宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年11月03日アップ
今週は、逆行する水星が14日に蠍宮に戻ります。
17日には火星が山羊宮に入宮です。
今週も蟹宮のケレス、蠍宮の土星、魚宮の海王星の大三角(グランド・トライン=120度×3)に、山羊宮の冥王星を尻尾としたトライン・カイト(60・60・120・120)が継続します。
その冥王星とケレスは、牡羊宮の天王星を軸としたTスクエア(90・90・180)を形成。
その天王星は水星と、双子宮を逆行中の木星は天秤宮の金星と、それぞれに三分(120度)をとります。
水星と海王星は矩(90度)です。
土星と冥王星に加え、水星と木星も14日までミューチュアル・リセプションをとります。
Point ◆ 「組織運営変革の深化」が始まったものの、動きそうで今一つ動かないのは、やはり蟹宮のケレスが「ど〜ん」と3つのアスペクト・パターンに関わっているため。
ちょうど弓を満月のように引き絞った状態なので、動き出すときは一気呵成に動き出します。
今週は、先週までとは打って変わって、人によってはラブロマンスが期待できるときです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、周囲の喧騒をよそに、今週はラブロマンスが期待できたり、ラッキーなことが起こるか、あるい意味「自由」を得ていくときです。
何か困ったことが起きても、だいたいは誰かから手助けや援助を受けることになりやすいときなのですが、贅沢や怠惰になり過ぎないように一応は注意が必要です。
これら以外の今週の運勢については、天秤宮以外に持たれている他のご自身の運勢サイン(宮)をご参考にされてください。
One-Point ◆ 天秤宮の初盤から中盤にかけて象意を持つ人は、仕事などの空白期になりやすいときで、対人関系や組織関係の変化が起こりやすく、意識を根本から変えていくときにあります。
蠍宮の前半に象意を持つ人は、自分自身がどのような立場にいるのかを把握できたり、周囲の現実を敏感に察知していけるときで、その分、夢やビジョンも広がり、人によっては自立心や独立心が芽生えてくることでしょう。
ただし、かなりの見識や実力を持った人でないと、今一歩、動きにくい時期にあるのも事実で、追い込まれるなど、よほどの事態にならないと、踏み切れないことが起こりそうです。
蠍宮の後半に象意を持つ人は、自己防衛本能や生活維持意識が高まりやすいときで、そこに被害妄想が絡んだ場合、自己弁護などの言動に走りやすくなりますので、誠意をもって堂々と接するほうが、結果としてはよいでしょう。
One-Point ◆ これまでの数年間は、勘違いなど意識の混乱が起きやすい人生期を過ごしてきましたが、それを経験として活かせていない場合は、上のようなことになりやすいということです。
射手宮に象意を持つ人は、前向きな人間関係によって、ラブロマンスが生まれる可能性が高い今週で、また組織の中で自己実現や個性発揮をしたり、そこでの人気も高まりやすくなります。
射手宮の前半に象意を持つ人は、画期的なアイデアがひらめくなど、創造的な知識活動や文筆活動に適したときになるでしょう。
一方、射手宮の後半に象意を持つ人は、行動力や活力が高まるときで、恋愛活動や異性関係において、何らかの発展があってもおかしくないときです。
One-Point ◆ どちらの場合も対人関係で自己発揮をし前向きに取り組んだり、広く活動していくことがポイントで、何もないからと安易に過ごしていると、あっという間にチャンスを逃しています。
山羊宮に象意を持つ人は、判断が難しいのですが、パートナーとの関係や対人関係が、良いほうにも、そうでないほうにも影響し、自分自身に返ってくるときです。
だいたいは、仕事や会社関係、あるいは所属組織やサークルなどとの関係においてそうなりやすいのですが、案外と自分自身では気づきにくいかもしれません。
それが幸せか幸せでないかは、ご本人の価値観やとらえ方しだいになりますが、いずれにしても山羊宮に象意を持つ人の大半は、「そんなこと」や「あんなこと」や「こんなこと」を通して、自分自身の生活や意識変革が必要な人生期に、ここのところあることには変わりありません。
One-Point ◆ 重要なので「今週の運勢」でも何度か書くことになると思いますが、信念を持つのはよいとして、それが唯我独尊的に出るのか、相手を認める友愛心となるのかは、ポイントです。
水瓶宮に象意を持つ人は、時代の運勢が来ているとしても、そう簡単にやすやすと本領発揮できたり、ラッキーなことに恵まれるとはいえない星周りが続いています。
そういった中でも今週は、ラブロマンスを期待できる人が多く、また自分の個性の発揮や魅力の発揮もしやすいので、自分本来のあるべき理想像を求めて、必要な方は、方向修正を試みていくとよいでしょう。
多くの場合、「瑠璃も玉も磨かれなければ光らない」ともいえますので、今のうちにさっさと自己練磨しておいたほうが、今後の運勢期は、より高いレベルで社会的な活躍ができるようになりますし、時期も早まってくることになります。
One-Point ◆ 早い人では、すでに仕事の好調期や社会的に活躍できる運勢のときが来ているのですが、潜在的なディレクションになりやすいので、現実化にはパワーや本気モードが必要です。
魚宮の前半に象意を持つ人は、実力や社会経験のある人ほど、仕事をはじめとする対外的な活動面において、知識やスキルを発揮することができるときですし、活発な人間関係や対外交渉が可能なときになります。
魚宮自体をみても、現在は、周囲のゴタゴタをよそに、とくに課題となるような問題や障害は少ないときなので、他に持つ運勢サインの影響がなければ、かなりの活躍が期待できるときになります。
魚宮の後半に象意を持つ人も、おおむね似たような傾向にありますので、仕事など対外的な活動を活発に進めていきやすいでしょう。
One-Point ◆ 今週また昨今の人生期は、同じ魚宮でも、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)の状態によって活性化する分野か異なってきますので、各自で自己チェックされてご判断ください。
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