宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「星のディレクション」

No.861 / 01.22 〜 02.04

●隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 1月21日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
運勢を決めるサイン(宮)」もご参照ください。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。


「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。


今週の傾向

2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
鋭角に急激にかわることはありませんが、2024年の“分水嶺”のピークのはじまりとなる今週です。
双魚宮時代から宝瓶宮時代への“分水嶺”自体はすでにはじまって久しいのですが、その最後の“ピーク”のときを迎え越えていくのが本年で、歴史的な坂道を上り、ついには峠を越えていく“分水嶺”ピークのはじまりとなる今週です。

概 容
階段のような、ハッキリとした段差ではなく、峠道の頂点をなだらかに越えていくようなシームレスな移行です。
ですが一応は区切りを付けておかなければなりませんのでそんな今週です。
昨今の天候のように一雨ごとに暖かくなっていくような行きつ戻りつした時代から、誰もが雪解けの春を感じはじめるようなときで、さまざまな出来事は相変わらず起こりますが、逆流が少なくなり大河の流れがどんどんと起こりはじめるに至る、まだよく分からない緒についただけの時点です。

One-Point ◆ 新時代の動きが徐々に顕著になっていくために、過去の“支配/被支配”“善/悪”“吉/凶”といった周囲との対立概念ではなく、主体的に「深層の精神意識の変革」のディレクションをメインにとらえてみましょう。

今週の星の動き

今週は27日に牡牛宮19度で天王星が順行に戻ります。
昨年11月11日の冥王星以来、5つのソーシャル・プラネットのすべてが順行に戻り、時代を前に推し進めていくことが象わされます。
山羊宮の水星&火星の合(コンジャンクション=0度)と、上述の天王星は三分(トライン=120度)です。
また水星&火星は、牡羊宮19度のドラゴン・ヘッドと天秤宮19度のドラゴン・テールの軸となってT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
水瓶宮の太陽は、今週の後半からこれに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかける一方で、牡牛宮6度の木星と矩(スクエア=90度)です。
山羊宮の金星は木星と三分=120度です。
木星と魚宮6度の土星は六分(セクスタイル=60度)です。
射手宮26度のケレスと魚宮25度の海王星は矩=90度です。

One-Point ◆ 週末(2週間分)の直前に、金星&火星が合=0度をとり、天王星との三分=120度を形成しはじめます。スキャンダル絡みの異性問題や意外なカップルの話題が週が進んだり来週になるほど出そうです。

講座と新月&満月のトピックス

今週は、先週11日の山羊宮の新月に続いて、26日金曜日に水瓶宮5度の太陽と獅子宮の月による満月になります。ジャストの時間帯は未明の3時頃です。
情動も高まりやすく地道でも愛をはぐくんできたカップルほど動きが生じやすくなるときです。

One-Point ◆ 26日の未明の満月の前夜25日(木)を含めてそうで、真摯な関係もそうですがアバンチュールも起こりやすくなる星の配置です。

《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮に象意を持つ人は、頭の回転も早くなり仕事など社会的にご活躍ができる今週で、当意即妙な皮肉の効いた受け答えができるときです。
職場や社会での人気運も高まりますので、一見的には“無敵”ともいえる絶頂期の今週また昨今でしょう。
ですが、昨今の牡羊宮の場合は絶頂期にこそ落とし穴が潜んでいますので、“勝って驕らず、負けて倦まず”といった心境もそうですが、まずは調子がよいときほど慎重で、謙虚さを持たれておくことが重要なときです。

【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮に象意を持つ人は、初盤(0〜9度)に象意を持つ人をメインに、一時的でも社会や組織や部署のトップに立つなど、“権力”や決定権を発揮できる立場を得ることになる人生期です。
だからといって金銭的に余裕のある“おじさま族”ほど、ヘタに色気やスケベ心を出して異性関係を誤ると、トップ運をたちどころに失い、一転、社会のどん底に転げ落ちることが起こる運勢期でもありますので充分にご注意ください。
同時に、後半(15度〜)に象意を持つ人は、独自の個性(キャラ)や才能を発揮できる今週また昨今になっています。

【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮に象意を持つ人は、若干、変り種のクセ(キャラ)のある傾向が出ますが、バリバリに個性を発揮された活動が可能な今週になっています。
以前からお伝えしていて恐縮ですが、双子宮の前半(〜14度)に象意を持つ人は、昇進など社会的な地位向上がもたらされる昨今の運勢期にあることから、客観的に周囲の状況を見極めつつ、独自の実力を発揮されていかれるとよいでしょう。
一方、終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、これまでの夢や大望が潰えたり、実現不可で失われていくことが起こりえる今週また昨今になっています。

【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮に象意を持つ人は、個人的には転換期となる今週また昨今です。
微妙に個々人によって異なるのですが、平準的にはおおむね、どのような自分になっていくのか“理想の自己像”が意識にのぼってきたり、何気に考えたりイメージすることがあるかもしれません。
古い双魚宮時代の“理想”ではなく、宝瓶宮時代の「深層の精神意識の変革」のディレクションが本格化していることから、ご自身の内面の“深層”をベースにした現実的な方向に意識や言動をもたれるとよいときです。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮に象意を持つ人は、地下のマグマの動きのような表層化していないディレクションだったりしますが、これまでとは異なる大転換期の緒についた今週また昨今です。
同時に今週は、仕事や対外的な社会活動の分野でバリバリと自己発揮をされたり、良し悪しはともかく、新たな分野や職場でご活躍が可能なときですので、ワンマンになりすぎずに推し進めていかれるとよいでしょう。
過去にこだわりすぎずに、新たな時代の自己発揮を視野に「深層の精神意識の変革」をも意識された言動をされていかれるとよいときです。

【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮に象意を持つ人は、運勢的な人生期としての大きな流れは先回とさほど変わらないのですが、個々人において、ご自身のスキルや知識や理想像の発揮が可能な今週になります。
昨今は何を目指されても個人の自由で、双魚宮時代から宝瓶宮時代へ移行していく“分水嶺”のピークの2024年ということを念頭に、意識や方向性を調整されて独自の特殊な高いスキルをビジネスを含めて“世のため、人のため”に発揮されて活動していく意識を固め、仕事や社会活動に向かう転換点の今週また昨今にされるとよいときです。

One-Point ◆ 良し悪しはともかく、異性関係に動きが生じやすい今週また来週です。常識の範囲内であっても、思わぬ展開も起こりやすいでしょう。ふだん異性関係を苦手とするオクテな方のの場合も社会的に常識的であるほど新規展開が起こりやすいでしょう。



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