宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢2 天秤宮〜魚宮 | バックナンバー > No.296
●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年12月29日アップ
今週は、大晦日31日に水星が山羊宮に入宮します。
1月9日には金星も山羊宮に入宮です。
ほぼ今週いっぱいまで、双子宮の木星を頂点にした蠍宮の土星と山羊宮の冥王星のミューチュアル・リセプションを底辺とするYOD(ヨッド=60・150・150)は続きます。
週の中頃には水星が、週末には金星が、それぞれ冥王星と合(コンジャンクション=0度)をとって加わります。
この冥王星は牡羊宮の天王星と矩(スクエア=90度)で、他にも木星と魚宮の海王星、土星と水瓶宮の火星も、それぞれ矩(90度)です。
火星と天王星は今週、また今月はミューチュアル・リセプションです。
Point ◆ 今週は、「変革の深化」のピークをうながす3つの星すべてが矩(90度)を持ちます。
そのため、異なる立場の人々による「変革」に対する批判や反発が高まりそうです。
場合によっては、「軍事的」な脅しや「暴力的」な威嚇や攻撃もありえますが、進むべき「変革」は、否応なく進んでいかざるをえないときです。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人にとって、12月から1月初めにかけての「変革の深化」の最初のピークは、否応なく「海外」や「精神世界」への意識や関与が進まざるをえないときになります。
それに関して何らかの行動をとることになりますが、それは課題やトラブルを抱えるゆえのアクションだったり、逆にそのような言動によって問題が明らかにならないともいえないときです。
いずれにしても昨今は、対外的に華々しく活躍するというよりも、むしろ自分の精神意識世界など内面性にポイントを置いて充実させていくとよい時期です。
One-Point ◆ 天秤宮のみをみた場合そのようなことがいえます。ただ、課題やトラブルや問題が生じることが一概にすべて悪いこととはいえませんので、広い視野からご対処ください。
蠍宮に象意を持つ人にとって、この12月から1月初めにかけての「組織運営変革の深化」の最初のピークは、否応なく身近な「パートナー」やステディーな間柄の異性への関与が進まざるをえないときだといえます。
それはまた、自分のとった言動が、良し悪しはともかく自分自身への「影響」となって返ってきやすいことを意味しています。
だいたいは、何らかの問題が生じたゆえに否応なくそうせざるをえないのですが、今週は、そうしたからといって問題にケリがついたともいえないときになります。
One-Point ◆ どちらかといえば昨今は対外的に華々しく活躍するというよりも、自らの内面性を見直して充実すべき時期にありますので、逆にいえば問題を「糧」にできるときだといえるでしょう。
射手宮に象意を持つ人は、自身の「精神意識」や、「実体」の在り方が、昨今の対人関係を決定し、それが今の自分の運勢や言動となって表出していかざるをえないときです。
ちょうど「自分であって自分ではないが、やはり自分である」といったように、周囲の「シナリオ」に影響されて動き、自分の言動が規定されやすく、良くも悪くも「運勢」となって現われていかざるをえないでしょう。
それがどんな内容であろうと、新しい自分自身に変わり、将来の社会的な活躍のための「自分づくり」や「転換点」と呼べるものになっていく時期です。
One-Point ◆ 多くの場合そうですが、対外的に課題や問題があることによって「必要」が生じ、自己変革が進んでいくものです。そういった感のある昨今なので、それも「よし」とすべきでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、仕事や組織の状況や「自己変革」を行う必要性に応じて、より完璧な自分づくりを目指して、「スキルアップ」や「能力アップ」をしていかざるをえないときです。
12月から1月初めの「組織運営変革の深化」のピークのディレクションは、多くの場合、そのような方向に向かわざるをえないことになるでしょう。
しかし、長い目や人生期のスパンでみたとき、自分とは異なる立場や考えを持ついろんな人の「意見」や「自由」をも広く認めていける意識を持つべきときにあることに、気づく必要がありそうです。
One-Point ◆ 自分の立場や考えのみにこだわり、我知らずとも相手の立場や考えを無視してしまうと、仕事や組織の根本に関わる重大問題が生じる人生期にありますので、ご注意ください。
水瓶宮に象意を持つ人は、過去とは異なる新しい自分自身に変わって、個性やオリジナリティーを発揮しつつ、果敢に進んでいける今週また今月です。
とはいえ、問題や課題がないというよりも、あちこちにあるというのが実状で、それでも自我を変革して、前進することができるかが問われているともいえます。
今週、「変革の深化」のディレクションに拍車をかけ、進展させていくのは、水瓶宮に象意を持つ人の言動やアクションが大きいでしょう。
One-Point ◆ 幾分なりとも楽観的また安易にも過ごしやすい昨今ですが、それでも仕事や社会的に活躍できたり、多忙だったりする人生期に今はありますので、「謙虚」が重要な昨今です。
魚宮に象意を持つ人にとって、この12月から1月初めにかけての「組織運営変革の深化」の最初のピークは、否応なく「自分自身」の「精神意識面」に注目せざるをえないときになりそうです。
自分自身を取り巻く現実や、組織運営の実状によってそうなりやすく、自分が思い描く「理想」や「ビジョン」との乖離を意識していかざるをえないかもしれません。
とはいえ、大きく見れば今は、社会的な活動期の人生期にありますので、このような乖離を意識して精神意識世界を昇華していくほど、後日のいっそうの社会的な活躍が可能となっていきます。
One-Point ◆ 魚宮のみをみれば「変革の深化」のピークは、そういうディレクションになります。他に持つ運勢サイン(宮)によっても、内実は変わってきますので、他も併せてご参照ください。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2012 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.