宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 3月23日アップ
今週は、星の宮移動はありません。
今週は、牡羊宮で太陽、金星、天王星、火星の複合(四重)合(マルチプル・コンジャンクション=0度)から三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0度)絡みの連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)が形成されます。
そのうち、天王星を機軸に順次、双子宮の木星を底辺に、蠍宮の土星を頂点とするYOD(ヨッド=60・150・150)を形成します。
また、その土星は、ミューチュアル・リセプションをとる山羊宮の冥王星と底辺をなし、木星を頂点とするYOD(60・150・150)を形成します。
一方、冥王星は、先の天王星を機軸とする連続合(0度)と週末近くまで複合矩(スクエア=90度)をとります。
魚宮の海王星は週を通じて、水星は週末近くまで、土星と三分(トライン=0度)です。
Point ◆ 今週の星のディレクションは、先の「今週の運勢1」にも書いたように、「自家撞着」に陥りやすく、「戦時体制」や「軍拡」を推し進めながらも、動きづらい状態をもたらすことになります。
今は、軍備増強や一触即発の星周りにあるのですが、一言でいえば、万事、土星がうまい具合に効いているので、動きづらくなっているということでです。
この一時をみても、土星を「大凶星」と一方的に決め付ける占断は、現実に沿いません。
今週は、「恋愛」や「結婚」が新展開するときで、何らかの「結末」や「ゴールイン」をもたらすときになります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、これまでの異性関係が、何らかの「結果」を迎えるときで、その内容は、個々人のホロスコープ(出生天球図)と相性によって異なってきますが、それが「破局」か「ゴールイン(婚約や結婚)」か、いずれかを体験することになりやすいときです。
それによって、過去の人間関係の一部が切れて、新しい人間関係が結ばれていきますし、さらには退職や転居などによって、組織関係も大きく変わっていくことにもなる今週です。
天秤宮のみをみれば、これ以上でも、これ以下でもないときなので、その他の運勢は、天秤宮の他に持つ運勢サイン(宮)のディレクションをご参照ください。
One-Point ◆ 最低でも2つ、多ければ4つの運勢サイン(宮)の影響を、誰もが受けています。その中で、天秤宮の影響や共鳴関係の強い人が、上述のディレクションを受けることになります。
蠍宮に象意を持つ人は、上の天秤宮に象意を持つ人のディレクションに類似して、異性関係の新たな展開を受けて、自分自身の「組織運営変革の深化」が否応なく進んでいくことになる今週です。
結果、人間社会や組織社会の現実を目の当たりにして、その「仕組み」や「在り方」を学び、把握していくことになります。
それが一概に「悪い」ことではないのは、そのような「現実」を知ることによって、逆に、夢やビジョンをもって、さらに前向きに進んでいけることです。
One-Point ◆ 中には、「自立」や「独立」などを視野に考えたり、自分が「TOP」に立っていくことを目指していくなど、逆にファイトを燃やされた方も多くなりますので、結果オーライともいえます。
射手宮に象意を持つ人は、幾分、自分の好みや感性とは異なるにしても、個性や才能のある異性との関係や、何かの分野で「トップクラス」や「実力」のあるハイレベルな人物とのパートナーシップが強まりやすいときです。
ただ、いずれにしても、自分の霊性や実体の反映になりますので、極端に好き嫌いが強かったり、「こだわる」情動が頑なすぎたりする場合、そのチャンスや可能性はトーンダウンしていきます。
今の人生期は、無意識のうちにもスピ系や感性的になりやすいときで、その分、良し悪しに関係なく「勘違い」もしやすいので注意が必要ですが、ただし今の時期においては、比較的とはいえ現実的にとらえやすくなっています。
One-Point ◆ 単純にいえば、現実を無視して自分の「好み」や「情動」のみに走った場合、パートナーシップの運勢は半減します。逆に客観的な「見識」によった場合は恵まれるということです。
山羊宮に象意を持つ人は、少し難しい表現になりますが、自分の「意志」と、無意識に近い自分の「精神意識の深層世界」を、どこまで上手にコントロールできる「見識」を持っているかによって、今週の運勢は大きく異なってきます。
もう少し分かりやすくいえば、昨今や今月は、一見、「独りの世界」に閉じこもったり「パワーダウン」しやすいときですが、それを「新しい自分」に変わってスタートしていける成長のときだと「見識」をもって、前向きにとらえていける判断ができるかどうかで運勢は異なってくるということです。
人によっては、異性関係がヘタな自分や、モテない自分に落ち込むことがあるかもしれませんが、逆に、そういったことを認識できることが、新たなチャンスや自分づくりにつながっていくということです。
One-Point ◆ 山羊宮に象意を持つ人は、自分の「未熟」さや「まだまだ」を認識できることが、逆に、「本物になれる」ことを意味するのだと、逆転の発想や見識を身につけると「運」が開けます。
水瓶宮に象意を持つ人は、男女関係でいえば、モテているのかモテていないのか、自分自身でいえば、「自己意識」があるのかないのか、あやふやながらも、あまり意に介さずに、仕事や社会活動を安易にも、またお気楽にも進めていくことになる今週だといえそうです。
責任ある位置や立場を与えられたり、仕事が多忙になったりしやすい昨今のディレクションにあるからこそ、逆に、安易にも、またお気楽にもなり、「自家撞着」を生むような昨今の運勢期です。
そのことが良いとか悪いとかはともかくとして、昨今の人生期は、本物かどうか、「自分自身」が問われていることは知っておくべきでしょう。
One-Point ◆ 「努力」は必要ですが、「必死」になることで「結果」が伴うかは別問題です。また「成り行き任せ」が悪いとまではいいませんが、それだけで「結果」が伴うともかぎらないことです。
魚宮に象意を持つ人は、自分自身の言動による「実体面」と、無意識に近い「精神意識面」の在り方が、今週は「結果」となって現実化しやすいときで、その現実を把握しながら、夢やビジョンや、果てしなく「想い」が広がっていくときです。
そのような自分を取り巻く「現実」はもちろん、昨今の国際情勢や社会変化の在り方がまた、自分の無意識に近い「精神意識面」に影響を与えて、霊性や人格面といった内面性を広めたり、深めていくことになる今週です。
場合によっては、自分自身の在り方と、会社組織とのかかわり方に、課題や懸案事項を抱えやすい人生期にありますが、むしろそれゆえにこそ「精神意識面」のレベルアップが図れる昨今となっています。
One-Point ◆ 現実を見つめつつも、深刻になりすぎることなく前向きにとらえて、「精神意識面」の充実を図っていける昨今にあることが、今後の人生を豊かに導く「基盤」になっていくときです。
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