宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「星のディレクション」

No.865 / 02.19 〜 03.03

●隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 2月18日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
許容度数(オーブ)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
運勢を決めるサイン(宮)」もご参照ください。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。


「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。


今週の傾向

2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、昨年までのひところに比べると、ずいぶんとおだやかになった感じのある今週です。
人によって異なるのはやむをえませんが、異性への情動や色恋などを除きまた各自が「こうだ!」といったように理想像としている事柄などを除いて、そういった先週や今週になっています。

概 容
今年2024年は“分水嶺”のピークのときなので、良し悪しはともかくとして月並みな表現ですが「嵐前の静けさ」の感がなくもありません。
それはそれとして、全体的にはずいぶんとおだやかな感じの今週ですが、逆に強まっていく部分があるのも事実です。
昨今の実情を踏まえて内心の“理想像”や各自の“考え”はシビアな現実を踏まえて強くなるのですが、一方で組織や社会また体面を重んじたり意識しやすい今週になっていますので、常識的に抑制されやすくなっています。

One-Point ◆ 周りのことや世間体なども考慮して、ヘタに外には出さないので、見えにくいケースも多いということです。異性関係を含めてもそういえ、強まっても内に込めやすい今週です。

今週の星の動き

今週は19日のお昼1時半頃に太陽が魚宮に入宮します。
23日に水星も魚宮に入宮です。
水星&太陽&魚宮9度の土星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)です。
これらは、山羊宮8度のケレスと牡牛宮10度の木星との三分(トライン=120度)の頂点となって小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
牡羊宮17度のドラゴン・ヘッドと天秤宮17度のドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)に、水瓶宮の金星&火星の合(コンジャンクション=0度)が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
金星は牡牛宮19度の天王星と交歓(ミューチュアル・リセプション)です。
水瓶宮1度の冥王星と魚宮26度の海王星は六分(セクスタイル=60度)です。

One-Point ◆ ドラゴン・ヘッドと必ず衝=180度のドラゴン・テールを除いて、すべての星が山羊宮から牡牛宮に集中する今週です。その真ん中の魚宮には、太陽、水星、土星、海王星が位置して、大会合(ステリウム)の様相ともいえます。

新月または満月のトピックス

「アスペクト完璧講座」第10回テーマ「大十字(グランド・クロス=90度×4)」は2月25日〜29日にお届けいたします。
今週の「満月」は2月24日土曜日です。
魚宮5度の太陽に衝=180度の月で、ジャストの時間帯は夜10時頃に乙女宮5度を通過します。

One-Point ◆ 当日は愛情か実利かなど、主に異性関係やパートナーとの齟齬や諍いが起こりやすいときです。双方の楽観性と慎重さとが起因することになります。

《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮の今週は異性関係や愛情問題がテーマや課題となるときです。
前半(〜14度)に象意を持つ人は、ひところとは異なり、お仕事や対外的な活動は“お休みモード”のときで「何とかなる」といった成り行き任せになりやすく、情愛や異性関係を優先しやすくなる今週です。
一方、後半(15度〜)に象意を持つ人は、牡羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」のほうが活性化しやすくなっていますので、そちらも併せてご参照ください。

【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮に象意を持つ人は、初盤(0〜9度)や中盤(10〜19度)に象意を持つ人をメインに、職場など対社会的にも異性をはじめ人気運の絶頂期といえるほどの今週です。
何もせず牡牛宮らしい穏やかさや受け身の性質が功を奏するのか、はたまた昨今の成り行き任せの大らかさが人気の秘訣なのか、あえてご自分らしくふつうだったり、何も欲さない成り行き任せの「星のディレクション」による運勢期なども起因している昨今です。

【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮に象意を持つ人は、仕事や社会活動で双子宮らしい個性(キャラ)や才能を発揮されて、現実に即した能力発揮の今週また昨今になっています。
前半(〜14度)に象意を持つ人はとくにそうで、極論すれば何も意図しなくても運勢的に才能発揮のご活躍が可能な今週です。
一方、後半(15度〜)とくに終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、すでにお気づきの方も多くご注意されておられると存じますが、一応は念のために“夢”に流されすぎないように、地に足をつけたご判断をしばしされておかれるとよいでしょう。

【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮に象意を持つ人は、どちらかというと蟹宮以外に生まれ持つ「運勢サイン(宮)」の影響のほうが強い今週です。
強いて申し上げますと、ご自身のあり方などを見直されて、新たな目標や方向性を視野におかれてみられるのによい今週です。
さほど大きな運勢ディレクションではありませんのでスルーされてもいいのですが、何か一言めぼしいことを書くならば、情愛や異性関係を含めた方向性の見直しなどが視野に入ってくるかもしれないといった程度の今週です。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮に象意を持つ人は、プライベート優先の人生期から今後の人生期の進路や方向性を見極めかのように、ご自身の進むべき道を見定めていく転換期の今週また昨今になっています。
ここ数年は自立や独立を含めて、転職など仕事や社会活動の転換期にあるじきだからです。
個人個人によって何が適職かその内容は異なりますが、いずれにしても得意な趣味の延長だったりサイドビジネスにしてきた関連でもいいのですが、ご自分らしい個性や独自の才能を活かせる方向がよいでしょう。

【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮に象意を持つ人は、これまでのご自分の内面性やご家庭などプライベートを、我知らずともメインに意識やご関心をもたれてきた人生期から、世のため人のために独自の高いスキル(技能)を発揮していく、社会的な使命や責任を果たされる方向への転換点にある今週また昨今です。
そのような転換の運勢期にあるために、これまでの過去の状態が通用しなくなる出来事が招来することが起こることがあります。
問題は過去の踏襲や郷愁ではなく、社会的な使命や責任を視野に、意識転換や事態のバージョン・アップを図っていくとよいときです。

One-Point ◆ 今週はなんでもありの混乱状態というより、個々に生まれもつホロスコープによって異なりますが、特定の方向や分野に集中する傾向が出ますにで、度の方向や分野なのか見定めていかれると、適切なご判断によって制御しやすくなります。



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