宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年11月16日アップ
今週は、22日の午後1時頃、太陽が射手宮に入宮します。
その太陽は、牡羊宮の天王星と三分(トライン=120度)で、魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)です。
蟹宮の木星は、山羊宮の金星と衝(オポジション=180度)で、蠍宮の水星と土星の合(コンジャンクション=0度)が調停(メディエーション=60/120/180)の座相を形成します。
一方、乙女宮の火星も、週の中頃以降は金星と三分(120度)をとり、調停(60/120/180)の座相に入ります。
冥王星と天王星の矩(90度)および土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、まだまだ継続中です。
Point ◆ 今週は、おおむね一般の良識を持ち、相応に経験を積んで過ごしている普通の人であれば、少々の課題やトラブルが起きても、冷静かつ客観的にも、また前向きに、大事に至らず判断して対処できます。
唯一の例外があるとすれば、「恋は盲目」というように、恋愛情動に流されて、いわば「色ボケ」した場合で、特に週の後半になるにつれて衝動に注意が必要になります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、天秤宮の初盤、中盤、終盤のどこにディレクション・ポイントを持つかで、少なからず今週の運勢は異なってくることになります。
初盤から中盤にかけて象意を持つ人は、人間関係の変化や仕事関係の変化が大きくなりやすい昨今の人生期にあって、今週前後は、良し悪しはともかく、特に、そういった「関係変化」が起こりやすくなっています。
判断の基本は、もはや古い人間関係や組織関係にこだわりすぎるよりも、新しい人生の展開を求めて、根本の精神意識面から自分の「新生」を目指して変革し、新しくスタートをしていったほうがよいときです。
One-Point ◆ 一方、中盤から終盤に象意を持つ人は、仕事など、これまでの社会活動の結果が出てくるときですが、もう一度、理想的な自分はどうあるべきかを見直していくとよいでしょう。
蠍宮に象意を持つ人は、全員とはいえませんが、今週は、もはや怖いものがないくらいに仕事をはじめとした判断や、打つ手が決まりやすいときにあります。
自分のレベルが未熟で「混乱」さえしなければという条件付きですが、よく現実を見据えることができますし、慎重かつ正確に、またビジョンを伴って前向きにもとらえて、精神的にも実際の活動においても的確に進んでいけるときです。
ただし、蠍宮の初盤に象意を持つ人のみ、念のためにですが、独りよがりな思い込みや事実誤認に陥らないように、意識して実利面や現実面をみて、なるべく判断していくようにするとよいでしょう。
One-Point ◆ いずれの蠍宮であっても、左の「今週の星の動きと傾向」の最後に書いたように、恋愛情動が激しすぎたり極端すぎて、「色ボケ」しなければ、よい関係を築いていけるときです。
射手宮に象意を持つ人は、射手宮の前半か後半か、どちらにディレクション・ポイントとなる象意を持つかで、少なからず今週の運勢は異なってきます。
射手宮の前半に象意を持つ人は、どちらかというとスピリチュアルなど精神意識面を含めて、新しいオリジナルな自分自身の個性を発見したり、また見出そうとしたりして、行動の範囲や分野を広げていけるときになります。
後半に象意を持つ人の今週また今月は、仕事面や社会活動面で活躍していけるときで、行動的にも積極的にもなりやすく、異性へのアプローチも含めて、精力的に実力を発揮していけるときになることでしょう。
One-Point ◆ いずれであっても、今週また昨今は、良し悪しはともかく、これまでの人生の結果が精神面にも、また社会的にも現われやすい時期なので、謙虚に自分の現実をみるべきときです。
山羊宮に象意を持つ人は、昨今はもともと良いパートナーに恵まれたり、ハイレベルな人との出会いや交流を得やすい人生期にあるときです。
そういった中で今週や今の時期は、自己意識が強まり、また自分の魅力や恋愛情動が高まりやすいときで、全員とはなりませんが、恋愛関係をはじめとして異性との関係が活発化したり動きが出やすくなるでしょう。
だいたいは、学校や職場などで少し年の離れた異性が対象になりやすいのですが、そうでない実務者や学究者などのような場合であっても、いずれにしても週末が近づくほど、チャンス・メイクが可能なときになります。
One-Point ◆ 山羊宮の方は大丈夫だと思いますが、念のために左の「今週の星の動きと傾向」の最後に書いたように「色ボケ」や、また頑なになって唯我独尊的にも陥らないようにご注意ください。
水瓶宮に象意を持つ人は、今週、ほとんど何もお届けする必要がないときです。
おおむね、ご自分の思うとおりに、ただ安易になりすぎないように注意して活動すればよく、たとえ小さなミスや失敗があったとしても、イージーになることなく「学習能力」を発揮して学んでいけばよいときだといえます。
ただし、多忙であったり、責任ある仕事や立場を任せられても、初心を失わずに、諸事、誠意を持って対応していくことが必要です。
One-Point ◆ 左の「今週の星の動きと傾向」の最後に書いたように、恋愛や異性への関心が高いのはよいとしても、過剰になりすぎて「色ボケ」までいかないように一応は注意しておきましょう。
魚宮に象意を持つ人は、先回と同じように今週も、魚宮の初盤か、中盤か、終盤のどこにディレクション・ポイントとなる象意を持つかで、多少なりとも運勢が異なってくるときになります。
初盤に象意を持つ人は、事情や状況はともかく、自分やその個性を仕事など社会的にも、また世間的に発揮して、自分らしいオリジナリティーを見出したり、また顕現できるときになります。
中盤前後に象意を持つ人は、自分を取り巻く現実を冷静に受け入れることができて、慎重にも、また前向きかつ楽天的にも進んでいけるときにありますので、混乱しないように注意して、一つひとつを分析的に判断し、個別に考えて対処していくとよいでしょう。
One-Point ◆ 魚宮の終盤に象意を持つ人は、自分の内面に意識をおいた歩みから、今後は仕事など社会活動に自意識や行動パターンを変えていくべき、方向転換のときに今はあります。
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