべきときになります。
そういった深層の精神意識面と同時に、メンタル面を含めたスキルを伴って、今週は否応なく会社組織などの組織やサークル活動にリーダーシップを発揮していかざるをえないときでもあります。
孤軍奮闘の気配が強い今週ですが、逆にいえば、それゆえにこそ人に頼らず、自分が拠って立つ価値観や精神意識といったメンタルな部分を客観的にとらえて、確立していく昨今ともなっている時期です。
One-Point ◆ こういうときは、精神依存タイプの人ほど弱いので、主観的にならずに他者の視点を持ち、プロのように強い自制心をもっていく人ほど状況を客観視してうまく対処していけます。
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