宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 4月22日アップ
今週は、5月2日に水星が牡牛宮に入宮します。
今週は、蠍宮の土星を頂点に、魚宮の海王星、蟹宮のケレスの大三角(グランド・トライン=120度×3)に、牡牛宮の太陽と火星を尻尾としたトライン・カイトが形成されます。
この太陽と火星は、山羊宮の冥王星と三分(トライン=120度)で、海王星を除いて神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60・120・60・120)が形成されることになります。
週末には、水星もこれらに加わります。
その冥王星とケレスに対して、牡羊宮の天王星を軸としたTスクエア(90・90・180)が形成されます。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは変わりません。
Point ◆ 週が進めば、恋愛や結婚の話題は次第に下火になっていきますが、テロを含めた事件や事故は起こりやすくなりますし、特に子どもなど若い人と、正反対に高齢者がかかわりやすくなりますので注意が必要です。
場合によっては、指導者クラスの事故や暗殺テロなどの可能性も、ないとはいえない暗示があります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、何が起きてもおかしくはない星まわりですが、やはり最大のハイライトは「ハネムーン」つまりは蜜月状態です。
もちろん、全員がそうなるというわけではなく、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって異なりますが、結婚するしないはともかく、それによっては確実に親密な異性と深い関係になるときです。
一方で、異性がかかわるか、かかわらないかにかかわらず、天秤宮に象意を持つ人のうち大半の人にとっては、人間関係や組織関係が大きく変化していくことになりやすい人生期にあることには、変わらない時期です。
One-Point ◆ 結局のところ、異性関係の結末が訪れやすいときになりますので、蜜月状態とともに、男女を問わず一方では、破局や離婚など別れも起こりやすい今週また昨今になります。
蠍宮に象意を持つ人は、今週の星のディレクションを一身に受けているといってもいいときです。蠍宮生まれ(太陽)や蠍宮がASC(上昇点)以外の方で、今週、変わらざるをえない方向転換をせざるをえないという方は、高い確率で蠍宮をディレクション・ポイントに持つ可能性が出てきます。
おおむね、これまでの自分の方針や行動パターンをチェンジしていかざるをえないときで、それは必ずしも「悪い」こととはいえません。
「変わりたくない」という方にとっては、「悪い」ことのように思えるかもしれませんが、むしろ生き方や方向性をチェンジしていくことによって、仕事などの社会活動の運勢期に入っていくことになるからです。
One-Point ◆ 結局のところ、これまでの立場や過去にこだわらないほうがよく、むしろ将来の仕事や活動を考えて、積極的に変わっていったほうが、星のディレクションと共鳴して運勢に乗れます。
射手宮に象意を持つ人は、今週は、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)次第によって、仕事運をはじめとしたディレクションが大きく異なってくるときです。
もともと、仕事運や社会活動運を生まれ持つ人は、自分らしいスキルや能力を持つ人ほどそれらを最大限に発揮して、大きな結果を挙げていくことが不可能ではない今週や昨今になります。
その一方で、このディレクションが予断は許さないのは、目的のために違法な手段を用いると、まったく正反対にどん底に落ちることもありますので、堂々と正攻法で進んでいくほうが、結果は別として、良いときです。
One-Point ◆違法な手段を講じてどん底に落ちた場合、立ち直るのには時間がかかりますが、正々堂々と本物勝負で進んでいくのであれば、どん底からの一発大逆転が可能だからです。
山羊宮に象意を持つ人は、先ごろ(先週)までは、どちらかといえば気分が落ち込んだり、自分の世界や孤独に浸りやすくなるなど、自分の精神面を考えざるをえない期間にありましたが、今週は打って変わって漸次、活性化していくことになります。
それは、ここ数年来、多くの山羊宮に象意を持つ人が受けている「自己変革」のディレクションを促進していくことになりますので、変わることにやぶさかであってはならないときになります。
中には、今週のディレクションを受けて、いよいよ今後、数年間におよぶ「自己変革」の人生期に本格的に入っていくことになる方も出てくることでしょう。
One-Point ◆ いずれにしても、自分らしい個性を見出したり、自己理想像を描いて、積極果敢に正々堂々と進むとよいときで、先週までの思いや感情を、さっさと切り替えていきましょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、一見、かなり複雑なディレクションを受ける今週また昨今になりますので、ある意味、自分が本物かどうか「見識」や「力量」また「人徳」を問われることになります。
かといって運勢が来ていないのではなく、逆に仕事運や社会活動運が好調な人生期にあるのですが、同時に、自分自身の意識や考えや行動パターンを一から出直すべきときにあるということです。
そこに見識が問われていくのですが、結論を書けば、仕事運というのは「社会的使命」や「責任感」と同義なので、そのような社会的な精神意識を持つことが問われていく今週また昨今になります。
One-Point ◆ 逆にもし、天狗や権力主義や傲慢に陥り、自分中心の考え方をするようになると、一気に大問題が発生して、最悪、どん底に落ちるなど、深く人生を考えざるをえなくなる今週です。
魚宮に象意を持つ人は、昨今のディレクションを受けて、自分の「見識」や「実力」のレベル次第によって、正反対の状況を招くことになる(複雑な)運勢のときにある人生期にあるといえます。
経験や見識が浅い場合は、だいたいは自分の「理想」や「ビジョン」と、今ある「現状」や「現実」を正しく把握することができにくくなり、判断ができなかったり、両者のバランスをとりにくいために、動きづらくなることが起こりそうです。
しかし、今週は、それが意外な効果を生んで、新たな真実を発見することにつながったり、人間関係やコミュニケーションが活発化していくことになって、結果、強い絆が生まれたり、パートナーシップが深まっていく人も多く出てくることでしょう。
One-Point ◆ もちろん、もともと見識や実力レベルが高い方の場合も同様で、それに倍加する信頼の絆が生まれたり、パートナーシップを築いていくことになる今週、また昨今になります。
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