宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「星のディレクション」

No.869 / 2024.03.18 〜 03.31

●隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 3月17日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
許容度数(オーブ)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
運勢を決めるサイン(宮)」もご参照ください。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。


「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。


今週の傾向

2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、たぶん言葉を尽くしてもうまく伝わらないと存じますが「負けるが勝ち」「勝とうと思わないことが否応のない新展開」につながり、未来を切り開くことに通じるときになります。
難しいのは逆パターンもあることです。
ふだんは無力や無気力だとしても、俗に言う“火事場のばか力”のように、イザというときに本気モードを発揮されることで意外なぬ状況打破が可能な今週また来週です。

概 容
“分水嶺”のピークの2024年です。
それぞれの分野やステージで、いつ何時、時代の変わり目となる状況変化が起きてもおかしくありません。
固定観念や既成概念にとらわれすぎずに、新時代への変化を受け入れられる素地を培われておかれるとよい今週また今後になっています。

One-Point ◆ どこまで表層化して、目に触れ認知されるかはともかく、時代の変化はすでにはじまっており着々と進行中の今日この頃です。

今週の星の動き

今週は20日のお昼12時半頃に太陽が牡羊宮に入宮します。
ゆえに「春分の日」になります。
その太陽は、今週は魚宮27度の海王星と合(コンジャンクション=0度)で、水瓶宮1度の冥王星と六分(セクスタイル=60度)です。
23日には火星が魚宮に入宮します。
山羊宮14度のケレスは、牡牛宮15度の木星と同20度の天王星の合=0度に三分(トライン=120度)です。
木星とケレスの三分=120度は、魚宮12度の土星&15度の金星の合=0度を頂点として、小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
一方、牡羊宮16度のドラゴン・ヘッドと天秤宮16度のドラゴン・テールは、ケレスを軸としてT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
牡羊宮の水星は、ノー・アスペクトの今週です。

One-Point ◆ 今週末は、ドラゴン・テールを頂点とするYOD=60/150/150度が形成され、底辺の星は木星であり、もう一方の底辺の星は当初は金星で週末以降は土星に変わります。

新月または満月のトピックス

「アスペクト完璧講座」の第11回分テーマ「神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)」は、3月末にお届けいたします。
今週の「満月」は、3月25日月曜日です。
牡羊宮5度の太陽に衝=180度となる天秤宮の月で、ジャストの時間帯は午後4時頃です。

One-Point ◆ “セキュリティー強化”という名目による仕様変更により、Gメール宛てのメールの不達があちこちで発生しています。届いたり届かなかったりしています。Gメール・アドレスの方で、当方からのメールが届かない場合は不達が考えられますので、ご一報を賜りたく存じ上げます。受信は可能です。

《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮に象意を持つ人は“負けるが勝ち”といった言葉を実際に体験されてみられることができる今週です。
牡羊宮に象意を持つ人は、通常パワフルで“負けん気”が強く“勝ってなんぼ”といった考えをされやすい方が多いのですが、逆に相手や状況によっては、警戒されたり人徳のない野蛮な人物かのように見られることがあります。
それを否定するものではありませんが、「無手勝流」といった言葉もあるように、今週の牡羊宮にとっては勝とうとしないことが、新たな状況や新展開を生むことにつながります。


【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、多くの方が現実問題としてお仕事や日常の生活において、“自己矛盾”を感じたり体験することが否応なく起こりやすい今週また来週になっています。
それが“悪い”という意味ではなく、たとえていえば“生みの苦しみ”にも似て、新たなご自分の個性やキャラ、また独自の才能を見出されることにつながるときです。
慎重になられたり、用心深いのはいいのですが、悲観的になったり、必要以上に自信をなくして落ち込まないことが重要になります。


【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮に象意を持つ人は、対外的な社会活動や仕事の分野において、ほぼベストな運勢期にある今週また昨今です。
もともと昨今は、前半(〜14度)に象意を持つ人をはじめとして、社会的な立場や地位が向上したり責任ある立場が与えられる運勢期にあるのすが、加えて今週また来週は、人気運アップと共に実力発揮が可能で多忙なときに、ホロスコープ(出生天球図)によって相応になります。
初盤(0〜9度)、中盤(10〜19度)、終盤(20〜29度)と、生まれ持つ象意ポイントによって若干の違いやタイムラグが生じるのは仕方ありませんが、社会運がバリバリにアップしていくのは変わらない今週です。


【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮に象意を持つ人は、哲学的また禅問答や宗教的な表現をすれば、合気道の精神にも似て“無”の“ポテンシャル”(潜在力)をヒントにされるとよいときです。
難しい表現をすれば“矛盾の統一”ともいえる“善悪”や“勝ち負け”ではなく、その両方を同時に実現していくような運勢期の今週です。
分かりやすく申し上げますと、内面の精神意識といった心理面や情感面また霊性面を、否応なく意識やご関心を向けることによって、新境地を生み出していく今週また来週です。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮に象意を持つ人は、平たく申し上げますと、新たなお仕事や職種に向けて、スキルアップのために否応なく学んでいくことになりそうな今週また来週など昨今です。
その点では、良し悪しに関係なく新事業や新たな職種に向けた“夢”や“ヴィジョン”を描いていかれる今週だともいえます。
職場や職種が変われば、当然、対人関係面も180度ほどにも大きく変わっていくことがある昨今の人生期になっていますので、過去にこだわりすぎることなく将来設計を描かれるのによいときです。


【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮に象意を持つ人は端的に申し上げますと、個人的にも社会的にもバリバリの転換期の昨今になりますので、そこに向けて行動を伴う今週です。
先回と同じ言葉を使わせていただきますと、ありていに申し上げますと今後、ご自身が人生においてどのような仕事をはじめ社会的な責任や使命を果たしていかれるのか、意識に留め、終盤(20〜29度)に象意を持つ人ほど理想としていかれる今週また昨今になっています。
乙女宮生まれ(太陽)とはかぎりませんが、“乙女宮の象意”をより強くもたれる方ほど、そのような転換期で、それ以外の運勢は乙女宮以外に生まれ持つ「運勢サイン(宮)」の運勢をご参照ください。


One-Point ◆ 平たく申し上げますと「逆転の発想」が必要だったり、そこから新しい何かが生まれたり新たなスタートができるときで、“無”から逆に“有”を生み出すことができる今週になります。





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