宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.320 / 2013.06.17 〜 06.30

●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 6月15日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、21日の14時頃に太陽が蟹宮に入宮します。
26日には木星が蟹宮に入宮です。
同じく26日に、蟹宮23度で水星が逆行に転じます。
その翌々日の28日、金星が獅子宮に入宮します。
太陽と木星を頂点に、蠍宮の土星と魚宮の海王星が大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成し、さらに山羊宮の冥王星を尻尾としたトライン・カイト(60・60・120・120)が形成されます。
今週前半まで、水星と金星は合(コンジャンクション=0度)です。
冥王星と牡羊宮の天王星の矩(スクエア=90度)や、土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、まだまだ継続します。
Point ◆ 今週は、良くも悪くも動きが大きく、何事も両極端に出やすいことでしょう。
昨年2012年10月、「組織運営変革の深化」のディレクションが正式にはじまりましたので、その影響が出やすい昨今です。
例えば、トップクラスの交代や人事などの「変革」や、レベルが低いトップクラスの場合は、不祥事を起こしやすい時期です。
週末は、一転、恋愛や愛情問題に注意するとよいでしょう。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、基本、勘違いや思い込みには注意が必要ですが、仕事運や社会活動運の好調期に入ります。
早い人は、すでに入っているのですが、それは同時に、良し悪しはともかく、内面の精神的にも、対外的な人間関係においても、変化が大きい人生期にありますので、自分が本物かどうか真価が問われるときになります。
これは避けることができないものなので、現実から目をそらすことなく、また安易な期待や、根拠のない願望を持ち過ぎず、着実に対処していくとよいでしょう。

One-Point ◆ 恋愛や情愛関係においても同様で、今週まではともかく、天秤宮の最後に象意を持つ人を除いて、人によっては週末になるほど、破局など、なにか進みづらいことが起こりそうです。

《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人ほど特にそうですが、基本、人生のピークが来たような仕事での活躍や、社会的な活躍が可能になっていく今週や来週です。
仮に、何か問題やトラブルが起きたとしても、我知らずとも普段よりも前向きにとらえてしまったり、楽天的に対応したり、流れに任せて希望的に生きていくなど、あまり気にしにくくなっていく時期のはじまりです。
場合によっては、そういった悲観と楽観とが並存したり、夢や希望とシビアな現実認識とが自分の中で混在する時期でもありますが、それは、自分の見識や真価が問われていたり、試されているときだととらえてみるとよいでしょう。

One-Point ◆ 実際、現在の人生期は個々人によって正反対にも大きく異なって現われやすいときです。もし、今が「不遇」だという方の場合は、自分の「真実度」を見直していくとよい人生期です。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、不思議系やスピ系に意識が向きやすい昨今の人生期にあって、良し悪しはともかく、それが本物かどうか、真価が問われやすい今週や昨今になっています。
そういった形而上的な意識が、「妄想」化したり「肥大」化していくことも、また逆に「現実」化したり「着地」化していくことも、双方ともに可能なディレクションの時期で、どちらにも両極端に進むことがある今週や昨今です。
視野や見識が狭い人ほど注意が必要で、どちらか一方に偏ることなく、両方を正しく見据えて判断していくことで、頂点に立つことも可能になっています。

One-Point ◆ 「そのためにも」といってもよいのですが、今週また今月は、いずれにしてもこれまでの意識や行動パターンを、仕事や社会活動モードに変えていくとよいディレクションのときです。

《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、初盤や中盤に象意を持つ人をはじめとして、今週あたりから、ほぼ最高度に星のパワーやディレクションを受けていく時期に入ります。
基本、「自己変革」の人生期にあることに変わりはないのですが、今週以降は特に「人間関係」の発展や進展、また精神意識レベルや社会的な立場の高い人との出会いや関係によって、自己啓発されていくことが起こりやすくなります。
ほぼ最高度に星のパワーやディレクションを受けていく以上、恋愛関係や愛情関係も含めて、それらがとんでもなく勘違いに走ったり、逆に誠実で堅い絆を結んでいくことにも、両極端の可能性が強まりますので、絶妙なバランス感覚が必要です。

One-Point ◆ 視野が広く、人間の精神や社会に対する見識が高い人の場合は、そのようなバランス感覚を発揮して、星のパワーやディレクションを最高度に活用していけるときになります。

《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、おおむね3つほどのディレクションを同時並行的に受けているときなので、一つひとつ認識して対処していくとよいでしょう。
1つめは、良くも悪くもこれまでの人生の結果を受け取りやすい人生期にあることで、それが自分の思いと異なる状況であっても、客観的にみて対処していくことです。
2つめは、今週また昨今は、社会状況が大きく変化したり、さまざまに両極端にも動きやすい変革の深化期にあるときですが、案外と自分とは関係のないところで起きているものの、今週以降、仕事に直接かかわって多忙になりやすいことです。

One-Point ◆ 3つめは、それらがどんな状況であったとしても、今週からは、個人的にもまた社会的にも、将来を見据えて、必要となるトップ・スキルを深めたり、習得していくとよいことです。

《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、今週あたりから昨今に受けているディレクションが急速に回りだしていくときなので、自身の「想い」と客観的な「現実」の両方を見極めながら、対処していくとよいときになります。
どれが現実を差し置いた自分の「想い」なのか、そして、どれが無視したり誤魔化せない「現実」の状況なのか、一つひとつを個別的に判断して、対処法を見出していくことが現在のディレクションを最大限に活かせることにつながっていきます。
もっとも、精神意識や見識のレベルが高い人の場合は、しぜんとそういった判断をしていくので問題は少ないのですが、「夢子さん」の場合は、それはそれで「楽しい」としても、ときに手痛い現実に直面することが起きやすいときです。

One-Point ◆ ただし、魚宮に象意を持つ人の強みは、「私欲」が少なく「無私」の精神を体現して恬(てん)としている場合、ディレクションを超えて直感的に最善の道を選んでしまうことがあります。



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