宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週日曜日に更新予定です。
※2023年 2月19日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)の特徴は、無気力かと見まごうほど、よほどの緊迫した事態が起こらなければレスポンスが薄く、状況をスルーしがちなことです。
かといって無能や無力とは真逆で、イザとなれば逆に最大限のパワーを発揮して事態を収拾していくことになっていきます。
◆ 概 容
その反面、異性関係や情愛面におきましては相手を許容して自由を認める寛容モードが満開の今週です。
念のために衝動的また軽々な思いつきで言葉を発しないようにご注意されて、皮肉めいた言いかたに気をつければ、成り行き任せで案外とうまくことが運びます。
One-Point ◆ 相手の問題にもよりますが、まだまだ今週あたりまでは意に沿わない周囲への非難や自己主張などが活発です。勘違いや誤解しないよう言動に気をつけなければなりません。
今週は、日付が21日に変わる直前に金星が牡羊宮に入宮します。
3月3日に水星が魚宮に入宮です。
水星は、今週中頃過ぎまでは双子宮の火星と三分(トライン=120度)で、今週後半は水瓶宮の土星と合(コンジャンクション=0度)をとりはじめます。
火星と魚宮の海王星は矩(スクエア=90度)です。
山羊宮の冥王星と天秤宮のケレスは三分=120度で、ケレスは、牡羊宮の金星&木星の合=0度と衝=180度です。
魚宮の太陽は、牡牛宮のドラゴン・ヘッドと蠍宮のドラゴン・テールに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
牡牛宮の天王星は今週中頃直前以降、太陽と六分(セクスタイル=60度)です。
One-Point ◆ ご参考ながら、今週中頃過ぎまでの一時期、ケレスを頂点に、太陽とドラゴン・ヘッドを底辺としたヨッド(150/150/60度)が形成されます。
天皇誕生日の前日、22日水曜日の日没直後、西の空にひときわ明るく輝く「月」と「金星」と「木星」のそろい踏みを見ることができます。
夕方7時ごろに牡羊宮2度で「月&金星」がジャストの合=0度です。
夜半には「金星⇔月⇔木星」の連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)が形成されますが、すでに地平線に沈んで見えません。
One-Point ◆ この組み合わせは、感性的に“穏やかさ”や“和平”を象徴します。また、生まれもつホロスコープによっては“人気運”や“モテ運”など情愛面や贅沢機運が高まることになります。
牡羊宮に象意を持つ人は、今週は生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって微妙に異なるとはいえ、いわゆる“ラブラブモード”だったり、気づかなくても“モテ期”だったりと、異性運や人気運に恵まれるときです。
皮肉めいた言い方をしますと、“色ボケ”に気をつけておいたほうがよく、女難運や男難運交じりの異性スキャンダルや、また言葉によるセクハラなどと、紙一重にもなりかねないときです。
もっとも今週また昨今は、至って楽観的で成り行き任せになりやすく、ふだんはその気にもなれない星まわりのときで、ただし、究極的な状況に陥れば暴走に要注意のときです。
牡牛宮に象意を持つ人は、今週は自分自身へのパーソナルな意識やご関心が、精神的にも現実的にも高まり、快適な状況や環境を求めそうです。
心身ともにリラックスしたり、癒しを求めたり、たれパンダのように脱力して、グデーッと無の境地を否応なく願望されてみられることも経験として悪くはなく、肩の力を抜いて何も考えずにリラックスされるのによいときです。
ただし、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに、どうしても実利的に考えたり、シビアに計算してしまうこともある今週です。
双子宮に象意を持つ人は「理想」といえばカッコイイのですが、妄想や幻想を交えて口八丁手八丁ならぬ、風呂屋の風呂桶状態とも揶揄できる“口八丁に口八丁”ともなりやすいときです。
ただし、一方では夢や願望に流れすぎずに、シビアな社会現実も見れる今週ですので、夢か現実かの割合やバランスのとり方次第で、今週の運勢はガラリと変わってくることになります。
逆に言えば、こういう時期はご自分が紛れもない“現実”だと思っていることが、実は“勘違い”や“思い込み”だったりすることがありえますので、それらを見越して言動されるとよいときになっています。
蟹宮に象意を持つ人は、22〜23日あたりをメインに、無欲恬淡な童心によって学校や職場など、対外的な社会生活の場で“人気運”が高まることになりますのでご活用ください。
相手の意志や立場を重んじて、寛容にスルーされたり、お得意の情愛をもって接することが可能ですが、中には逆にご自分のエゴや情動を丸出しにして主張したり言動することによって、人気はあっても嫌われるといったことがないようにご注意されるとよいでしょう。
いずれにしても、仕事や社会で課題があったり、仮にうまく進んでいなかったとしても、何とかなると良し悪しは別にして安易にとらえて気にしにくい昨今になっています。
獅子宮の初盤(0〜9度)に象意を持つ人は、組織や社会のTOPを目指されたり、対人関係がいつ激変してもおかしくない人生期に入ったり、また突入しはじめている昨今です。
一方、中盤(10〜19度)に象意を持つ人は、好奇心を伴った知識活動が活発化しますし、社会的にも何か一家言をもって発しやすいのはいいのですが、衝動的な言動や言葉選びを慎重にされるとよいでしょう。
終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、今後の仕事や社会的な責任また使命に向かって、プライベートからオフィシャルといったように人生の方向転換のときで、すでに意識された方を含めて、具体的にはこれからというケースもありそうです。
乙女宮に象意を持つ人は、仕事や対外的な社会活動で、お得意の高いスキルなど実力発揮が可能で、多忙な昨今が続くことになっています。
とくに今週前後はその傾向が高まりやすく、ムリをし過ぎて心身のストレスをためないように、適度にリフレッシュしながら自己表現に励まれるとよいでしょう。
後半(15度〜)とくに終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、多忙にかまけて、素性の分からない人に安易に丸投げしたり、他人を信用したとしてもとるべき手続きやチェックが甘くなったり、おざなりにならないよう、念のためにご注意を忘れないように、慎重にされておかれるとよいでしょう。
One-Point ◆ 今週は、生まれもつ象意ポイントによって、急先鋒な口撃や自己主張をされる方、逆に温和に情愛をもって受け入れる寛容な方、その両方が並存しやすくケース・バイ・ケースでも変わるという、ツンデレも人や状況によっては生じるでしょう。
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