宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年11月15日アップ
今週は、17日に金星が射手宮に入宮します。
22日の18時半頃、太陽も射手宮に入宮です。
28日には、水星も射手宮に入宮します。
その太陽と水星と蠍宮の土星は三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、獅子宮の木星と矩(スクエア=90度)をとりますが、今週後半には太陽、続いて水星が抜けて、土星のみ矩(90度)を継続します。
太陽は、また金星や参考のケレスとも三重合(0/0/0度)で、こちらは魚宮の海王星と矩(90度)をとり、同時に、牡羊宮の天王星と三分(トライン=120度)で、太陽は今週後半に加わります。
天王星とドラゴンヘッド(ドラゴンテール)に対して、山羊宮の冥王星が矩(90度、Tスクエア=90/90/180)で、山羊宮の火星も今週中頃までは、ドラゴンヘッド(ドラゴンテール)と矩(90度、Tスクエア=90/90/180)です。
Point ◆ 一般的には、自己主張や思い込みが強まりやすいときで、それゆえに考えの対立が起きやすいでしょう。
しかし、先週の事件的なものは次第に弱まり、異性関係のトラブルや勘違いが起きやすくなります。
その分、イレギュラーな男女関係に注意が必要です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、異性関係に変化が生じやすい今週で、結局は、自分自身について見直さざるをえないときです。
どちらが先になるかは、人それぞれですが、勝手に理想的なタイプだと想って付き合ってみたり、いい人だと想っていた相手がイメージとは異なって幻滅したり、とくに異性関係に出入りが生じやすいでしょう。
自分が落ち込んでいたゆえにそうなるのか、人間関係にショックを受けたゆえに落ち込むのか、いずれにしても意気消沈したりパワーダウンしやすい時期です。
One-Point ◆ そこで、パワースポットを巡ってみたり、占いやスピ系に手を出してみても、やはり勘違いをしやすいときなので、結局は、自分の内面性を見つめ直していくことがベストのときです。
蠍宮に象意を持つ人は、とくに後半に象意を持つ方をはじめとして、運勢は二極化して現われやすいときです。
仕事や社会面において、見識や実力を伴っている人の場合は、業績の拡大や実績を上げて、周囲からの評価を得たり、自立や独立を含めた現実的な対応をとって、将来の基盤づくりをしていくことが可能になります。
一方、まだ社会経験が乏しかったり、充分な見識や実力が備わっていない方の場合は、混乱して現状判断に齟齬(そご)をきたしたり、場合によっては、どん底を体験するようなことがないとはいえません。
One-Point ◆ あえて申し上げますと、運勢が良すぎたり、強く星のパワーを受けているときなので、それを縦横に使いこなせる自分でないと、逆に運勢に振り回されてしまうようなときです。
射手宮に象意を持つ人は、逐次、星のパワーを次々と受けていくようになりますので、良し悪しはともかく、自分自身や周囲の状況に多様性が出てきて、にぎやかになることが予想されます。
そのぶん、しっかりと自分自身を保つなど、混沌としたり混乱しないようにして、適切な判断や自己コントロールが必要になってきます。
まずは、射手宮の前半に象意を持つ人がそうなりやすく、かといって後半に象意を持つ人も例外とまではいえないので、この期に理想とする自分像を描いていくと、自分らしい個性を発揮していける昨今の人生期になるでしょう。
One-Point ◆ 星のディレクションによって、しぜんとそうなっていく人もいますが、中には、過去にとらわれず、意識を前向きに「自己転換」をしていかないと、今の運勢を活かせない人もいます。
ふだん慎重な山羊宮に象意を持つ人も、今週や昨今は、想いや衝動が強まり、それだけに積極的に行動できるときにあります。
ですが、やはり相応の見識や自制も必要なときです。
自分なりの考えや信念を持って言動することは、必要なことではあるのですが、併せて、ワンマンや独りよがりになることなく、自分とは異なる相手の考えも尊重しつつ、行動するほうが、今の運勢を活かせるときだからです。
事情はともかくとして、逆に手前勝手になったり、相手の立場を無視して言動するようになると、今週はなにかとスキャンダルやトラブルを招きやすくなります。
One-Point ◆ いずれにしても、今週以降は、自分自身が昨今、歩んできた言動の結果が現われやすいときなので、どちらの言動をとるにしても、結局は、過去の積み重ねの結果が出るでしょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、とくに後半に象意を持つ人をはじめとして、仕事に個性を発揮したり、実力を示せる人生期で、今週は知識やスキルがさえわたることにもなりやすいときです。
それ自体はよいことなのですが、そうであるほど、昔から「油断大敵」ともいわれているように、「好事魔多し」また「策士策におぼれる」といった体で、無責任になるとトラブルも発生しやすい今週です。
もっとも、今週は、かってに思い込んで進むと、世の中全般的にそうなりやすいときなので、面倒でも着実にひとつずつ誠意をもってこなしていくほうが、好結果につながりやすいときです。
One-Point ◆ 生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によっては、異性関係がにぎやかになることもありますが、誤解が生じやすいときなので、勘違いや事実誤認に気をつけるとよいでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、ご自身の見識や実力次第でもありますが、課題を抱える中にも、仕事や社会的な活動面において何かと多忙になったり、人気に恵まれやすくなるときです。
魚宮のみをみた場合、およそパーソナルな内面性を充実させていくというよりも、むしろ華々しく対外的に社会で活躍できる運勢期にありますので、周囲に配慮しつつも、思い切って遠慮なく個性や実力を発揮していくとよいでしょう。
ただし、全般的というか社会全体的なディレクションをみたときには、課題や対立が生じやすい時期なので、ちゃんと周囲の現実を確かめつつ、慎重さを期して自分を発揮されることは必要になります。
One-Point ◆ そういった注意点を除けば、かなりの「幸運期」で、自分らしさも、また魅力も発揮できてモテ期ともなります。それを活かすためにも、やはりどこかで謙虚さは必要になります。
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