宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年 6月 4日アップ
今週は、10日に金星が双子宮に入宮します。
17日には、水星が蟹宮に入宮です。
週中頃の13日、天秤宮10度で土星が順行に戻ります。
先週から約半年ぶりに土星、山羊宮の冥王星、牡羊宮の天王星がTスクエア(180・90・90)を形成しました。今週後半になると双子宮の太陽、週末には水星がこれに加わって、グランド・クロス(90・90・90・90)が形成されます。
これに今週は、魚宮の海王星、牡牛宮の木星、双子宮金星が、それぞれに調停(60・120・180)の座相を投げかけていくのが絶妙です。
今週前半をメインに、海王星は金星と矩(スクエア=90度)、後半には火星と矩(90度)になります。
先週後半に続き、政界をはじめとして、いろんな分野、また人によってはトラブルやサプライズも起こり気味ですが、強い意志と前向きに対処していく姿勢を持てば、案外と良い方向に回っていくことにもなりやすいときです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮の象意を持つ人は、今週は厳しさの中にも自分らしく取り組んでいこうとするなど、前向きな動きがみえてきます。
12サイン(宮)中、多分に最も大きな変革の人生期を迎えている昨今の天秤宮ですが、今週は、悪くても「混乱」含みの「転回」、良くいえば「自信」や「展望」など見通しが立っていくことになりそうです。
どちらに転ぶかは自分の判断や意志次第なので、すべては自分の成長と発展のために良い方向に動いていると、明るい気持ちでとらえていくほうがうまくいきます。
One-Point ◆ 実際、見識や実力を備えた人にとっては、今週ほど自分の能力や判断力や個性を有益に発揮できるときはないともいえます。「困難」が「希望」につながることにもなります。
蠍宮に象意を持つ人は、蠍宮の最後に象意を持つ人を除いて、当面、大きな課題となるディレクションからは遠ざかっていきます。
特に蠍宮の前半に象意を持つ人をはじめとして、最終的には相性をみないとなんともいえませんが、先週も書いたように、運命的な人やパートナーに出会う可能性が高い人生期が始まりました。
また、これからしばらくは精神的にも、どこか一か所に留まることなく、次の人生ステージに備えたステップ・アップを図るなど、少しずつでも準備をしていくとよいときです。
One-Point ◆ 今が満ち足りた良い状況や環境にあったとしても、それを堪能しつつも、次へ動く準備をしていくのは、運勢のあるときに行うべきで、逆境のときではないということです。
射手宮の象意を持つ人は、自分の持っているスキルや能力を最大限に発揮していける人生期が始まりました。
先週も書いたように、多くの場合、それは精神的またスピリチュアルなど、見えない世界にかかわることも多く、人によってはトップクラスの職能だったりします。
そういったことを踏まえて先週までの知識や考え方に続き、今週からは、人間関係や早い人では意志や行動パターンなど、個人的な内面性を整えて社会的に転換していくとよいときです。
One-Point ◆ 若い方などをはじめとして、自分には特筆すべきスキルや能力やスペシャリストとしての職能がないという場合は、今週からはそれを身に付けていく方向で動いていってください。
山羊宮の象意を持つ人は、現在、自分をめぐる出来事によって、消極的や悲観的になるか、それとも今こそ最大の成長のチャンスととらえて進んでいくかで、運勢が大きく変わってきます。
長い人生の中で、自分にかかわりなく幸運期や逆運期が訪れるときもありますが、激動する出来事の中で、自分の意志が次の運勢方向を大きく左右する場合もあります。
それが今なので、運と不運は紙一重、ピンチとチャンスは表裏一体、そうとらえて内面性を整えつつ前向きに進むほうがよいときです。
One-Point ◆ 昨今の責任ある立場に伴って生じた問題や人間関係にかかわる課題は、他者や環境に原因があるのではなく、案外と自分の心の中に起因して生じているときです。
水瓶宮の象意を持つ人は、気づきにくいかもしれませんが、精神世界や意識の深層世界に「真実」を求めていく人生期が始まっています。
周辺に大なり小なり、また内外を問わず、さまざまな課題が散見できるとしても、これからの人生期は結局のところ、自分の無意識世界にかかわって精神面を豊かにしていくことが根本的な解決の道につながっていきます。
今週や今月は、そういった見えない世界だけではなく、現実的な面においても自分の個性や実力を意識していきやすいときです。
One-Point ◆ おおむね今年は現実をよく把握できやすいときなので、そのうえで自分の精神面や意識面またそれにかかわるスキルの充実に焦点をあてて進んでいくとよいでしょう。
魚宮の象意を持つ人は、今しばらくは自分が社会的に活躍するというよりも、自分自身の内面性を再検討して、今後の人生の在り方を模索しつつ仕事の方向を探っていくときだといえます。
特に今週は、魚宮の前半に象意を持つ人をはじめとして、最も自分自身の個性を鑑みながら社会貢献や人のためにどう生きるかといったことにも考えを広げていくとよいでしょう。
人によっては対人関係のパワーを最大限に発揮していくことが可能な人生期にありますので、自分の内面性とパートナーシップによって会社や組織の成果が実っていくときです。
One-Point ◆ 星は現在、自分自身の内面の要素にかかわりつつ、これから「どういった自分になるか」といった自分づくりを示唆しています。それがうまくいくほど、次の自我の確立に進めます。
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