宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.144 / 2010.02.01〜 02.14

●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年 1月30日アップ

今週の星の宮移動

今週は、11日に水星が水瓶宮に入宮。
翌12日に金星が魚宮に入宮します。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、社会活動に役立つスキルを発揮したり、身につけていくことを要求されます。
それは多くの場合、自分の精神の根底にかかわるスピリチュアルなものであったり、または自分の意識を根底から変えつつも身につけなければならないものです。
今年は、そういったスキルを発揮していったり身につけていくのによい時期なので、今週は情報収集や知識の吸収に努めていくとよさそうです。

One-Point ◆ 今の時期は、自分の主体意識を含めて、自分らしい考え方や能力などに意識や関心をもって、さまざまな能力や意識を現実的に身につけていくときにあるといえます。

《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、今週は良くも悪くも権威意識や権力主義が高まって、対外的な行動となって思わず出てきます。
自我意識が大きく膨らんでいく時期にあるので、それが今週は権威意識や権力主義と絡まることによって、思わず衝動的に発揮されやすくなりますので、注意が必要なのです。
権威や権力は、自分では「正当」なことだとは思っていても、それが現実社会から受け入れられていくということとはまた別の問題です。

One-Point ◆ もし、現実の知識や情報また見識に裏打ちされた計算された行動であれば、その権威や権力の発揮は、大きく社会を動かしていくことになります。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人の今の人生期は、自分自身のあり方に意識や関心をもって、自己確立していくなど、立て直していく時期にあります。
そんな中で今週はやや複雑で、前向きなやる気パワーと同時に、自分をなくして義務的またルーチンワーク的に何かをこなさなければならない状況にあります。
先回も少し触れたように、本当の自分自身を根底から見つめて、内面の充実を図ることが、仕事や社会的な活動の運勢を呼び込むことになります。

One-Point ◆ 射手宮の後半に象意を持つ人を中心に今週は、信用にかかわる課題や仕事の目標を見失いやすい人がいますので、それゆえにこそ内面の基盤が求められてきます。

《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、仕事上の課題や対人関係の問題に注意を払わなければなりません。
しかし、それらはすべて結局は自分自身の課題や問題でもあるので、今の時期は自分がどうあるべきかが求められていることになります。
今週は、自分らしい現実的で実務的なコミュニケーションを発揮して、新しい自分自身のあり方を探っていってはいかがでしょうか。

One-Point ◆ 山羊宮に象意を持つ人は、ともすればどこか感覚的になって、現実から離れるような時期にありますので、それが悪いことではありませんが、現実とのバランスは必要です。

《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、今週は三者三様です。単純に分ければ、最初に象意を持つ人、中間に象意を持つ人、最後のほうに象意を持つ人と異なってきます。
いずれも自分のことでアップアップしやすいのは共通していますが、最初のほうに象意を持つ人は、現実的にシビアに考えて判断できます。
中間に象意を持つ人は、上司や権威者また権力者とのかかわりから、ルーチンワーク的にスキルを発揮せざるをえません。

One-Point ◆ 後半に象意を持つ人は、まるで夢の中にでもいるように理想や自分の観念的な世界の中で物事をとらえがちですが、それをほとんど自覚していない幻想状態です。

《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮の前半に象意を持つ人は、木星に続いて今週は金星も入宮することもあって、気分も明るく、前向きに進めますので公私にわたってポジティブに動けます。
その一方で、辛抱強くバイタリティをもって、物事を成し遂げていく根気強さにも今週は恵まれますので、怖いものなしの状態ではないでしょうか。
魚宮の後半に象意を持つ人は、新しい意識や生き方やファッションなどにややマンネリ化に陥るかもしれませんが、であってもそこから新しい発見も可能です。

One-Point ◆ 一連の星の動きからは、魚宮に象意を持つ人に対して障害となるものが少ないのが現在です。そういった点では、木星の入宮に関係なく自分らしさを発揮できるときにあります。

【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2010 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.