宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 5月16日アップ
今週は、18日に水星が双子宮13度で逆行に転じます。
21日の夕方5時半過ぎに太陽が双子宮に入宮します。
牡羊宮の天王星を軸に、蟹宮の金星と山羊宮の冥王星とでT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
天王星はまた、獅子宮の木星と三分(トライン=120度)です。
双子宮の太陽と火星と水星は、今週、連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)から三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)に移行し、太陽は射手宮の土星と衝(オポジション=180度)をとります。
さらに太陽と火星と水星は、ご参考ながら、天秤宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のケレスを交えて、大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成します。
Point ◆ 今週は、国際情勢でいえば「覇権」をめぐる世紀の対立と動きが否応なく起こる舞台が整います。
その中心は、星の配置からもオバマ大統領で、久々にリーダシップを発揮していくことにもなりそうです。
それはそれとして、身近な出来事でいえば、不倫やスキャンダルを含めた色恋の動きが、一部とはいえ出やすくなっています。思い当たりそうな方は、ご注意ください。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、自分自身を含めた職場などでの恋の鞘当てや、男女トラブルによる葛藤による、関係変化が起こりやすくなっています。
勘違いや思い違いといった「誤解」も含めて、自分が矢面に立った異性関係に動きが起こりやすく、結果、破局の一方で、もう一方では、雨降って地固まるといった両面の関係変化が生じていくことになりそうです。
いずれであっても週末が近づくほど、自分の内面性を深く見つめ直したり、ご自分の深層意識のリメイクを考えていかれるとよいでしょう。
One-Point ◆ 生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によっては、そういったことが起きたとしても、天秤宮に象意を持つ人の魅力や個性が今週は、職場や社会で高まるときになっています。
蠍宮に象意を持つ人は、おおげさな表現をすれば、週初めや週末を問わず、今週は宇宙開闢(ビッグバン)のようなときになっていきそうです。
ある意味、自分が見せる動きが、職場や社会で自分自身へのレスポンスとなって否応なく返ってきて注目されざるをえないときにあり、新境地を開けるかどうかや、スキルの真価が問われるような時期になっています。
昨今は、そのように自分らしいスキルを発揮して仕事ができるときですが、それがどこまで自分の意に沿うか、またスムーズに発揮できるかは、今週、少なからず課題をともなうことになりそうです。
One-Point ◆ スキル自体が、もともとそういうものだと考えて、意のままに難なく発揮できるような状況だと、そこに創意工夫や成長がありませんので、前向きな発揮を考えて今週は御の字です。
射手宮に象意を持つ人は、自分、自分、自分、相手や周囲を見つめつつも、自分の自分による自分のための今週といえるような、新たな自分の仕事や社会的な活動に向かって、自己転換をするときです。
物事の考え方やとらえ方もそうですし、意識や目的といった行動の仕方や方向性もそうですし、なによりも自分自身の存在やスタンスから、そのような方向転換を図るとよいときです。
新しい自分自身の個性を見出したり発揮していくには、天命や理想の自己像など課題も伴うときですが、それゆえにこそ逆に見出せるときになっています。
One-Point ◆ 注意点はむしろ、夢やビジョンを描くことは自由ですが、それが現実性をともなわず、足が地に着いていない勘違いの妄想や幻想、また単なる空想にならないようにすることです。
山羊宮に象意を持つ人は、今週は四方八方に目を配ったり意識をもって、「自分」という存在を見つめ直して、改めるべきは改めなければならないときです。
四方八方に目を配るという意味は、なにも指呼の環境のことだけをいうのではなく、見えない世界を含めた自分の精神意識などの内面性や、自分以外の相手、また仕事や社会活動などすべてを含めたことです。
あまり「完全性」をきそうと考えすぎても、逆に動けなくなったりマイナス・イメージにハマることがありますので、前向きな勢いや衝動で動くことも必要です。
One-Point ◆ 実際、今週は、週初めや週末が近づくほど、前向きにも成り行き任せにも、また衝動的にも、意識や関心を否応なく、いわゆる自己変革にむけざるをえないときになっています。
水瓶宮に象意を持つ人は、自分にやる気や気力があるとかないとかはともかく、運勢的には活動せざるをえないときです。
また、たとえば天命や理想の自己像と、自分のあり方とのあいだに相応の課題や葛藤があったとしても、それはそれとして、パートナーや相手やお客様などに対して、充分な自己発揮や実力発揮が必要なときになっています。
結局のところ、今週、12サイン(宮)の中で最も「GO」も「STOP」も両方がかかっているのが水瓶宮なので、ブレーキは踏んでも、アクセルは踏み続けて、とにもかくにも進んでいかざるをえないといえるでしょう。
One-Point ◆ もしかしたらですが、そのように否応なくであっても進んだ結果、自分でどこまで意識できるかはともかく、深い精神意識の世界がひらけてくるようなことが起こるかもしれません。
魚宮に象意を持つ人は、今週は、中休みともいえる、今ひとつ気力が湧かないパワーダウンといったときになりますが、その一方で、自分らしいビジョンや霊性の世界にコミットすることが可能なときともなっています。
良いとか悪いとかではなく、そうやっていったん立ち止まるかのように、自分自身の足元を見直してみることが、逆に、今後の仕事や社会活動の充実や発展といったことに、将来的につながっていきますので、自己リメイクのときです。
こういった時期は、自分の想いや直感のままに、知りたいことや、学びたいことや、関心のあることに意識や行動を向けて、ご自身の充実を図るのがよいでしょう。
One-Point ◆ ヘンに迷ったり混乱しないことが重要なので、現実は現実、仕事は仕事、夢やビジョンは夢やビジョン、自分は自分と、見定めるのも、新たなスタートを図るヒントになるでしょう。
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