宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年 2月 8日アップ
今週は、19日の午前3時頃、太陽が魚宮に入宮します。
今週中頃まで、山羊宮の金星と冥王星は合(コンジャンクション=0度)で、牡羊宮の天王星を軸に、冥王星と蟹宮の木星とでT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
また、水瓶宮の太陽と逆行中の水星も合(0度)で、これに対しては、天秤宮の火星が三分(トライン=120度)をとり、蠍宮の土星が矩(スクエア=90度)をとります。
一方、太陽は魚宮の海王星とも合(0度)で、海王星は木星と三分(120度)です。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、まだまだ継続中です。
Point ◆ 今週も先週に引き続き、それぞれの立場で思い込みや自己主張が強まります。
それはいいのですが、頑固になりすぎると、周囲からの反発が強まりますので、妥協はともかく柔軟さを兼ね備えた対応を考えましょう。
人は、自分で体験しないと分からない世界もありますので、ロングスパンでの視点をもった対応をするとよいでしょう。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、初盤、中盤、終盤のどこに象意を持つかで、いくぶんなりとも今週の運勢は異なってくることになります。
初盤から中盤にかけて象意を持つ人は、内外ともに変化が起こりやすい人生期にありますので、TPOなど、個別の事例に合わせて、ケース・バイ・ケースで柔軟に対応していく見識や実力が試されますし、またそれが必要とされるときにあります。
天秤宮の終盤に象意を持つ人は、活力が高まる昨今で、アイデアや企画力をもって営業や交渉事などに、個性を発揮していけるときになります。
One-Point ◆ ただし、内面の情動は強まるとしても、恋愛や異性関係においては、どちらかといえば課題が多く、不向きなときなので、まずは誠実に応対することを心がけておくとよいでしょう。
蠍宮に象意を持つ人は、おおむね前半に象意を持つか、後半に象意を持つかで、少なからず今週の運勢が異なってくるときです。
前半に象意を持つ人は、前向きだったり、流れに任せて安易になり、楽観的な理想主義に出やすい昨今の人生期にありますので、それはよいとしても、恋愛をはじめ現実問題に対しては、たとえ想いが強まったとしても慎重な判断や分析が必要なときになります。
蠍宮の後半に象意を持つ人は、逆にシビアに物事をとらえていけるときですが、それゆえに発想の転換や行動の転換を模索していくべきときになります。
One-Point ◆ いずれにおいても、激しい情動を秘めたり、プライドを高く持つことはよいのですが、それが夜郎自大や尊大傲慢に出ると、トラブルは避けられないときなのでご注意ください。
射手宮に象意を持つ人は、初盤に象意を持つ人と、それ以外の中盤や終盤に象意を持つ人とでは、若干ながらも今週の運勢は異なってきます。
初盤に象意を持つ人は、よくいえばスピリチュアルな感性が高まって、「直観」が働くときになりますが、逆に、感性中心に「自我」や「思い込み」が独りよがりに強まらないように、客観性を備えるとよいでしょう。
中盤や終盤に象意を持つ人は、類似の傾向がないとはいえませんが、むしろ生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって、今週の運勢は個々それぞれに異なってきますので、他に持つ運勢サイン(宮)もご参照ください。
One-Point ◆ あえて何かをお伝えするとすれば、これまでの自分の人生の結実が否定されるようなことが今、仮に起きたとしても、むしろ自分(の信念)が試されている可能性が高いときです。
山羊宮に象意を持つ人は、自分の魅力が最高度ほどにも高まるときで、いわゆるモテ期や恋愛期で、そういった出来事が起きてもおかくしくはないときです。
もっとも、本質的にはチャラチャラできないタイプが多い山羊宮なので、逆に少なからず迷いや葛藤めいた戸惑いが生じたとしても、それはそれで山羊宮らしく、それが逆に、信頼感を高める結果にならないとはかぎりません。
それはともかく、とくに山羊宮の後半に象意を持つ人の場合、仕事が多忙になったり、企画やアイデアで勝負できたりと、実力を発揮していける今週になります。
One-Point ◆ 相手が異性とはかぎりませんが、運勢的には超セレブのような人との出会いがあってもおかしくないときで、内面の情動が高まり、レアケースでは一目ぼれすることもありそうです。
水瓶宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、多少なりとも今週の運勢は異なってくることになります。
前半、とくに初盤に象意を持つ人は、徐々に仕事での実力発揮のときを迎えつつありますので、いくぶん混迷する中にも、インテリジェンスをもって企画勝負やアイデアを練っていけるときになりそうです。
水瓶宮の後半に象意を持つ人にも、少なからず同様の傾向はあるのですが、むしろアイデア倒れにならないように、一つひとつ事実を確認しながら、現実的に進めていくかどうかで、結果は180度ほども異なってくることになります。
One-Point ◆ 単純にいえば、仕事運があっても調子に乗らないことで、思いつきやヒラメキ程度で衝動的に推し進めるのではなく、ちゃんと現実をとらえて地に足がついた企画にすることです。
魚宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、かなり運勢が異なってくる今週になります。
良いとか悪いということではなく、前半に象意を持つ人は、ビジョンの力が半端なく高まる人生期にありますので、今週は思い込んだら衝動的にも、前向きにも、また楽天的にも言動してしまいやすくなります。
魚宮の後半に象意を持つ人は、ごく一部の人を除いて、現実的に物事を見つめたり、また対処していかざるをえないときなので、実力のある人はともかく、感性的な人ほど葛藤を伴いやすいでしょう。
One-Point ◆ 後半に象意を持つ人は、それ以外には、さほど強いディレクションを受けていませんので、他に生まれ持つ運勢サイン(宮)や、ホロスコープ(出生天球図)次第になる今週です。
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