宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「運勢ディレクション」

No.913 / 2025.01.20 〜 02.02

● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 1月19日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。
「ディレクション」の構造がそうなっています。
来年2025年は特別な年です。
ゆえに、「2025年の運勢SPリーディング」で、「2025年のライン・ホロスコープ」(PDF)とディレクション解説付きで、2万円(税込)とさせていただきました。
「今週の運勢」の見方」と併せてご参照ください。


今週のホロスコープ

今週(2週間分)の中日「1月20日」(月)午前0時のホロスコープです。

今週のホロスコープ

概 容
言い方は悪いのですが、昨今は終末の悪あがきを思わせる極まった動きに、宝瓶宮時代の認識や意識が高まりカウンターが生じていく現在また今週です。

組織の中心となる社長などのTOPすなわち権力者は、課題や問題がなければいいのですが、日本人なら自ら辞任してもおかしくない状況にあっても、イージーに“何とかなる”と楽観視して、収拾不能にまでトラブルを拡大しやすいときです。

また昨今は、“すわ核戦争か?”となりかねない配置が“抑制”とともに見られたのですが、今週はとりあえず危機を脱する方向に動きます。

今週中日の20日にトランプ大統領の就任式があるからでしょうか。

口先では“平和”など立派なことを言っても、戦争で金儲けや地位保全をたくらむ“旧勢力”ではなく、言葉では何をやるか分からないと匂わせる駆け引きをしながら、平和と安全をもたらすトランプ流です。

今週の星の動きのポイント

今週は、20日の朝5時頃に「太陽」が水瓶宮に入宮します。

引き続いて、28日に「水星」も水瓶宮に入宮です。

同日、逆行のみの「ドラゴン・ヘッド」が魚宮に、正反対に位置する「ドラゴン・テール」は必然的に乙女に逆入宮します。

「水星」&「太陽」&水瓶宮1度の「冥王星」は三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)です。

その中で「太陽」また水瓶宮入宮までの「水星」は、蟹宮終盤(20〜29度)の「火星」と衝(オポジション=180度)です。

これに魚宮終盤の「金星」や魚宮27度の「海王星」と、牡牛宮23度Rの「天王星」が2か所から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。

魚宮16度の「土星」と双子宮11度Rの「木星」は矩(スクエア=90度)です。

One-Point ◆ 牡羊宮0度R〜魚宮29度Rの「ドラゴン・ヘッド」また正反対に位置する「ドラゴン・テール」を交えた神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)は解消された今週です。


今週の新月or満月andトピックス

今週は、1月29日が新月です。

水瓶宮9度の「太陽」で、「月」がジャストの合(コンジャクション=0度)をとるのは夜の9時半頃です。

両星は双子宮11度Rの「木星」と乙女宮29度Rのドラゴン・テールと大三角=120度×3を形成します。

当日、水瓶宮には順番に「冥王星&水星」「太陽&月」「ケレス」と5つの“星”が大会合(ステリウム)を形成します。

One-Point ◆ 今月末には「霊識開元スターティング講座」の第1回を送信予定です。初回のメインは「天王星」「海王星」「冥王星」の小三角(ミニトライン=60/60/120度)が、なぜ「霊識開元」となるのか奥深い解説がメインです。



《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、牡羊宮の下方矩=90度のサイン(宮)「蟹宮」に逆行してきた「火星」です。

牡羊宮の共鳴星であることから、影響力は小さくなく「火星」に上三分=120度をとる「海王星」とともに、今後のご自身や方向性を想い描くなど、“理想”が膨らむことがおきる今週です。

「火星」には「水星」が衝=180度で、ご自身は動かなくても、指示したり「こうあるべき」と評論しやすくなるでしょう。

【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮の今週の運勢の見方のポイントは、上方矩=90度の水瓶宮に入宮していく「太陽」や「水星」で、昨年11月に入宮している「冥王星」との三重合=0/0/0度です。

牡牛宮23度を「天王星」が逆行中でもあることから、牡牛宮とくに後半に象意を持つ人をはじめ、われ知らずとも宝瓶宮時代や「深層の精神意識の変革」のデレクションへの意識が高まりそうです。

ちなみに、牡牛宮の共鳴星「金星」は“堅実”な「土星」との合=0度から移動して双魚宮時代の共鳴星「海王星」との合=0度に移ることから、新旧への志向が分かれそうです。

【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮の今週の運勢の見方のポイントは、「木星」が双子宮11度Rでその影響を受けていますが、水瓶宮16度の「ケレス」が上三分(アッパー・トライン=120度)なのを見逃さずに解釈することです。

今週は「水星」が山羊宮にあって、昨今、山羊宮の共鳴星「土星」を上方矩=90度としている双子宮であることから、社会的な地位や立場の向上する昨今となるのはもちろん、今週前後は双子宮らしい頭の回転やコニュニケーションを発揮してご活躍が可能です。

【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮の今週の運勢の見方のポイントは、逆行によって獅子宮から蟹宮に戻ってきた「火星」です。

その火星は今週は水瓶宮1度の「冥王星」を合=0度とする「太陽」を衝=180度とし、魚宮27度の「海王星」を上三分=120度とします。

「火星」自体は“行動”や“アクション”など、衝動や意志を伴なったアクティブな側面を象わすため、「太陽」(冥王星)との衝=180度によってエネルギッシュになるのはよいのですが、「海王星」とのスムーズな象意の関係性を結んで“理想”を夢見たり、“事実誤認”や“勘違い”などにご注意が必要な昨今です。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮の今週の運勢の見方のポイントは、水瓶宮1度の「冥王星」に加え、「太陽」が水瓶宮に入宮し、今週(2週間)後半には「水星」も水瓶宮に入宮することです。

その水瓶宮の共鳴星「天王星」が、昨今は獅子宮に上方矩=90度の牡牛宮23度Rにあって、漸次、「水星」を上三分=120度としていきます。

関係性の変化のときで、どちらかといえばプライベートに意識やご関心をもってきた人生期から“仕事”や“社会活動”など今後、どのように使命や責任を果たしていくのか、公共心が強まったり、ご自身らしい独自の個性や才能を対外的に発揮されていくための転換期にあたります。

【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮の今週の運勢のポイントは、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって若干異なるのですが、魚宮の「金星&土星」の合=0度と、衝=180度をとることで、同時に上方矩=90度の双子宮をトランシット中の「木星」です。

「木星」と「土星」は矩(スクエア=90度)で、今後、多かれ少なかれご自分が社会でどのような高いスキル(技能)を発揮されて仕事を含め奉仕や貢献をしていくのか、また責任や使命を果たしていくか頭をよぎる昨今で、テイクノートに値します。

とりもなおさず、自分らしい独自の個性や国家資格が必要だったりする専門的知識や高い技能(スキル)の習得また発揮を意識されておきましょう。

One-Point ◆ 「太陽&冥王星」「火星」「海王星&ドラゴン・ヘッド」「ドラゴン・テール」による調停=60/120/180度の座相が、許容度数(オーブ)を6度にするか8度をとるかによって異なりますが、ギリギリ今週まで形成されます。




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