宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢2 天秤宮〜魚宮 | バックナンバー > No.216
●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年 6月18日アップ
今週は、21日に火星が双子宮に入宮します。
翌22日の未明、午前2時すぎに太陽が蟹宮に入宮です。
7月3日には水星が獅子宮に入宮します。
今週は、牡羊宮の天王星、蟹宮の太陽、天秤宮の土星、山羊宮の冥王星によるグランド・クロス(90・90・90・90)が形成されます。
このグランド・クロスに対して、牡牛宮の木星、魚宮の海王星、後半になると双子宮の火星が、それぞれに調停(60・120・180)の座相を投げかけます。
その火星と海王星は矩(スクエア=90度)です。
人によって、課題がそれぞれ現実性を伴って生じてきますが、良し悪しはともかく、案外と楽観視してしまったり、前向きや脳天気に取り組んでいくことができます。
結果、お気楽になりすぎて、何も解決や進展がしなかったということにならないようにしましょう。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮の象意を持つ人は、いろいろと変化が大きいときであっても、今週は前向きに生きようとするバイタリティーに恵まれやすいときです。
良い面にしても、また悪い面にしても、社会や世の中の現実面を把握していくときなので、自分の目標を立てて進んでいくことができます。
今の人生期は、どんなことが起きていたとしても、将来に振り返ってみたときに、「大きな一歩」を印しているときになるでしょう。
One-Point ◆ もし、大きな「試練」と思える状況の中に身を置く人であっても、落ち込んでしまうか、逆に「成長のチャンス」ととらえるかで、運勢は180度近くも変わってしまうときになります。
蠍宮の象意を持つ人は、おおむね最高のパートナーシップを、相手との間に築いていくことが可能なときです。
パートナーや協同者に恵まれるというだけではなく、自分自身が相手にとって大きな力になってあげられるときなので、誰かのために役立つ気持ちで進むとよいでしょう。
念のために書いておきますが、安易な気持ちで権力的になったりすると、ごく稀ながらパートナーや協同者を失ってしまうケースが起こらなくはありません。
One-Point ◆ 単純にいえば、相手との関係が「0」か「100」か、両極端に出やすいときだということです。自分次第なのですが、高い精神性や人格的に対応すれば基本、問題はありません。
射手宮の象意を持つ人は、これまでの行動パターンを変えて組織や現実社会に対処していくときにあります。
人によっては、最高度に自分のスキルや能力を発揮していけるときにありますが、そうでなくても、本物の個性発揮や、自分にふさわしい真実のスキルを身に付けていく人生期にあります。
状況は今年2011年の後半に向けて、徐々に対社会的な活動期を迎えつつありますので、スキルアップを含めて準備したり計画していくとよいときです。
One-Point ◆ あえていう必要はないほどですが、過去にとらわれずに新しい自分自身の活動分野へと行動範囲を広げながら、その活躍の舞台を築いていく人生期が始まりつつあります。
山羊宮の象意を持つ人は、多少の課題はありますが、自分自身の本質的なパワーをもって充分に行動や体験をしていけるときです。
与えられた責任ある立場で実力を発揮していけるのですが、今の時期の社会的な活動の成否は、すべて自分自身の精神性や見識といった内面の充実度にかかっています。
今の人生期は「権威」はともかく、もし権力主義や横暴なワンマン主義といった言動に出てしまうと、場合によっては、一気に立場を悪化させることになりますのでご注意ください。
One-Point ◆ 内面の充実度は、できれば深い霊性にも通じる本物の徳性や精神性ほどよいときなので、そういった意識の深層世界にも関心をもって、自己を顧みつつ進んでいくとよいときです。
水瓶宮の象意を持つ人は、人によっては対人関係の課題があるとしても、まずは自分自身の深い意識の深層世界をより本物に高めていく人生期です。
霊性にせよ、精神性にせよ、またスピリチュアルな面にせよ、そういった内面性をすでに身につけている人は、その能力を最大限に強く発揮していくことができる人生期にあります。
そういった中にあって今週は、現実をみすえた活動意欲も湧いてきやすいときなので、内面性と社会性の両方を意識してパワフルに進んでいくときです。
One-Point ◆ 社会の現状における混乱は、深まりもしますが、案外とお気楽にとらえていくことになりやすいので、痛し痒しの現状です。一方に偏りすぎないように大きな視野を持つことです。
魚宮の象意を持つ人は、今週はある意味、最も自分らしい個性や自我を発揮していくことが可能なときだといえます。
それは多くの場合、対外的に華やかに活動するというよりも、むしろ反対に、自分の内面性や精神面に深く意識を向けていくことになりやすいときです。
今の人生期は、イメージやビジョンや意識が、現実を超えて大きく広がっていく人も多いときですが、今週は、それがかえって現実社会を意識していくことになったりするときです。
One-Point ◆ 今の人生期は、パートナーや協同者に対して深い精神性をもって接していけますので、良し悪しはともかく、大きな影響や感化を周囲に与えていくことになりやすいときです。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2011 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.