宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 3月10日アップ
今週は、20日の14時過ぎに太陽が牡羊宮に入宮します。
そのため20日は「春分の日」です。
今週は、牡牛宮で金星と木星が合(コンジャンクション=0度)。夕方、西の空に明るい星が2つ見えるはずです。
その金星と木星は、乙女宮の火星、山羊宮の冥王星と大三角(グランド・トライン=120×3)を形成します。
週の後半、火星は魚宮の海王星と衝(オポジション=180度)です。
その海王星は、今週も天秤宮の土星と三分(トライン=120度)。
牡羊宮の天王星と山羊宮の冥王星がとる長期間の矩(スクエア=90度)には、水星と太陽が天王星との三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0)をとって加わります。
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政治・経済・社会をはじめ、スピ系や芸能界などの動きが大きくなりやすいでしょう。
今週も引き続き恋愛や結婚の動きが「結果」を迎えると同時に、スキャンダルの動きも出そうです。
恋愛情動や結婚願望が高まりやすく、理想の相手と思って付き合ったら、後日、良くも悪くも「こんな人だったんだ」という思いに至りやすいときです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮の後半に象意を持つ人は、実際に行動に移すかどうかはともかく、独立や起業またはヘッドハンティングを含めた転職を夢見たりと、野心を持ちやすいときにあります。
一方、前半に象意を持つ人は、自分自身の内面性も含めて、新たな人間関係の変化が活発化していきますので、自分らしさを発揮するとよいでしょう。
天秤宮全般的には、既婚者や身近にステデイな異性がいる人にとっては、情熱的な時間をふだんよりも過ごしやすいときになります。
One-Point ◆ 大きな人生期の流れはともかく、月単位のディレクションでいえば、冬眠から醒めたように社会的な活動の動きが出はじめますので、考えや意識を転換していくとよいでしょう。
蠍宮に象意を持つ人は、男女を問わず「恋愛モード」がバリバリになりやすいときにありますので、近しい彼氏彼女がいる人はともかく、いなければ悶々とすることも起こるかもしれません。
もっとも、運勢的には、異性運やパートナーシップに恵まれやすい人生期なので、それが良い相性の相手かどうかはともかく、情熱的なお付き合いにも進展しやすい時期にあります。
その一方で、ふと冷静な自分に返って、「ちょっと違うかな?」と感じることが起こるかもしれませんが、そのほうが客観性を持てるのでちょうどよいのです。
One-Point ◆ 一般的に、個人的な恋愛モードは良いのですが、仕事や社会活動とのバランスをうまくとらなければなりません。ヘタをすると良し悪しは別として異動や転勤の可能性もあります。
射手宮に象意を持つ人は、今週も引き続き、社会的に活動し、実力を発揮していけるときです。
ただし、安易に考えて進むと、部分的に勘違いすることも起こりやすく、自分の思いとは違った仕事の内容だったりしますので、実務面をしっかりと意識的に押さえておくほうがよいでしょう。
今は、自分の意識次第によって、それが充分にできるときなので、ビジネス面においては実務的に、スピリチュアル面においてはグランディングを、意識しつつ進めていくとよいでしょう。
One-Point ◆ もともと楽天的に物事をとらえたり、何事にも取り組みやすい射手宮です。それに輪をかけたようになりやすい時期なので、安易に進め過ぎないようにしたほうがよいでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、何事にも無意識のうちに、いくつかの課題や問題点を、良くいえば慎重に、悪くいえば悲観的に、見つけ出しやすいタイプですが、そうであっても今週はイケイケで進んでかまわないときです。
この世界は、常に課題や失敗があって当たり前なので、石橋を叩き過ぎずに、それらは起きるのが当然と思って、積極的に進んだほうがよいし、そうできやすい時期です。
思い切って行動して、その結果、「あ、意外と何でもやればできるし、何とかなるもんだ」と気づけば、それが大きな財産になっていくでしょう。
One-Point ◆ 基本的に実力レベルは高いのが山羊宮に象意を持つ人々です。あとは心の持ち方や自分の意識のあり方次第なので、失敗を恐れないくらいで、人並みに行動ができます。
水瓶宮に象意を持つ人は、自分の精神面や意識面で、良くいえば「理想」が、そうでなければ「妄想」が、膨らみやすいときにあります。
その両方が同時並行的にか、ときには交互にかはともかく、出たり、抱いていることもありますので、ご自分で適度なコントロールはしたほうがよいでしょう。
良くいえば、宇宙や人生の真実に迫るような精神性や「理想」の追求や探求、また行動が可能なときにありますので、そこは失わずに、「妄想」はほどほどに流れ過ぎないようにすることです。
One-Point ◆ いったん、社会的な活動期の兆しが訪れたものの、星の逆行によって、そのディレクションは後退してしまいました。次回に備えて、今は仕切り直しや再準備をするとよいときです。
魚宮に象意を持つ人は、良くも悪くもここが踏ん張りどころだといえる一つのヤマ場のようですが、今をボンヤリとして無意識のうちに過ごしてしまうと、一部の人ながら、それを感じることができにくいときにあるかもしれません。
魚宮の前半や最初のほうに象意を持つ人は、実際の自分の現実と、逆に現実離れした自分の思いに気づかずに、ギャップが生じてしまうことがあり、それゆえに意識転換や行動転換が迫られそうな今週です。
魚宮全体を含めて、場合によっては「異性」への関心や関係性も高まりますし、パートナーシップを求めざるをえずに、ふだんよりも「恋愛モード」や「結婚願望」が高まりやすい今週です。
One-Point ◆ それが現実化して、何らかの「結末」を迎えていく人もいるでしょうが、やはり自分の実状と現実を見失うことなく、異性にも対処していったほうが、結果オーライだといえそうです。
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