宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.242 / 2011.12.19〜 2012.01.01

●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年12月17日アップ

今週の星の宮移動

今週は、21日に金星が水瓶宮に入宮します。
太陽は、翌22日14時30分頃に山羊宮に入宮です。
Xmasの25日、木星が逆行から順行に戻ります。
今週は、太陽と冥王星が合(コンジャンクション=0度)。
木星と土星が衝(オポジション=180度)で、これに調停(メディエーション=60・120・180)の座相を投げかけます。
しかし、週末には木星との三分(トライン=120度)や天王星との矩(スクエア=90度)を解消していきます。
一方、水瓶宮の海王星は、週を通じて、これに調停(60・120・180)の座相を投げかけ続けます。
週の前半は、水瓶宮入りする金星が、木星や土星とTスクエア(90・90・180)をとり、週の後半は、射手宮の水星が、乙女宮の火星と、ご参考ながら魚宮のケレスとTスクエア(90・90・180)を形成します。
お正月が近づくほど、比較的穏やかさをもたらす星の配置になっていきますので、一般的にはよい祝日を迎えられるでしょう。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、ディレクションが大きく異なってきます。
前半に象意を持つ人は、あえて強めに表現しますが、年末年始は、自分自身の精神面や意識の深層面を見つめ直すなり、もう一度整理し直すなりして、再出発していくときになります。
後半に象意を持つ人は、それほど強くはなく、似た課題を感じるのは、週の前半が主で、お正月が近づくにつれて次第に抜けていき、新たな社会活動への野心が芽生えてきやすくなります。

One-Point ◆ いずれも現状は、これまで1〜2年間の自分自身の歩みや行動を総決算した結果を受け取るときといえそうなので、自分自身のテーマとして受け止めていくことが重要です。

《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、昨今はとにもかくにも、パートナーや周囲との人間関係によって自分自身の立ち位置や、あえていえば「幸」「不幸」さえ決まってしまいやすいときにあります。
そんな中でも、今週は、自分自身の意志判断が問われたり、自我が重要になるときで、パートナーとの関係も含めて、自分の「運勢」を考えてみたり、探求したり、模索してみるのもいいでしょう。
昨今の騒がしかった周辺の出来事も、お正月が近づくにつれて比較的ながら収まっていき、案外と自分らしい新年を迎えていくことができそうです。

One-Point ◆ 星の動きをもう一度、細かに詳しく見てみないとなんともいえませんが、場合によってはお正月辺りが、束の間の休息になるかもしれませんので、リフレッシュしていきましょう。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮の象意を持つ人は、相変わらず仕事など社会活動で実力を発揮したり、多くの人とのコミュニケーションをとるなど、知識やスキルを発揮していくときが続いています。
特に今週前半までは、エネルギッシュな活動も可能ですが、お正月が近づくにつれて幾分パワーダウンしそうですが、それでも月並み以上の運勢期にあることには変わりはありません。。
持って生まれたホロスコープ(出生天球図)によって多少は異なりますが、自分のパートナー運をはじめ、対人関係や人間関係運が、今の自分自身の運勢に反映されやすくなっている時期です。

One-Point ◆ 今は、計算高さや観念論に偏らずに、現実をしっかりと把握しつつ、またスピ系など精神面もしっかりと把握できる運勢を持つ人ほど、良い人間関係に恵まれていくときです。

《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、幾分なりともディレクションが異なってきます。
前半に象意を持つ人は、良くも悪くも、最大限に自分自身の自我を発揮していけますが、それゆえに、自分自身の奥深い内面に潜む無意識的な課題や信念にも、微妙な判断や注意を払っていくことが必要な人生期にあります。
山羊宮の後半に象意を持つ人は、昨今は、責任ある立場を与えられるなど、社会的に実力を発揮していける人生期を迎え、自身の夢やビジョンが膨らんでいくことでしょう。

One-Point ◆ 山羊宮の中間に象意を持つ人をはじめ、山羊宮全体的にオーバーパワー気味の人も多く出そうなときなので、つまらぬ衝動に出ないよう自分をコントロールしていきましょう。

《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、少なからず受けるディレクションが異なるときです。
前半、特に最初のほうに象意を持つ人は、仕事や社会的な立場で評価されたり、責任ある立場を与えられやすくなっていますが、同時に気のゆるみや安易な生き方に流れないよう、気をつけなければならない人生期にあります。
後半、特に最後のほうに象意を持つ人は、ともすれば、これまで地に足がつかない現実離れした思いや気分の中で過ごしてきましたが、さすがに昨今は現実を認識したり、目覚めはじめ、シビアな対処が迫られる可能性もある人生期です。

One-Point ◆ いずれにしても、今週は自分自身のアイデンティティーをもう一度、見直してみるのも、一年の計たるお正月も近いことですし、自分を立て直すためにはよいことです。

《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、ありふれた表現ですが、昨今の混迷を極める社会状況や周辺の実状の中で、魚宮らしく、私心なく対処したり、ビジョンを示すことによって、周囲に希望や展望を与えていくことができるときです。
特に魚宮の最初のほうに象意を持つ人がそうで、現実を見据えつつ周囲の調和をはかるなど、「癒し」を与えたり、利害調整をしていくことができるでしょう。
全員ではありませんが、場合によっては「気力がない感じ」で過ごすことにもなりやすいときですが、イザという状況に遭遇すれば、考えをを変えて対外的に奮起していくことがきる「ポテンシャル」のときにありそうです。

One-Point ◆ もし、自分自身、「これまでの生き方や、行動パターンのままではよくない」と思うのであれば、その感覚は正解で、社会に役立つ生き方や、活動の方向に改めていくときです。



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