宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 1月26日アップ
今週は、2月2日に金星と火星がそれぞれ水瓶宮と魚宮に入宮します。
5日から6日に変わる頃に、水星が魚宮に入宮します。
先立つ1月30日、木星は双子宮6度で順行に戻り、参考ながらケレスも4日に同19度で順行に戻ります。
今週はほぼ、水星、火星、海王星は三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0)で、木星とは矩(スクエア=90度)をとります。
その木星は水瓶宮入りした金星と三分(トライン=120度)をとり、太陽は週を通じて、水星は週の中頃のみ、蠍宮の土星と矩(90度)です。
山羊宮の冥王星と牡羊宮の天王星の矩(90度)や、土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、まだまだ続きます。
Point ◆ 今週は、指導者や権力者にとっては、思うようにいきづらく、真価が問われる「試練」含みのときになりそうです。
全員ではありませんが、一般的には片思いも含めて「恋愛関係」が進展しやすいときです。
いずれの立場であっても、正しく現実を把握しないと、思い込みや勘違いに陥りやすいときでもあります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人をはじめとして、今週は「恋愛運」や「愛情運」に恵まれて、好調なときになります。
また、自分の個性を発揮しやすいときなので、何事も前向きにとらえたり、意中の異性や周囲の人たちとの良い関係をとっていける楽しげな今週になりそうです。
その一方で、今の人生期は相変わらず、人間関系の変化や組織関係の変化が起こりやすい時期が続いていますので、できれば本物の精神意識を備えた自分自身に意識変革ができる方向で心掛けていくと、なおベストです。
One-Point ◆ 確かに今週は「恋愛愛情運」が良く、異性を含めた新たな出会いも生まれやすいときですが、自分の意識レベルが低いと、極論すれば結果、単なるアソビで終わることになります。
蠍宮に象意を持つ人は、今週は焦らずに客観的かつ冷静に周囲の「模様眺め」をしつつ、一休みでもしながら再起を図る準備をしていくとよいときです。
過去を取り戻そうと思っても、すでに時代は進んでいますし、起きたことを変えようとしても徒労が多いので、過去は過去として、むしろ未来に向けた新たなスタートを切る方向で考えていくほうが、将来性があります。
幸い、大半の人が昨今は、自分を取り巻く現実を見抜きやすい時期にありますので、「意識」や「考え」や気持ちまでも、現状や将来にふさわしく切り替えて進んだほうが、うまくいきやすくなります。
One-Point ◆ 今は自分を取り巻く現状を見極め、「意識」や「考え」や「気持ち」など、内面性を切り替え、「一休み」をしつつ準備をしてから、行動に移したほうが、焦るよりはよいということです。
射手宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人ほど異性を含めた人間関係が活発になったり、レベルの高い人とかかわりやすいディレクションのときになります。
ただし、無条件でということではなく、今週また2月は、自分自身の「意識」や「言動」を改めるなり、新たな意識のもと、充実させていかないとスムーズにとはいかず、課題が生まれやすいかもしれません。
逆にいえば、対人関係や周囲からの援助に恵まれるようにしていくには、自分勝手というのではなく、自身の内面性や意識を根本的に見直していくことが必要なときになっていきます。
One-Point ◆ それは「イヤだ、自分の好きにやりたい!」というのであれば、「お好きにどうぞ」と申し上げるほかないので、トコトンまで行って、自覚してから再スタートするのも悪くはないでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、多くの人にとって昨今は「自己変革」が必要な人生期にあることに変わりはないのですが、今週はそれを実感していくのもよさそうです。
というか、「自己変革」の人生期に変わりはないものの、今週の運勢変化はむしろ他に持つ運勢サインのほうが強く現われやすいので、「自己変革」をベースにしながらも、そちらの運勢サイン(宮)もご参照されたほうがよいということです。
山羊宮のみをみれば、そういうことであって、昨今の「自己変革」のディレクションが純粋に際立ちやすくなっているということです。
One-Point ◆ ご参考に書いておきますと、昨今の「自己変革」は内面性に強くかかわって生じますので、自分の「世界」に頑なにこもりすぎると、問題がさまざまに表面化することになっていきます。
水瓶宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、先週以上にディレクションが異なってきます。
前半に象意を持つ人は、魅力が高まって、「恋愛運」や「愛情運」に恵まれたり、多くの場合、安易というか物事を楽観的にとらえていけるときになります。
一方、後半に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、意欲が高まって活動的になりがちなのですが、ともすれば衝動的な言動に出たり、思い付きに走りやすい傾向が出ますので、しっかりと地に足をつけた現実的判断をしていくことが必要です。
One-Point ◆ いずれにしても多くの場合、責任ある立場を与えられたり、仕事が増えて多忙になるなど、社会的な活躍期でもありますので、無責任にならず、誠意をもった対応が必要なときです。
魚宮に象意を持つ人は、とくに前半に象意を持つ人をはじめとして、良し悪しはともかく意欲的になり活力がアップしてきますので、未熟な人ほど、今週は絶妙なバランス感覚が必要になってきます。
逆に、実力や見識があって状況判断ができ、冷静に自分自身をコントロールして対応していける人であれば、それはむしろ夢やビジョンの現実化を進められるときになります。
今後は漸次、魚宮に星のディレクションが集中していきますので、それらをどのようにバランスよく対処していける内面性を持っているかで、今後の「運勢」が左右されていくことになります。
One-Point ◆ 星のディレクションは「ディレクション」です。それによって運に恵まれるときもありますが、活かすのは自分次第の時期もあって、今週また2月は、後者の傾向が強いときになります。
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