宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●西洋占星術と宝瓶宮時代の新しい西洋占星術=宝瓶宮占星学による今週の運勢=星のディレクションをお届けしています。
※2009年 8月 1日アップ
今週は3日に水星が乙女宮に入宮します。
今週前半は、山羊宮の冥王星、魚宮の天王星、蟹宮の金星、天秤宮のケレスが、グランド・クロス(90・90・90・90)を形成します。
このグランド・クロスの2つの衝(180度)に対して、山羊宮に移ったばかりのドラゴン・ヘッド(蟹宮のドラゴン・テール)と、乙女宮の水星が調停(60・120・180)の座相を投げかけているため、今週前半は、対立の中にも調整や前向きな対応が可能です。
今週後半になると、金星に替わって火星が、ケレスに替わって土星が矩(90度)を形成する位置に移動します。
土星と冥王星は、矩の形成には至らないため、後半はグランド・クロスまでは形成されません。一方、土星と天王星は、今後、しばらくの間、衝(180度)を取り続けます。
水瓶宮「木星・海王星」の合(0度)に対しては、獅子宮の太陽が衝(180度)になりますが、双子宮の火星が調停(60・120・180)の座相をとります。
宗教テロや武力を用いた事件や事故に、一応は気をつけなければなりません。
※注) ここで「今週」という言葉は、1週間ではなく2週間分を指して使っている場合がありますのでご了承ください。
※「今週の星の動きを概説」はお休みします。
同じ天秤宮に象意を持つ人でも、今週は、三者三様の動きになりそうです。
人によっては、事において普段は秘められた思わぬ力量を発揮することが可能です。ただし、精神力が弱かったり、見識が低い人の場合は、せっかくの力量を発揮できないこともあります。
また、気力やパワーが充実して活動的になれる人、かえって余るエネルギーをコントロールできずに衝動的な行為に走ってしまう人、性衝動が高まる人なども出ます。
いずれも念のため、事故やケガにはご注意ください。
One-Point ◆ 今週、天秤宮に象意を持つ人に共通していえるのは、年長者や実務者といった人などからの人気が高まりそうです。また、大人びた年下とのラブチャンスもありかも…。
蠍宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、今週はラブチャンスの可能性がありそうです。
ラブアフェアや不倫願望を抱いている人なら、一夜のアバンチュールの可能性もありますが、今週はかなりの確率で性病を含めたトラブルに注意しなければなりません。
何となくですが、せっかく好調だった流れに周囲との軋轢や意にそぐわない動きを感じることがあるかもしれませんが、周囲に左右されない信念を内心にもって、かつ対応を柔軟にすれば大丈夫です。
One-Point ◆ 一般的に蠍宮に象意を持つ人は、今週は魅力がアップします。また、精神的なボルテージも高まってよいのですが、一方で何となく妨害や障害を感じることもありそうです。
射手宮に象意を持つ人は、今の人生期は実力がある人ほど社会運が好調なのですが、今週は思いどおりに進まないと感じることが多くなりそうです。
そのため、何かの拍子に、イライラしたり、相手の言動に思わず反発の言動をとってしまったり、逆に臆病になったりすることが起こりやすいので、精神的なコントロールが必要です。
こういった状況は、社会的な活動期に今後入っていくための転換のためなので、目先の感情にとらわれずに、冷静に現実に即した判断や対応を心掛けていくとよいのです。
One-Point ◆ 今週、射手宮に象意を持つ人は、自分の知識や見識や実力が必要とされているときです。軽はずみな言動や不用意な言動を避けて、慎重に考えられた対応をとることです。
山羊宮に象意を持つ人は、最初に象意を持つ人をはじめとして、今週は自分の思うとおりに周囲は動かないことを承知しておくことが必要です。
充分に実力のある権威的な立場にある人であれば、それでもまだ周囲に「風圧」を与えて、思うように事を進めていくことができますが、かえって反発を裏で招き、立場を悪くしてしまいます。
そういった面では、山羊宮の真骨頂が問われていく週でもありますので、辛抱強く現実を見据えて対応したり、忍耐が必要なときといえそうです。
One-Point ◆ 今週はむしろ、いい相手がいるのであれば、年下の女性や若い美男子、また信頼できる上司との関係を深めていくのも悪くはありません。まあ、多少の散財は必要経費です。
水瓶宮に象意を持つ人は、転換点というと大袈裟ですが、対人関係や対外関係において注意や関心を払うべきときにあります。
何となくとはいえ、自分の意とは違った動きを感じやすいかもしれませんが、焦って右往左往すると、逆に事態を悪化したり、かえって悪い方向で顕在化しかねません。
今は周囲の状況を素直に受け入れつつ、大人(たいじん)のように「動かざること山の如し」といった、動かない動きも必要なときです。
One-Point ◆ 早ければ今週後半にも、喧々囂々(けんけんごうごう)侃侃諤諤(かんかんがくがく)の動きが出るかもしれませんが、それを和らげるのが、水瓶宮のこの大人の対応です。
魚宮に象意を持つ人は、今週は案外と厳しい動きが出そうなので、自分の内容やスキルを充実させる方向で考えていくとよいでしょう。
社会的な立場を得て権力を振るえるこれまでの10数年の権威的運勢期は、ほぼ完全に終わりました。これからは実力をもって社会活動を行なえるように、自分や環境を転換するなど、準備をしていくときです。
結局、今の時期は、自分自身が内外ともにチェンジして、新しい人生状況に対応できるようになるためにあることを理解して、将来を考えた対処をすることです。
One-Point ◆ 今の社会の状況や、自分に起こる今の出来事は、もう一度、自分自身を見つめ直して、何を目指すべきか、どういうスキルを身に付けていくか、充実を図るためにあるのです。
※新・西洋占星術=宝瓶宮占星学の「今週の星の動きを概説」はお休みです。
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