宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「星のディレクション」

No.893 / 2024.09.02 〜 09.15

●隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 9月 1日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
許容度数(オーブ)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
運勢を決めるサイン(宮)」もご参照ください。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。


「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。


今週の傾向

2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、お互いに立場や考えの相違が際立っていきます。
最初から人は生まれながらにそういうものだと思っていれば耐性があって、ご対応もしやすいかもしれません。
が、今週中頃をメインに無意識の“悟り”や諦観の境地が必要にならざるをえない方もいらっしゃるでしょう。
概 容
いずれでもいいのですが、週末(2週間分)になるほど、多くの方にご自身の大きな意識変化が両極端にも生じていくことになります。
どうか“闇落ち”はしないでください。
個人の内面性やお立場のお話はそういう週末で、どなたにも分かる大きな変化は、組織や社会のトップ、中心に立つ首相や大統領また社長や会長といった代表者の大変化やチェンジです。

One-Point ◆ 今週はご自分とは異なるいろんな考えなど、相互の違いが強まります。主観を排してご自身とは異なる客観的なスタンスからの視点を持たれて、ご判断されるとよいときです。

今週の星の動き

今週は9月2日に天王星が牡牛宮27度で逆行に転じます。
同日、逆行中の冥王星が山羊宮に戻ります。
5日に火星が蟹宮に入宮です。
9日には水星が乙女宮に入宮します。
天王星と冥王星は三分(トライン=120度)です。
水星と天王星は矩(スクエア=90度)を形成します。
乙女宮中盤の太陽と魚宮15度Rの土星は衝(オポジション=180度)で、双子宮19度の木星を軸にT矩(Tスクエア=180/90/90度)します。
牡羊宮7度Rのドラゴン・テールは、天秤宮7度Rのドラゴン・テール&金星の合(コンジャンクション=0度)と、衝=180度で、一方、蟹宮2度付近の火星は山羊宮8度のケレスと衝=180度で、前者と後者が大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成します。

One-Point ◆ 今週中頃の一時期、水星を頂点に海王星と冥王星を底辺としたYOD(ヨッド=60/150/150度)と、冥王星を頂点に水星と火星を底辺とした複合YOD=60/150/150度が形成されます。交歓(ミューチュアル・リセプション)はありません。

今週のトピックス

今週は、9月3日、火曜日が「新月」です。
乙女宮11度の太陽で、月がジャストの合=0度をとるのは、午前11時ごろです。
太陽と月の合=0度は、山羊宮7度のケレスと三分=120度です。

One-Point ◆ 終了を迎えていく「宝瓶宮占星学」ですが、その第4章ともいえるのは、「宝瓶星学」の「霊識編」です。「[特別編] 宇宙と地球と天の計画」でご紹介した「霊識13」はそのイントロダクションとなります。

《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮に象意を持つ人は、スゴロクでいえば“一回休み”というだけでなく、ご自身を見つめなおすのによいときです。
「こうあるべき」とご自分が思っても、人それぞれに感じ方が異なり異なる価値観を持っていることが多いので、そのようなお互いの違いが際立つ今週です。
自分の“ルール”があり他人にも考えや立場かあり、偉そうなことを書いて申し訳ありませんが根底を省みてご意識を広げるのによいディレクションの今週です。


【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮に象意を持つ人は、本来的には、どちらかというとご自分がTOPに立ち、周囲を引っ張るというよりも、温和で受身的なのが一般的な牡牛宮ですが、昨今は組織や社会でTOPに立てる運勢期です。
それゆえ、今週はとくに慣れない立場に課題を抱えることも起こりやすく、ご自身とは異なるスタンスや考えの世の人々に満ちていることを、客観的に実感されることも多い今週また昨今です。


【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮に象意を持つ人は、人それぞれに細かなニュアンスや事情は異なりますが、いずれであっても宇宙この世界の“真実”は何かや、本物の自分自身や考え方を否応なく意識されたり模索されることが起きるときです。
一例ですが、平たく言えば“過ぎたるはなお及ばざるが如し”など、イージーや良過ぎる昨今の運勢が、下手をすれば逆に課題を招来することも起こりやすいため、どちらか一方に偏り過ぎない本物を目指されるのによいときです。


【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮に象意を持つ人は、平凡な言葉で申し訳ないのですが、ひとことで言えば“悟る”べき今週です。
ご自分を出しすぎても、逆に引っ込めすぎても課題は生じるときであることから、出しつつも引き、逆に引きつつも出すといった、宇宙の真実に通じる達人技や精神意識の持ち方など、その発揮の仕方が要諦となっている今週です。
自己の想いや主観にとらわれすぎずに、周囲をみた客観的なご判断が必要でしょう。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮に象意を持つ人は、今週(2週間分)の後半になるほど根本的にご自身の転換また変革のときになります。
良し悪しとは関係がないのですが、ご自分を無にして組織全体や社会を客観視される現実的なご判断やご対処が必要で、“本物”のご自分をなお高めていくときです。
ご自由にご判断されていいのですが、今週は獅子宮にかぎらず誰であってもご自分とは異なる状況が生じやすく、ご判断が難しくなっています。


【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮に象意を持つ人は、“ご自分らしい”といえば耳障りがいいのですが、乙女宮らしい秀でた本物の知識や考え、またスキル(技能)の発揮やご対応が可能な今週になります。
乙女宮にかぎらず、今週は誰であっても異なる考えや置かれた状況などのスタンスが異なる渦中に身をおくことになりやすいため、主観的にすぎず、独りよがりではない地に足を付けた客観的でクールなご判断が求められます。


One-Point ◆ 仕方ありません。“分水嶺”のピークは社会だけでなく。個々人自分自身にも訪れ、異なるご判断やご対応を迫られるため、谷底に“闇落ち”しないで済む、本物への覚悟も視野にご対処されるとよいときです。





【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2024 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.