宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 7月14日アップ
今週は、22日の19時頃、太陽が獅子宮に入宮します。
射手宮のドラゴンヘッド、魚宮の海王星、双子宮の木星が、Tスクエア(90・90・180)を形成します。
これに牡羊宮の天王星と、獅子宮入りする太陽が、調停(60・120・180)の座相を投げかけますが、その天王星と、山羊宮の冥王星、天秤宮の火星もまた、Tスクエア(90・90・180)です。
これに対しては、前述の木星と、獅子宮の水星が調停の座相を投げかけます。
双子宮の金星と天秤宮の土星は、三分(トライン=120度)です。
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Point ◆ 上述の星の動きを読みとればお分かりのように、特徴的ながらも複雑に交錯した星の配置の今週です。
調整が対立を生み、対立が協調を生むといった感じで、今週はどうしようもありません。
問題やトラブルなどの出来事を嫌がっても、逆に「起こるもの」は起こります。
その出来事は、地域の象意や、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって変わりますが、次に進むべきものだとはいえます。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
今週の星の配置は、基本、どうしようもありません。「イヤだ」といっても、良くも悪くも、起こるものは起こります。
同じ天秤宮に象意を持つ人であっても、前半に象意を持つ人と後半に象意を持つ人とでは異なりますし、また今週まるまるでもありませんが、案外と大きな変化や出来事を体験することは、避けられない人が多いでしょう。
特に、天秤宮の前半に象意を持つ人は、たとえば人間関係の新旧交代といった出来事などによって、結果、ここからが名実ともの心機一転、新たな意識での人生の再出発をすることになりそうです。
One-Point ◆ 一方、天秤宮の後半に象意を持つ人は、案外と良いときかもしれません。自分の魅力がしっかりと定まりますし、周囲にアピールできるなど存在感やオーラを放てるときになります。
今週の星の配置は基本的にどうしようもありません。「イヤだ」といっても、良し悪しにかかわらず、起こるものは起こります。
蠍宮に象意を持つ人は、そのような問題やトラブルや出来事の中心的な人物になる可能性が高く、その場合、周囲が調整するほど、自分自身の身に降りかかるなど自分の課題となっていきそうです。
複雑な状況の中で、本物かどうか、自分自身の真価が問われるときでもありますが、それだけに、ポテンシャルが高い人ほど隠れた能力の発揮が可能で、一発大逆転が不可能なわけではありません。
One-Point ◆ ご注意しなければならないのは、出来事を「自分」のこととせず、情動のままに激しく恨んだり、嫉妬したり、相手や周囲のせいにしてしまうことで、そうなると最悪の事態を招きます。
今週の星の配置は、基本的にどうしようもありません。「イヤだ」といっても、良くも悪くも起こるものは起こります。
だいたいは、良し悪しにかかわらず、対人関係が複雑かつ微妙なときなので、動きがあるようでなかったり、逆に、ないようであったり、かと思えば急激に「組織化」できたかと思えば、反発が生じたりと、結果、最後は自分自身の実体がどうなのか問われて変わらざるをえなくなるかもしれません。
射手宮の前半に象意を持つ人は、それでも新機軸や画期的なアイデアや対処によって、仲間とのよき交流が図れる今週になりそうです。
One-Point ◆ 今は我知らずのうちに現実を見失ってしまったり、現実離れした意識で生活しやすい人生期にありますので、いい加減な対人関係にならないようチャンスを活かすべきです。
今週の星の配置は、原則的にどうしようもありませんので、「イヤだ」といっても、良くも悪くも起こるものは起こります。
特に山羊宮の前半に象意を持つ人は、極論すれば、「宿命」や「運命」と思って、一生に1〜2度しか訪れないであろう昨今の人生の大変革に、もはや向かうしかないといえるときです。
こういうときは、過去の自分自身にこだわるべきではなく、正反対ともいえる新しい未知なる自分自身への転身が必要で、前向きに「体験」として受け入れていく方向で検討するほうが、現在や短いスパンではともかく、最終的には人生に良い結果を生むことになります。
One-Point ◆ 今週の状況は、自分の問題であっても、自分ではどうしようもないような状況や展開となりやすいので、一応は、他に持つ運勢サイン(宮)も参照にして臆せず進むとよいときです。
今週の星の配置は、基本、どうしようもなく、「イヤだ」といっても、良くも悪くも起こるものは起こります。
とはいえ、課題や問題やトラブルが生じるのは、今週の星周りでは避けられないので仕方ないとしても、案外と斬新なアイデアや画期的な対処の仕方次第によっては、運勢が回っていくときになります。
水瓶宮のどこに象意を持つかによってもビミョ〜に異なってきますが、課題発生の現実をしっかりと受け入れつつも、落ち込み過ぎることなく、前向きにも、発展的にも、言動や対応をとっていける星周りを受けているのが、まだ幸いでしょう。
One-Point ◆ 人によっては、意図せずとも直観や霊感が働いたり、逆に、まったくあてにならないなど、意識の変化が起こりやすいときです。煩悩に惑わされずに、心を平静にして進みましょう。
今週の星の配置は、基本、どうしようもありません。「イヤだ」といっても、良くも悪くも、起こるべきものは起こります。
それは、自分自身というよりも、組織運営や同僚など、仲間内において避けられない動きや変革になりそうで、多くの場合、無意識にとる自分の言動がその出来事を招いているので、自分で気づくことが難しいかもしれません。
しかし、仕事そのものや、対外的な社会活動などの運勢は、決して悪いとはいえず、新機軸のアイデアや画期的な対応などによって、意図せず組織変革を招いていくことは充分にありえます。
One-Point ◆ 逆にいえば、若かったり、経験が少ない未熟な人なら仕方ないとしても、ある程度の年齢を経て、見識や実力を十分に備えていれば、今こそ混乱に対応していくチャンスになります。
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