宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
−星のディレクション&西洋占星術―

No.096 / 2009.03.02 〜 03.15

●宝瓶宮占星学と西洋占星術による星のディレクションをお届けしています。
※2009年 2月28日アップ

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、そろそろ悟りの境地というか一種、諦観した境地にも似た心境になってきた人もいると思います。
結局、人生や社会といっても、自分の思うようになることも、またならないことも多いために、自分が豊かに生きることのほうが重要だといったようなことでしょう。
それなら自分の美意識を発揮して、オシャレをしてみたり、ちょっと贅沢をしてみたり、楽しく、自分らしく満足のいく生き方をしてみよう…、そんなときです。

One-Point ◆ 少し哲学的な表現ですが、いろんな出来事を通して結局、そこに自分がいます。周りや周囲の出来事がどうであれ、そこに自分自身の幸福感が必要だということです。

《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、大きな流れの中では、思索のとき、探究のときといった人生期に入ってきています。
日常的な出来事はあれこれと通常的にあるのですが、そんな中で人生とは? 社会とは? 幸福とは? といったような物事の深層を求めていくことも多くなりそうです。
そういった中で、今は自分のプライドと社会のあり方が課題となることも多いと思いますが、前向きにとらえていけるでしょう。

One-Point ◆ 今週は、新しく人生をスタートさせるにあたって、自分自身がどうあるべきか、マイ・スキルを含めて、自分の理想像を描き求めていくとよいのです。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、仕事と自分自身のプライベートにおける深層との間に、課題が生じやすいときです。
昨今は人とのコミュニケーションが活発になっていますので、本人は純粋でも、他人からみれば「こうあるべき」と思い込んでいるかのように受け取られたり、実際、思い込んで行動していることもあるでしょう。
それが悪いというわけではなく、そういった貴重な体験からでしか、つかむことのできない何かがあることを気づいていくときです。

One-Point ◆ 逆の言い方をすれば、そういったことが起こることを前提にして、歩を進めていくのもよいのです。問題が起きるのを無くそうとするより、前提にして対処していく方法です。

《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、広く対人関係や社会に対して、どうコミットメントしていくのかが課題になっています。
どちらかというと独りでいることを好みやすい山羊宮ですが、同時に、今は社会に対する自分のアイデンティティが求められています。
自分が自分としてどう個性を打ち出していくか、どういった存在価値(オリジナリティ)をもって、実体を示していくかを考えていくときです。

One-Point ◆ 自分らしく変わっていくことが必要です。ともすればこもりがちにもなりやすいのですが、であっても、社会に打って出ていくための精神確立や、準備のときにすべきです。

《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、ヘタをすると、今は自分の世界の中に閉じこもってしまいやすいことに気づかなければなりません。
意識や関心が自分はどうあるべきかなど自分自身のことに集中しやすいのはよいとしても、身近な人との関係にも対処が必要です。
もっとも、重要なのは、自分の意志の持ち方や、どう実体化するかや、人との交流方法を身に付けて、対応していく時期だということです。

One-Point ◆ 自己中心という意味ではなく、何をやるにしても、人との関係においても、まずは自分自身がどうあるべきか、自己確立していくことが今の課題となっているからです。

《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、現実という社会とのかかわりの中から、自分のアイデンティティを描いていくときです。
まあ、どちらかというと特に今は何が起きても比較的マイペース、自分の世界の中でカエルの面にナンとやら、と信念めいたものを抱いている昨今です。
そういった信念を持つのはよいとして、現状に対して広く柔軟に対応していくことも心掛けて実行していけば、鬼に金棒となります。

One-Point ◆ 星に吉凶はないのです。あえていえば、星が象わす出来事や状況に対して、自分がどう対応するかが、吉凶を決めます。でもそこで終わるわけではありませんよね…。

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