宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 1月28日アップ
今週は、水瓶宮に戻っていた海王星が、2月3日に魚宮に再入宮します。
8日には金星が牡羊宮に入宮です。
今週も引き続き、木星と土星が衝(オポジション=180度)で、これに海王星が調停(メディエーション=60・120・180)座相をとります。
木星と冥王星は三分(トライン=120度)で、その冥王星に天王星が矩(スクエア=90度)、週末には金星がこれに加わります。
今週は、水星と太陽が合(コンジャンクション=0度)、週末には、海王星との三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0)に入ります。
同じく、金星、ケレス、天王星も週末は三重合(0・0・0)です。
昨今は、1日の中でも悲観的にも楽観的にも揺れ動くような時期が続いています。
週末は、そのピークです。
こういった状態の中から新たな発見があったり、生まれてくるものがありますので、心の中に「軸」を見出していくのもよいでしょう。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮の前半に象意を持つ人は、大きな転換期にありますし、後半に象意を持つ人も夢と現実が入り混じるような時期で、いずれも複雑な人生期にあるといえます。
そういった中で、今週は、幾分なりとも前向きになりやすく、仕事や社会活動に関心を持っていくことになりそうです。
ただ、相変わらず気分が楽観的にも悲観的にも変わりやすいときにありますので、必要以上に感情に振り回されすぎないようにしておくほうがよいでしょう。
One-Point ◆ そういった、現状や感情を引っ掻き回されるような情況の中にあってこそ、今週は自分自身の理想とするビジョンや、何らかの「軸」を見出していけるようになるはずです。
蠍宮に象意を持つ人は、おおむねながら、今週は一休みのときで、対外的な活動期というよりも、自分自身の内面性や理想とするビジョンを見直していくときになります。
蠍宮の中でも最初のほうに象意を持つ人は、パートナーシップに恵まれたり、仕事上の独立や自立などが視野に入ってきますので、その準備や下調べをしはじめておくのもよいでしょう。
今が時期尚早というわけではなく、運勢だけで進んでもいいのですが、本格的には秋以降になりそうな星回りだからです。
One-Point ◆ 蠍宮全体としては、おおむね一休みながらも、今週は仕事や社会活動に思いが向きやすい人もいますので、焦って感情を泡立てたり、心が揺れすぎないようにご注意ください。
射手宮に象意を持つ人は、現実に呼応さえすれば、自分らしいスキルを充分に発揮していくときが復活する今週だといえます。
その時期は昨年夏頃以降、長ければ今年前半まで、だいたいは春4月頃までは続きますが、現在が社会的な実力発揮の人生期にあることには変わりがありません。
大きくみれば内面性の充実をメインとする人生期にあるときなのですが、その一方で、そういった内面性を身につけた人ほど、仕事や対外的な能力発揮が可能なときになっています。
One-Point ◆ 不特定多数の方に向けたページなので、念のために書いておきますと、もし実力や内面性に不十分すぎるものがあれば、逆にトラブルが起こりやすい時期になってしまいます。
山羊宮に象意を持つ人は、良くも悪くもパワフルな波動を受けて、無意識のうちに「自我主張」の意識が強くなりがちなときです。
強い克己力を持っていて自分自身をコントロールでき、周囲の人々の個性や主張を尊重できる広い度量や友愛心を持った人であれば、話はまた変わってきます。
良くいえば自己の信念に基づいてですが、最悪の場合は人の意見や批評を受け入れにくくなったり、ワンマン的にもなりやすいので、高圧的な言動を我知らずとりがちになるのでご注意ください。
One-Point ◆ 一般的にはそこまで両極端ではないのですが、自分の対応をよくよくみれば、自分の世界にこもった言動をとりやすくなっているので、周囲を受け入れ気味でちょうどよいでしょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、自分の現実や将来ビジョンを見据えつつ、精神的な充実を必要とする人生期にあるといえます。
そういった中で、今週はさまざまに情報収集をしたり、人々との交流やコミュニケーションを行なって、自己を確立していくとよいでしょう。
自分なりの信念を持つのはかまいませんが、周囲と対立しないように注意をして、姑息に走らないように対応には誠実さを心掛けていくべきです。
One-Point ◆ 今は、自分自身の「軸」を正しく確立していく人生期にあるといえますので、自己本位の言動や表層的な誤魔化しに意識を向けると、肝心のものが見えなくなってしまうでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、今週は海王星の魚宮への本格入宮を迎え、良し悪しはともかく、我知らずとも、自分らしさが幾分なりともアップしていく人生期を迎えていくことになります。
全員ではなくても、昨今は、自分自身が本物になっていくべく行動や意識の転換が求められていますので、今後の時代の流れを見据えて、良い影響を与えていける精神的な実体を目指していくことを目標にするとよいでしょう。
また、パートナーなど人間関係にパワーを発揮できるときにありますので、周囲の事情を我がものとして対応できる魚宮の見せ所かもしれません。
One-Point ◆ 魚宮の後半に象意を持つ人は魅力がアップしていくときですが、パワーがありすぎて皮肉さも出やすくなりますので、異性をはじめとして周囲とのトラブルにはお気をつけください。
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