宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週日曜日に更新予定です。
※2023年 1月 8日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)は、週末が近づいていくほど現実的には、恋愛をはじめとした異性関係また愛情問題はオモテ向きながら落ち着きを取り戻していくことになります。
ですが、他人の口に戸は建てられないことから、異性問題にかぎらずウワサや非難また中傷など論評や言論的には、多くの分野でヒートアップが続いていくことになる今週です。
◆ 概 容
そういったことがありまして、SNSをはじめとしたネットや偏向したマスコミなどにおいては、火花が飛び散るようなバッチバチの批判合戦や反論妄言といった応酬が繰り広げられることが起こります。
通常、動きの早い水星は、許容度数(オーブ)の狭いYOD(ヨッド=60/150/150度)にかかわるのは数日と短いのですが、今週また今月は2週間以上におよんで、論戦や情報戦が展開されていくことになります。
One-Point ◆ 今回アップした記事「天王星の順行転換と新時代」で触れましたように、TOPや既成権力 vs 一般大衆(個人)といった、宝瓶宮時代への進展にかかわる論争です。
今週は、18日に水星が山羊宮8度で順行に戻ります。
20日の夕方5時半頃、太陽が水瓶宮に入宮です。
水星は、牡羊宮の木星と天秤宮のケレスの衝(オポジション=180度)の軸となってT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
これに双子宮の火星と今週後半の太陽が調停=60/120/180度の座相を投げかけると同時に、火星を頂点にした水星とドラゴン・テールを底辺とするYOD(ヨッド=60/150/150度)が形成されます。
水星は、牡牛宮の天王星&ドラゴン・ヘッドの合(0度)と三分(トライン=120度)です。
水瓶宮の金星は、ドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールの軸となってT矩=180/90/90度を形成し、週末は水瓶宮の土星と合=0度をとるようになります。
山羊宮の太陽&冥王星は合=0度で、魚宮の海王星と六分(セクスタイル=60度)です。
One-Point ◆ 今週、注目すべき星の動きは、双子宮の火星が頂点で山羊宮の水星が底辺の星となって、2週間以上にわたるYODが形成され続けることです。
今週は水星が順行に戻り次週23日(月)に天王星が順行に戻って、ゲームチェンジャーのような役割を果たしはじめていきます。
過去の社会通念や流れが大きく変わっていくことが起こりえますので刮目(かつもく)に値するでしょう
One-Point ◆ → ※ご参考1:2023年の運勢リーディング「2023年のライン・ホロスコープ」。
※ご参考2:運勢と「星のディレクション」(運勢変化)を学ぶなら「マイ・ディレクション講座」。
牡羊宮に象意を持つ人は、何かにつけて否応なくエキサイティングな今週になりそうです。
もともと、挑戦的だったり、悪気はないのですが反抗心をお持ちのかたが多く、今週はご自身のこうだといった正義心に基づいて、討論を繰り広げられたり、皮肉めいた反論を投げかけることが起こりやすくなります。
一応は心の中に留めるなど、状況を鑑みて呑み込むことは可能ですが、限度を超えると堰を切ったように爆発的に口撃することが起こります。
牡牛宮に象意を持つ人は、人の振り見て我が振り直せではありませんが、恋愛や異性などとの情愛関係にセーブが働くようになっていく今週です。
キケンな一触即発の香りがしないでもありませんが、世間体や社会の現状を顧みられて、今週が進むほど理性を働かせたり想いをクールダウンしていくことが可能になっていくます。
なかには、実際に口に出されるかどうかはともかく皮肉の一つも言いたくなることもありますが、大ごとにならないように抑制が可能な忍耐力が強まる今週になっていきますので、よほどのケースでないかぎり潜在化されておくでしょう。
双子宮に象意を持つ人は、今週は前半(〜14度)に象意を持つ人をメインにイザとなれば頭の回転がふだんにも増して早まり、相手を論争でやり込めることが起こります。
状況によっては現状を配慮して過激な言葉を慎んだり、なぜか発しづらいといったことが起こりえますが、気力は充分で戦闘モードだったり、何かと反発心や反抗心も高まっている昨今なので、一触即発状態となる今週です。
生まれもつホロスコープ(出生天球図)により軽重はありますが、プライドを傷つけられたり、裏切られたりした場合など、爆発的に理論理屈で相手を論理的に追い詰めてしまうことになります。
蟹宮に象意を持つ人は、知的好奇心が高まってあれこれと情報収集したりとアクションを起こす一方で、気ままに成り行きまかせになられるなど、なぜか気力がイマイチといったことが起こりえる今週また昨今です。
今週前後は、考え方や意識の転換期ですので、古い考えから新しいとらえ方へと変わっていくようにことが起こります。
イザとなれば活路を開くなどアクションをとっていくことが可能なときになっていますので、自分自身が何をしたいというよりも、今週や昨今は相手や状況次第で、ご自身が何を目指すかが変わっていきやすくなっています。
獅子宮に象意を持つ人は情愛関係をはじめ、プライベートにおいても仕事などの対外的な社会活動においても、公私にわたって課題が生じやすいかもしれません。
それゆえにこそ、明るく前向きに“王者”らしく自尊心を持って高潔に、高みを目指して振るまったり現状打破を試みて、社会的な責任や使命を意識されたり感じられたりすることがある昨今です。
獅子宮的にはそういった運勢期で、期になるかたはご参考に、獅子宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」も念のためにご参照ください。
乙女宮に象意を持つ人は、職種や周囲の状況次第ですが、今週はご自身の個性や特別なスキル(技能)を、仕事や対外的な社会活動で否応なく発揮されていかざるをえなくなるときです。
忙しくなることもあって、念のために労多くして実り少なしとなったり、体を壊さないように体力の維持温存にも気を配られて、続きそうな職務のペース配分に気を配られていかれるとよいでしょう。
前向きだったり、他人を信用されるのはよいのですが、安易にお人好しになりすぎたり、よく分からない相手を信用しすぎて利用されるだけにならないように、念のためにご注意もされておかれるとよい昨今です。
One-Point ◆ いずれのサイン(宮)も、論争や非難合戦といった心理戦や言論戦また情報戦が活性化していく今週です。ご判断が難しい場合は、適度に距離をおいて傍観されるなど、趨勢を見守るのもクールなときで、新たな時代の方向性を見定めてまいりましょう。
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