宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 9月21日アップ
今週は、23日朝6時頃に太陽が天秤宮に入宮します。
29日には水星が蠍宮に入宮です。
山羊宮の冥王星を軸に、牡羊宮の天王星と天秤宮の太陽がT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
週末になると太陽は、蟹宮の木星とも矩(スクエア=90度)をとりますが、大十字(グランド・クロス=90度×4)とまではいきません。
その木星は、蠍宮の金星と三分(トライン=120度)で、金星は獅子宮の火星と矩(スクエア=90度)です。
水星は、魚宮の海王星と三分(120度)をとり、週末を除いて蠍宮の土星も海王星と三分(120度)をとり続けます。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは継続中です。
Point ◆ シリア問題をはじめとして、収まりかけた対立は、まだ週末が近づいてくるほど予断を許しません。
身近な組織もそうですが、陰に陽にトップクラスの対立や駆け引き、早い話が「主導権争い」が繰り広げられます。
身近なところでは、恋愛問題や男女スキャンダルが、週末が近づくほど起こりやすくなります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、相変わらずの課題はあるものの、恋愛や男女問題を除いては、仕事や社会的に自分らしく個性を発揮して過ごせる今週です。
恋愛や異性関係にしか興味がないという方には、やや困った今週ともなりそうで、恋愛気分や恋愛感情を高めていくほど、そこには思わぬ落とし穴や、恋のさや当てなどが待っています。
さや当てなら、まだ誰かが意中の異性のハートを射止められるのですが、射止めた異性は見かけ倒し、理想とは勘違いの幻想で幻滅したり、最悪の場合はスキャンダルに発展しますので、「恋」もほどほどがよさそうな今週です。
One-Point ◆ 昨今の天秤宮は、人間関係の変化が起こりやすいディレクションの渦中にありますので、恋愛や異性関係も例外ではなく、今は出会いと別れが起こりやすい人生期にあります。
蠍宮に象意を持つ人は、今週は水星の入宮とともに、ドラゴンヘッドを含めて金星や土星と4つの星が集中し、また木星、火星、海王星とアスペクトをとり、多様です。
こういう時期は、一般的なディレクションはありますが、自分自身が生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって多種多彩にディレクションが異なってきますので、不特定多数の方々に対するこの場では特定できない今週です。
それでも、恋愛異性運によほどの課題がある人を除いては、今週は「個性」や「魅力」がアップして、恋愛感情や性愛衝動も高まりやすく、スリルや緊張感の中にも異性関係が楽しめそうです。
One-Point ◆ ただし、ほどほどの節度をもった慎重さが必要なときで、イケイケややりっぱになると、週末が近づくほど、異性トラブルや恋愛スキャンダルが起こりやすいのでご注意ください。
射手宮に象意を持つ人は、これまでに、さまざまに行なってきたことの結果が現われやすく、着実な努力を続けてきた人は、それが報われたり、何らかのカタチになり、それなりにやってきた人は、それなりの結果に報われる今週です。
ある意味、そういった過去の努力や行ないが問われるときなので、今週の現状や出来事をみて、良し悪しはともかく、正しい評価を素直に、必要であれば反省(学習)を含めて行なうとよいでしょう。
ただし、恋愛問題は「男女の仲は水もの」といわれることがあるように別で、努力したからといって報われるとはかぎりませんし、報われたと思っても、とんでもない勘違いで「スカ」だったということも起こりえる今週末です。
One-Point ◆ 人によって異なるのですが、仕事運の「閑古鳥」状態ともなりがちな昨今ですが、それでもポテンシャルのある人ほど、一発大逆転の結果や活躍が可能な時期にあるときです。
山羊宮に象意を持つ人は、例によっていろいろとありますが、今週は対人関係や異性関係を含めて、実際の交流やネットも含めたコミュニケーションが活発になったり、なにかと活性化していけるときです。
どちらかというと孤独な時間を好んだり、孤高の生き方をしやすい人が多い山羊宮ですが、昨今の人生期また今週は、積極的に人との出会いや関係を求めていくと実りがあり、よい人生勉強になります。
もともとレベルの高い人との出会いや関係を持ちやすい昨今の人生期ですし、そのうえに今週は、異性関係も期待できるとあっては、結果はともかく、動いてみない手はなさそうです。
One-Point ◆ ただ、あまり好みとは合わない実のない上っ面の交流やコミュニケーションも起こりえますが、その辺は期待しすぎずに、何か一つでも学べればいいくらいの気持ちが良さそうです。
水瓶宮に象意を持つ人は、どうこうよりも単純に一言でいって今週は、「仕事の好調期」です。
もし、今週、「そうでもない、あまり仕事が入らないし、忙しくもない」という方がいれば、よほど「仕事運」をお持ちでないか、水瓶宮生まれ(太陽)やASC(上昇点)をお持ちだとしても、水瓶宮の象意は強くないかもしれません。
ただ、いずれであっても今週や今のときは、これまでの行動パターンや生き方、また、その方向性や意志を、自分の意識に添わなくても「仕事」や「社会活動」に向けて、変えていくべきときになっています。
One-Point ◆ 自分の能力や個性も充分に発揮できる今週で、ディレクションを最大限に活かそうとするのであれば、プライベートに縮こまるよりも、対外的な活動や仕事をメインにすべきでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、コミュニケーションや情報収集はもちろん、意識や関心が時間や空間を超えて、果てしなく広がっていく昨今や今週です。
単なる空想といった世界に留まらず、ちゃんと地に足が着いた現実認識をもって行なえるのが、今の時期の良いところで、意識するほど、どこまでが「理想」で、どこまでが「現実」か、その両方をしっかりと踏まえつつ、うまく進めるときにあります。
さらに、「空想」や「ビジョン」をいくらでも膨らませたり、「直観力」を働かせることができる昨今ですし、同時にまた、しっかりと「現実」を見据えて把握しつつ、前向きかつ発展的にビジネス展開ができる昨今また今週になっています。
One-Point ◆ ある程度、意識や考えを明確にしないと、幅が広いので逆に混乱もしやすいのですが、今週は「論理思考」や「交流」が可能なので、そこからコツやヒントをつかむとよいでしょう。
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