宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「運勢ディレクション」

No.915 / 2025.02.03 〜 02.16

● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 2月 2日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。
「ディレクション」の構造がそうなっています。
来年2025年は特別な年です。
ゆえに、「2025年の運勢SPリーディング」で、「2025年のライン・ホロスコープ」(PDF)とディレクション解説付きで、2万円(税込)とさせていただきました。
「今週の運勢」の見方」と併せてご参照ください。


今週のホロスコープ

今週(2週間分)の中日「2月9日」(月)午前0時のホロスコープです。

今週のホロスコープ

概 容
今週のポイントは明確です。

2つの三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)と「土星」と「火星」の三分(トライン=120度)です。

三重合=0/0/0度は、「太陽」と「水星」のコンビと、「金星」と「海王星」のコンビで、三重合=0/0/0度ゆえ強調されて明確です。

また、三重合=0/0/0度に共鳴する「火星」は蟹宮で、魚宮18度の「土星」と三分=120度です。

三重合=0/0/0度の勢いが削れているような今週です。

「春分点」を挟んで強烈なのですが、「金星」と「海王星」のコンビでは現実度に欠け、「土星」と「火星」の三分=120度の慎重さのほうが上回ります。

ただし確実に保障されると、“大パンチ”で仕留めに出ることが起こりえます

シンプルなアスペクト・ラインの今週です。アスペクトの象意がホロスコープに占める割合や重要性を知ればそれだけでも見えてきます。

今週の星の動きのポイント

今週は、1月31日に順行に戻った「天王星」に続き、2月4日に「木星」が双子宮11度で順行に戻ります。

同日、「金星」が春分点を超えて牡羊宮に入宮です。

29日に水瓶宮に入宮したばかりの「水星」は“スピード違反“なみの速さでトランシットし、半月後の2月14日に魚宮に入宮します。

今週は「木星」がノー・アスペクトで、上述の「今週のホロスコープ」で紹介した以外のポイントは、水瓶宮での「太陽&水星&ケレス」の三重合=0/0/0度が牡牛宮23度の「天王星」と矩(スクエア=90度)であること。

もう一つは、春分点を挟んだ「金星&海王星&ドラゴン・ヘッド」と秋分点の「ドラゴン・テール」の衝(オポジション=180度)に、水瓶宮2度の「冥王星」が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけることです。

One-Point ◆ 先回同様、交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)もYOD(ヨッド=150/150/60度)も見当たりません。水瓶宮〜蟹宮の半球側にすべてのプラネットが集中することも同じです。


今週の新月or満月andトピックス

今週は2月12日が満月です。

水瓶宮24度に移動したばかりの「太陽」に「月」がジャストの衝(オポジション=180度)をとるのは、翌13日に日付が変わろうとする1時間ほど前の夜中の11時ころです。

「太陽」と「月」の衝(オポジション=180度)に、牡牛宮23度の「天王星」が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)が形成されます。

One-Point ◆ 一例なので100%はありえませんが、蠍宮の後半(15度〜29度)に出生時の「太陽」や「ASC=上昇点」などのディレクション・ポイントを持たれて、ご夫婦の相性や運勢に課題を持つ方は要注意のときになります。



《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、春分点(牡羊宮0度)を挟んだ「金星&海王星&ドラゴン・ヘッド」の三重合=0/0/0度です。

さらに、下方矩=90度のサイン(宮)蟹宮の「火星」と、これに魚宮18度の「土星」が上三分=120度をとっていることです。

さしもの「牡羊宮」も、おとなしくしそうな今週また昨今で、人によっては哲学的に「人生とは何ぞや?」「自分はどう生べきか」など、日ごろの果敢さを見直されたり、他人への優しさなどを考えられるかもしれません。

【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮の今週の運勢の見方のポイントは、春分点を挟んだ「金星&海王星&ドラゴン・ヘッド」と、秋分点の「ドラゴン・テール」の衝=180度に対して、水瓶宮2度の「冥王星」が調停=60/120/180度の座相を投げかけていることです。

加えて後半(15度〜29度)に象意を持つ人は、昨今の「天王星」の合=0度はもちろん、今週は「太陽&水星&ケレス」の上方矩=90度ゆえに、ご自身の独自の知識や才能やスキル(技能)を出せるとも出しにくいともいえる今週また昨今になっていることです。

要は、出せなくてもポテンシャル(潜在力)は高いので、表には出しづらくても内面ではいろいろと考え何か“爆発”寸前にもなりかねない今週また昨今です。

【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮の今週の運勢の見方のポイントは、いつもの「木星」と「土星」に加えて、計3つほどです。

ノーアスペクトの11度の「木星」と、上方矩=90度の魚宮18度の「土星」、そして水瓶宮の「太陽&水星&ケレス」の三重合=0/0/0度です。

双子宮のどこに象意ポイントを持つかで若干異なりますが、イージーで前向きな気分ながら、対外的な行動には慎重さや用心深さが現われ、知識やスキルは十分ながらも内に秘めたり発揮しなかったり、どこか“チグハグ”感を伴ないやすいときです。

それでも前半(0度)〜14度)また中盤(10〜19度)に象意を持つタイプは、今の時期“何とかなる”と楽観ししやすいでしょう。

【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮の今週の運勢の見方のポイントは、何と言っても逆行中の「火星」、そして上三分=120度の魚宮18度の「土星」です。

今週は、「金星」が春分点を超えて上方矩=90度の牡羊宮に入宮し、春分点直前の「海王星&ドラゴン・ヘッド」と三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)を形成することです。

“恋愛幻想”や“見果てぬ夢”を抱きやすいときですが、無謀に暴走するようなことはなく、案外と冷静だったり、慎重に用心深さのある今週になっています。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮の今週の運勢の見方のポイントは、後半(15度〜29度)に象意を持つタイプをメインに、水瓶宮での「太陽&水星&ケレス」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)と、獅子宮の上方矩=90度牡牛宮23度の「天王星」とが矩(スクエア=90度)であることです。

人によって若干の相違は当然のことですが、ご自分らしい個性や才能を視野に、どのように社会貢献や使命また責任を果たしていくか、自己顕現とともに無私の精神での発揮が視野に入ってくる方も多いでしょう。

水瓶宮2度で衝=180度の「冥王星」を含めて、すべての星が獅子宮から見て上半球に位置し、プライベートよりも社会活動に意識が向かいやすいときです。

【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮の今週の運勢のポイントは昨今は変わらず、今週は衝=180度の魚宮18度の「土星」が蟹宮の「火星」を下三分=120度とし、上方矩=90度の双子宮に位置する「木星」です。

加えて、水瓶宮の「太陽&水星&ケレス」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)もご参考にされるとよいでしょう。

出生時の「太陽」の位置によっては、木星を軸にしたT矩(Tスクエア=90/90/180度)が形成され、乙女宮の高度な“スキル”や“完璧性”(潔癖性)の発揮を意識されたり課題にしつつも“何とかなる”といったイージさのある対外的な言動をしやすいときです。

One-Point ◆ 2つの三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)はあるものの、かなりシンプルなアスペクトの今週です。それぞれにご自分の考えや想いは強まっても、昨今の転換期の世情や、不確定要素などもあり、いくぶん慎重な様子見に傾きやすい今週です。




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