宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 5月12日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
許容度数(オーブ)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
「運勢を決めるサイン(宮)」もご参照ください。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、嵐前の静けさなのか驚くほど穏やかさが垣間見えます。
多少のことがあっても、一時ほど目くじらを立てることが少なく、非難の気持ちはあっても一応は状況を推察されるなど抑制がちになりそうです。
◆ 概 容
要は批判精神がなくはないのですが、それ以上に状況を察しようとされたり寛容に何とかなるといった思いが心のどこかにあるときだからです。
ただし、表向きは例え静かに見えても見えない世界では地下のマグマのように動きが活性化していて、いったん爆発すれば、いつ表層化して大事件や大変革が起きてもおかしくないアスペクト(位相、座相:局面)がみられる今週です。
One-Point ◆ 油断はできないのですが、一方でビッグカップルやトップクラスのラブロマンスが起きてもおかしくない今週です。基本、水面下に留まりますが、表層化したときには大きく、話題爆発となるでしょう。
今週は20日の深夜11時ごろに太陽が双子宮に入宮します。
24日には金星も双子宮に入宮し、さらに翌々26日には木星も双子宮に入宮します。
太陽&金星&木星&牡牛宮23度の天王星は、今週前半をメインに四重合(クワドラプル・コンジャンクション=0度)です。
これに水瓶宮2度の冥王星が天王星と今週前半の金星を除いて、上三分(アッパー・トライン=120度)をとります。
また今週前半過ぎまでの金星と天王星に対して、山羊宮21度のケレスが上三分=120度です。
前者は魚宮29度の海王星が頂点となり、後者は魚宮18度の土星が頂点となって、それぞれ小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
牡羊宮の火星と牡羊宮13度のドラゴン・ヘッドは合(コンジャンクション=0度)で、天秤宮13度のドラゴン・テールと衝=180度です。
One-Point ◆ 金星の双子宮入宮によって、牡牛宮の水星との間に交歓(ミューチュアル・リセプション)が形成されます。YOD=60/150/150度はありません。
今週の「満月」は5月23日木曜日です。
双子宮2度の太陽で、月が射手宮2度を進むジャストの時間帯は、24日に日付が変わろうとする深夜11時頃です。
One-Point ◆ 月には海王星が三分=120度で、満月に調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけ、ラブラブモードも可能なときです。
牡羊宮に象意を持つ人は、最初のほう(〜5度ほど)、中盤(10〜19度)、最後のほう(およそ25度〜)のどこに象意ポイントを持つかで、かなり運勢が異なってくる今週です。
最初のほう(〜5度ほど)に象意を持つ人は、実現可能かどうかはともかく、大望が膨らむ人生期に入りつつあり、最後のほう(およそ25度〜)に象意を持つ人は組織や社会のテッペンに立って裁量権を得るなどが可能な人世紀で、傲慢に陥ると一転、運勢をなくして足元をすくわれることが起こりかねません。
中盤(10〜19度)に象意を持つ人をはじめ、気力の充実や果敢なチャレンジが可能な今週です。
牡牛宮に象意を持つ人は、もともとトップ運や棟梁運をお持ちの方ほど、その運勢が表層化し、顕在化し、現実化しやすい人生期の昨今がはじまっています。
ただし、中には慣れない方や、本当は実力があるにもかかわらず、ご自分に自信を持てないという方もいて、それはそれで謙虚さに見られて、周りから人気を得たりすすのですが、それなりのジレンマや精神的な葛藤を抱える方がいてもおかしくない今週また昨今の人生期になっています。
終盤(20〜29度)に象意を持つ人をはじめとして、牡牛宮全体的にもご自分らしい個性や才能の発揮、また快適性を得やすい今週になっています。
双子宮に象意を持つ人は、もしかしたら気分的には、天下無双といえる今週になるかもしれません。
課題や問題があっても、いつもなら考え込むようなことでも「何とかなるさ」と楽観的に思いやすく、でありつつも中頃(10〜19度)に象意を持つ人をはじめとして、クールに現実的な責任あるご対応が可能なときになっているためです。
たぶんに、組織や社会の頂点に立って決定権を発揮できる今週また昨今ですので、言葉のみに留まらず、最後まで責任あるご対応が、功を奏することになる運勢期のこの頃です。
蟹宮に象意を持つ人は、標語的に言えば「夢見る活動期」です。
いくばくかの波がありますので、今週や今すぐとはかぎりませんが、良し悪しはともかく夢やヴィジョンを描く人生期に徐々に入りつつあり、今週は実力発揮も可能な多忙さのあるときになりそうです。
もっとも、蟹宮の後半や終盤に象意を持つ人は複雑で進むべき目標や方向性を見失ったり、今後の仕事や社会活動へ向けた、大変革の人生期を通過中ですので、常にとはなりませんが一様ではない昨今の人生期になりやすいでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、もともと組織や社会のトップ運や棟梁運を持たれていたり、目標やターゲットにされておられる方が多いのですが、今週や昨今は組織や社会の中心にも立てるときになっています。
今週は人気運もあり、ご自身の理想のヴィジョンも描きやすいので、もともとの素質や運勢また人気や実力人望のある方ほど、トップ運を叶えるのが容易なときです。
対外的にクールな理性の発揮や、ご自分らしい独自の個性や才能を対外的に発揮できる昨今の人生期でもありますので、傲慢にならず。謙虚さを伴なわれて進むことで運勢は長続きします。
乙女宮に象意を持つ人は、トップ運や超人気運も可能な今週です。
もともとトップ運や人気運をお持ちの方ほどそうなのですが、一方では両極端の傾向が潜んでいるときでもありますので、運勢波動との共鳴作用でなく、ご自分の力だと過信すると、いつでもテッペンからどん底に落ちる可能性もあるときなので、心からの謙虚さを伴なわれておくほうが無難です。
人生期的にも仕事や対外的な社会活動への転換期にあることから、特殊なスキルを、どのように世のため人のために活かすか、使命感や責任感とともに将来を見越した方向転換を試みられるとよいときです。
One-Point ◆ たぶんに、嵐前の静けさの今週です。“分水嶺”のピークの今年2024年が何事もなく終わるはずもなく、見えないところで密かに動きが生じていて、表層化したときに、良くも悪しくも大変革がもたらされそうです。
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