宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週日曜日に更新予定です。
※2023年 9月 3日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週のトピックスは、今週(2週間)の後半が進むほど次週を含めて、国家や組織のTOPや権力者の交代や変化が起こる星回りです。
8月31日にあっぷしました「Re.双魚宮時代の終末」にも書きましたように、“支配/被支配”の古い権力は、時代の天運から見放されていく双魚宮時代最後の3年間(終末)に入っているためです。
◆ 概 容
“占い”のような当てものではないのでTOPや権力者の方々が気づいたり、用心をすれば、相応に防ぐことは可能です。なので絶対とはいえませんが、可能性が高まるのは今週でいえば週末の17日(日)あたりです。
時間を出すことは可能ですが、現地時間の「基本点」(Angle)を出すのはかなり面倒で手間隙がかかりますので割愛させていただきました。
One-Point ◆ 木星が今週4日に逆行に転じることで、すべてのソーシャル・プラネット(冥王星、海王星、天王星、土星、木星)が逆行中になります。時代変化の“ゆり戻し”は、逆説的に正常に戻るためです。
今週は4日に金星が獅子宮15度で順行に戻ります。
同日、木星が牡牛宮15度で逆行に転じます。
15日にケレスが蠍宮に入宮です。
翌16日に水星が乙女宮8度で順行に戻ります。
水星は魚宮の土星と衝(オポジション=180度)です。
土星は、牡羊宮のドラゴン・ヘッドと、ケレス&天秤宮のドラゴン・テールとの衝(オポジション=180度)に、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
一方、この衝=180度に山羊宮の冥王星が軸となって、T矩(Tスクエア=180/90/90度)が形成されます。
乙女宮の太陽と牡牛宮の天王星と山羊宮の冥王星は大三角(グランド・トライン=120度×3)で、太陽に魚宮の海王星が衝=180度をとって、大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)が形成されます。
金星と天王星は矩(スクエア=90度)です。
天秤宮の火星は、金星と六分(セクスタイル=60度)で天王星と転(クインカンクス、インコンジャンクト=150度)です。
One-Point ◆ 今週は冥王星が大三角=120度×3の一角でもあり、同時にT矩=180/90/90度の軸になって「深層の精神意識の変革」をいっそうながします。
第5回「アスペクト完璧講座」、今月9月のテーマは単独アスペクト「五分(クインタイル=72度)」です。配信予定は月末9月25日〜30日です。
一両日中にご紹介の記事「アスペクトらしくない五分」をアップいたします。
One-Point ◆ 「五分=72度」は最もアスペクトらしくアスペクトです。それゆえ現代占星術では“マイナー・アスペクトに”区分されています。象意の発現が特定の構成要素に偏りますが、決して弱いアスペクトではありません。
牡羊宮に象意を持つ人は、今週は意識や生きる方向性を、何気にご自分の対外的な使命や責任などに向けて転換されてみられるとよいときです。
さほど強い影響というのではないのですが、逆に言えば純粋にご自身の意識転換にでき、一方、終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、仕事上の地位や社会的なお立場などに、変化や課題また状況によっては転換がおきかねない今週また来週です。
牡牛宮に象意を持つ人は、今週あたりまでは、まぁ気分次第でもいいし、イージーに気ままでもいいし、焦らずにのんびりとされるなり、プライベートやご自身の精神的な快適さを楽しまれたり、堪能されてリフレッシュされるのもよいでしょう。
今の時期は、無理に成果を上げようとか、ことを成そうとしなくても、次のための休憩やご準備ととらえてみられるのも、牡牛宮の運勢のみをみれば、悪くはないときになっています。
双子宮に象意を持つ人は、上述の牡牛宮の今週の運勢に似ているのですが、対外的な社会活動や夢もさることながら、個人的な趣味や知的好奇心、なた内面の精神性などプライベートとな側面をメインに意識されていかれるとよい今週になっています。
今週から来週にかけて、前向きになれたり、気ままな気分でご自分らしい気づきや知識また精神的なレベル上昇やアセンションが可能です。
蟹宮に象意を持つ人は、焦ったり、クヨクヨかどうかがともかく気にしてもせん無いこともあるときです。
今週はご自身の学習能力と優れたセンシティブな感性を信じて、対外的にはやるべき職務をボチボチとはたせれば御の字くらいに考えて、むしろご自身の内面の構想や計画、また将来に向けた意志を構築されたり固めていかれるときにされるとよいときになっています。
獅子宮に象意を持つ人は、今週は獅子宮の象意が強い方ほど“ラッキー・ウィーク”です。
「過ぎたるは猶(なお)及ばざるがごとし」に気をつけながら、粛々と節度と矜持を保たれて忌憚なく、堂々とご自分を発揮されて進まれるとよいでしょう。
逆に申し上げますと、鼻持ちならない傲慢不遜や、違法はもちろん倫理にもとる行為は一気にどん底に落ちかねない運勢の今週です。
乙女宮に象意を持つ人は、今週は基本的に乙女宮らしく完璧性を(潔癖性)を発揮されつつ、イケイケどんどんと前向きに、また気分も明るく進める方が多いときになります。
ただ、トップクラスの転換運の今週ですので、信念は持たれても正々堂々と王道を歩まれつつ謙虚であることも必要なときで、違法な行ないはもちろん、人倫にもとる行為はトップや権力者のお立場にあっても、どん底に落ちかねない時期です。
One-Point ◆ 「今週の傾向」にも書きましたように、今週後半前後から来週にかけては、トップや権力者の転換期です。時代は徐々にながら「双魚宮時代の終末」の大詰めに入っていますので、従来を覆す変化が起きやすくなっています。
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