今週の運勢２／天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術＝宝瓶宮占星学―
星のディレクション

《 7.天秤宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｌｉｂｒａ 》

天秤宮の象意を持つ人は、Ｔスクエア（90・90・180）やグランド・クロス（90・90・90・90）が解消したとはいえ、当面、ディレクション・ポイントを強力な星がトランシット（経過）していますので、予断は許しません。
とはいえ、昨今の変化の大きいディレクションに次第に慣れてきた人は、自分を取り巻く現実も見えるために、今週は、最初に象意を持つ人はやる気や野心が高まり、後半に象意を持つ人は、自分らしい個性や魅力を発揮できるときになります。
そういったことを含めて、上司や組織のトップクラスとのかかわりや関係の変化が生じやすくなるでしょう。

One-Point ◆ 場合によっては、天秤宮の最初や前半に象意を持つ人をはじめとして、良し悪しはともかく、立場のある人との一夜のアバンチュールや色恋沙汰も起こりやすいときです。

《 8.蠍宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｓｃｏｒｐｉｏ 》

蠍宮の象意を持つ人は、自分自身が舞台の上の主役ではなくても、黒幕や縁の下の力持ちとして、「カゲの主役」ともいえる力量を発揮できるときが続いています。
しかし、今週は、それも良し悪し…。
自分自身、もしくは主役のトラブルや交替劇なども活発化しやすいときなので、一歩、引いた態度のほうが安全かもしれません。
そういったパートナーや協同者次第では、自分が舞台の表に立つことも、また一夜にして引っくり返ることも起こりやすいときなので、言動は慎重に判断していきましょう。

One-Point ◆ それとは別ですが、蠍宮の最初や前半に象意を持つ一部の人は、異性とのラブ・スキャンダルを注意しなければなりません。もし、心当たりの方は今の時期はご自戒ください。

《 9.射手宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｓａｇｉｔｔａｒｉｕｓ 》

射手宮の象意を持つ人は、おおむね好調な仕事や社会的な活動期の中にあるといえますが、それも条件次第です。
現状をふまえつつ今後の仕事や社会活動に向けて、意識や行動の転換を行なうことが、第一の条件となります。
今の時期に良い対人関係や、またトップクラスの人との新たな関係や良い関係を築いていくことが第二の条件です。

One-Point ◆ そういった中で、射手宮の最後のほうに象意を持つ人は、念もために立場のある人や異性とのラブ・スキャンダルに注意しながら、今週は個性を発揮をしていくとよいでしょう。

《 10.山羊宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｃａｐｒｉｃｏｒｎ 》

山羊宮の象意を持つ人は、Ｔスクエア（90・90・180）やグランド・クロス（90・90・90・90）が解消したとはいえ、基本、ディレクション自体はさほど変わりませんので、継続的な対応が必要です。
特にこの数か月前後は、自分自身の内外面を次々に転換させて、現在のディレクション（局面）に対応し変化させていかなければならないときにあります。
このような転換期には頑固や悲観的にならず、個人的な好みや理想、考え方、また意識や行動を広く周囲の人々に呼応させて、対社会的に変えていくほど、その後の運勢の波に乗りやすくなります。

One-Point ◆ 山羊宮の前半に象意を持つ人は、人生に１〜２度あるかないかの変革期にあるので、内外面を含めた自己変革がうまくいくほど、これからの人生をレベルアップしていけます。

《 11.水瓶宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ａｑｕａｒｉｕｓ 》

水瓶宮の最初、もしくは前半に象意を持つ人、また最後のほうに象意を持つ人もそうですが、自分の考えや力の出し方や方向性が誤まったり、勘違いしていないか冷静に判断する必要があります。
誤まっていたり、勘違いしていることが一概に悪いとはならないのですが、やってみて、「やはり、違う！」という直観にも似た思いがするときは、深手を負わないうちに方向修正することも必要です。
今の時期は精神面や内面性を充実させたり、深い意識の深層面にまでコミットしていくときで、今週は表面的な思い込みに一応は、注意しておくとよいでしょう。

One-Point ◆ 旺盛な活動期を対外的に迎えていくには、もう少し時間が必要です。今はその運勢期に備えて、精神面を含め、自分自身の考えや内容やスキル（技能）を整えていくときです。

《 12.魚宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｐｉｓｃｅｓ 》

魚宮の象意を持つ人は、良いとか悪いとかいう意味ではなく、「考え違い」や「勘違い」をしたまま衝動的なパワーによって、言葉を発したり、行動することが今週も後半になるほど起こりがちです。
「勘違い」はまた、ときに偉大な発明発見につながったり、俗にいう「ケガの功名」といった出来事を、持っている運や実力次第によっては、もたらすことにもなる今週です。
今の時期はおおむね、それがパートナーや協同者にかかわって招来したり、画期的な変化がもたらされる可能性が高いときです。

One-Point ◆ 「今一つ、やる気が出ない」という人がいてもおかしくないときです。焦りすぎると、勘違いや間違った方向へ走ることが起こりやすい時期なので、果報を待つのも一つの方法です。

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