宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年 5月31日アップ
今週は、7日に水星が蟹宮3度で逆行に転じます。
同様に、海王星も9日に魚宮7度で逆行に入ります。
その水星と海王星は三分(トライン=120度)です。
海王星は、また今週前半まで双子宮の太陽と矩(スクエア=90度)で、太陽は天秤宮の火星と三分(120度)です。
その火星は、山羊宮の冥王星を軸として、牡羊宮の天王星とT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
また、今週の中頃まで、蟹宮の木星を軸にして、天王星と天秤宮のケレスもT矩(90/90/180)です。
冥王星は、牡牛宮の金星と三分(120度)です。
一方、蠍宮の土星を頂点に、天王星と太陽を底辺にして、金星を尻尾としたヨッドカイト(150/150/30/30)が今週の一時期、形成されます。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは継続中です。
Point ◆ 4月下旬の天王星、木星、火星、冥王星の大十字(90度×4)は、今週、結果的に木星が抜けたカタチになることで、逆に、軍事や闘争や暴動といったトゲトゲしさが、現われやすいことになります。
今週中頃あたりがそのピークで、国際的には、軍部のTOPクラスがかかわって、現実的な衝突や対立や問題などの動きが起こらざるをえない星回りが読み取れます。
場合によっては、中国による軍事的な挑発にとどまらず、中国人民の暴動や軍事的対立なども考えられます。
一般的には、はやり恋愛関係など、男女問題のトラブルが現実化しやすい今週です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、男女関係に大きな変化か、場合によっては、良し悪しはともかく「トラブル」が生じて、自分自身の現実生活に影響を受けていくことが起こりやすい今週です。
もともと昨今は、プライベートな対人関係の変化や、異動や転勤や転職など、組織関係の変化が起こりやすい人生期の真っただ中にありますので、今週はそれが、異性関係や男女問題に現われやすくなるといえます。
また、そのような異性関係の変化が起こる起こらないにかかわらず、自分自身の理想像や目的とする方向性を根本からチェンジしていくなど、現実生活にもダイレクトな影響がおよびやすい今週になっています。
One-Point ◆ 「やる気」のあるなしにかかわらず、天秤宮また金星に強くかかわる象意を持つ方は「変化」、すなわち転換点を通過するときになっていきますので、意識を改めていくとよいでしょう。
蠍宮に象意を持つ人は、良いほうのディレクションのみを申し上げますと、今週中頃を中心に今週あたりは、社会的な地位の向上アップ、すなわち社会的な重要性のアップや出世が望めるときになります。
すでに部署や組織の頂点やTOPにある方は、さらなる飛躍や思わぬ栄達が望めますので、華々しくお祝いをするなど、豪華な祝典や、それに伴う嬉しい散財、もしくは副収入を見込めるときになるでしょう。
ただし「好事魔多し」の類いで、中には足を引っ張ろうとしたり、ねたみそねみを持つ人がいないとはかぎりませんので、その対応を傲慢にならずに、なるべく謙虚に行なわないと、一発で逆転、評価をさげることも起こりえます。
One-Point ◆ 基本、独立や自立を含めた、さらなる野心や野望が膨らむときになります。逆に、万が一、上述でない場合は、厳しい現実をなめることが起こりますが、あくまでもレアケースです。
射手宮に象意を持つ人は、良いディレクションのみを申し上げますと、今週中頃をメインに今週あたりは、これまでの人生サイクルの活動が実って、相応の評価を受けたり、成果として現実的に結実していくときになります。
もともと、生まれながらに仕事運や社会運をお持ちの方の場合、自分らしい高い社会的評価を得ることができたり、自分の個性や理想の自己像を発揮していくことが可能な今週になっています。
重要なのは、自分自身の真の精神意識(霊性)といった内面性で、もし傲慢になったり謙虚さを失ってしまった場合、一気に評価を下げてしまうことも起こりますので、そこは注意しておくとよいでしょう。
One-Point ◆ 逆に、上述でない場合は、これまでの人生サイクルの結果を思わぬカタチで受けとり、シビアな現実を目の当たりにしたり、理想とのギャップを体験せざるをえないときになります。
山羊宮に象意を持つ人は、良いとか悪いとかに関係なく、今週中頃をメインとして、自分の誤魔化すことのできない実状や実態を、自分自身のものとして拡大的に体験していくときになりそうです。
たとえていえば、「増幅器」のように、自分の現実のレベルや内容、さらには「運勢」までもが、そのまま今週のディレクションとして、増幅拡大されて、自分自身の身に降りかかってくるということです。
大十字(90度×4)崩れのディレクションを受けている昨今なので、高い見識や実力をもって、ここしかないといった絶妙な対処をしている方の場合、その成果が大きく実っていったり、ますます冴えわたって対処できるときになります。
One-Point ◆ 逆に、昨今の大十字(90度×4)崩れに翻弄されて混乱するレベルや現状の場合、自分でも気づかないまま、さらに拍車がかかって混迷や課題やトラブルが生じるかもしれません。
水瓶宮に象意を持つ人は、良いほうのディレクションのみを申し上げますと、今週中頃をメインに、これまでの人生の結実ともいえる名誉栄達や、社会的な立場や地位を得ていく可能性が高まるときになります。
だいたいは、自分らしい個性や才能を否応なく仕事や社会活動において発揮していくべきときになりますので、これまでの「業績」に併せて、それらが社会的な評価として実っていくときです。
ただし、重要なのは、自分らしい個性を発揮できる本物の精神意識(霊性)との兼ね合いで、その裏付けがなければ、いくらディレクションを得ても、内容のない空虚なものになっていくケースも捨てきれません。
One-Point ◆ 逆に、昨今の大十字(90度×4)崩れに翻弄されている場合、それが否応なく、誤魔化すことのできない現実となっていきますので、シビアな事態に直面することも起こりえます。
魚宮に象意を持つ人は、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって多少、異なってきますが、どちらかというと、神秘的な面を含めて、少なからず精神意識面の探求や研究をしていく今週になりそうです。
魚宮の前半に象意を持つ人をはじめとして、昨今は、いろいろと幻想や夢想を含めて思念や想いが大きく膨らんでいく人生期にありますので、今週は、そこに「なぜ?」といった知的解明や探究心が加わっていくことになりやすいでしょう。
それだけではなく、今週中頃をメインとして、たとえば「精神と現実」といった形而上世界と形而下世界の関係性などに、否応なく意識や関心を持たざるをえなくなっていくことも起こりそうです。
One-Point ◆ 分析して申し上げますとそういうことですが、もし上述によらず、漠然とした意識や感覚や感性のまま状況をとらえたり、ご判断をされた場合は、混乱してしまうことも起こるでしょう。
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