宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 3月31日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
許容度数(オーブ)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
「運勢を決めるサイン(宮)」もご参照ください。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は“ない”ように見えても、宝瓶宮時代への“変化”のポテンシャル(潜在力)が爆上がりに充満しつつあるときです。
今年2024年は、双魚宮時代の終末で、宝瓶宮時代の社会体制へと変化していく転換点となる“分水嶺”のピークのときなので、その準備の今週また昨今になっているときです。
◆ 概 容
オモテ向きふだんどおりで、何もないように時が過ぎているように見えても、実はそのウラで着々と時代変化が進んでいることが、実際には起こります。
表面的には分からないのですが、「基本三数」によって“宇宙波動エネルギー”を伴った「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)からリーディングしたときに、そんな側面のある今週また昨今だということです。
One-Point ◆ 過去の占星師の象意解釈を参考に主観で解釈するのが“ホロスコープ占い”の現代占星術です。そのため時代に沿った新たな解釈は誰かがはじめないと認識できず、旧態依然の解釈に陥ります。
今週は4月2日に水星が牡羊宮27度で逆行に転じます。
5日に金星が牡羊宮に入宮します。
牡羊宮15度のドラゴン・ヘッドと太陽は合(コンジャンクション=0度)で、天秤宮15度のドラゴン・テールとの衝(オポジション=180度)に、山羊宮17度のケレスが軸になってT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
またケレスは、牡牛宮18度の木星&21度の天王星の合=0度と、三分(トライン=120度)です。
魚宮の火星&14度の土星は合=0度です。
水瓶宮1度の冥王星と魚宮28度の海王星は六分(セクスタイル=60度)です。
One-Point ◆ 今週は、魚宮/牡羊宮/牡牛宮の3連続サイン(宮)で、4つもの合=0度が形成されます。ご自分なりのお考えを持つのは必要ですが、過度な自己主張は控えることが可能なときですが、限度を超えると爆発しかねないときです。
「アスペクト完璧講座」のラスト回、4月のテーマは「大六角」(グランド・セクスタイル=60度×6)です。
当該アスペクト・パターンは、少ないのですが稀にお持ちの方がいらっしゃいます。
今週の「新月」は4月9日火曜日です。
牡羊宮19度の太陽で、月がジャストの合=0度をとるのは未明の3時半頃です。
One-Point ◆ 当日はドラゴン・ヘッド&太陽&月&水星(逆行)の四重合(クワドラプル・コンジャンクション=0度)です。皆既日食が見られるのはアメリカ大陸のみです。どこまでオモテに出るかはともかくご自分なりの「こうあるべき」だという正義心を持たれる方が多くなる時期です。
牡羊宮に象意を持つ人は、人気運が上昇する今週です。
中には優しさや周囲への配慮を見せる牡羊宮に、気味悪がったり見直したりすることがありますが、今週の運勢ゆえに時が経てば元に戻っていきます。
いずれにしても、現実を見れる今週ゆえに「こうあるべき」だといった競争心や闘争心を内に秘めるなど、慎重さや忍耐強さが垣間見える昨今です。
そういったことも合って、相手や周囲への配慮が際立つ今週です。
牡牛宮に象意を持つ人の昨今の人生期は社会や組織の“テッペン”に立ちやすく、権力や決定権を得られるときです。
会社組織をはじめ対外的な社会の分野でリーダーを任せられたり「長」がつく役職に就くなど、組織のTOPに立つことが可能な人生期だといえます。
運勢的にそうですが、ふだんは受身的な牡牛宮の場合、TOPの立場に慣れていなかったり、リーダーシップの発揮の仕方が不慣れなケースも見られますが、かえって“謙虚さ”があるように見られて人気が出ることもあります。
双子宮に象意を持つ人は、仕事などの対外的な社会活動に多忙で、おおむね実力が発揮できる今週また昨今です。
同時に生まれ持つホロスコープの状態によっては逆に、ご自分なりの考えが高まって何とかしようとしても、なぜか動きづらいケースも起こりえる今週です。
良し悪しに関係なく両方の可能性があるときなので、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに、我知らず“夢”や“大望”を描いてきていたのであれば、夢から覚めるかのように次第に現実を自覚していくことになる今後です。
蟹宮に象意を持つ人は、哲学的また宗教的な表現をすれば、“無”の“ポテンシャル”(潜在力)を心がけられるとよい今週また昨今です。
あえて難しくいえば“善悪”や“勝ち負け”ではなく、“矛盾の統一”といえるその両方を同時に実現していくような運勢期のときです。
逆に分かりやすく申し上げますと、それでも難しいのですが内面の精神意識といった心理面や情感面また霊性面に意識やご関心を向けることになるときで、そういったことから新展開や新境地など活路を生み出していけるときです。
獅子宮に象意を持つ人は、新たな仕事や職種の選択に向けて、スキルの習得や向上のために否応なく学んでいくことになる今週また来週すなわち昨今だといえます。
良し悪しに関係なく、新事業や新たな職種に向けた“夢”や“ヴィジョン”を描いていかれる今週ともなります。
職場や職種が変われば、当然、対人関係面も180度ほどにも大きく変わっていくことが起こりえる昨今の人生期ともなっていますので、過去にこだわりすぎることなく将来設計を描かれるのもよいでしょう。
乙女宮に象意を持つ人は、個人的にも社会的にも、バリバリの転換期の昨今になっていますので、そこに向けて行動が伴なっていく今週です。
今後、ご自身が人生においてどのような仕事をはじめ社会的な責任や使命を果たしていくのかが意識にのぼることがありますし、終盤(20〜29度)に象意を持つ人ほど、“理想”を描いていくことになる今週また昨今になっています。
先回も書きましたが、それ以外の運勢に関しては、乙女宮以外に生まれ持つ「運勢サイン(宮)」のほうがそれなりに影響力を強める昨今ですので、そちらも併せてご参照ください。
One-Point ◆ 内面に「こうあるべき」といったご自分なりの考えを持ちつつも、今週はむやみやたらと自己主張に走ることなく、忍耐強く現実の様子をみるなど“ふだん”はオモテに出しにくく、流れ任せの様子見となりやすいときです。
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