宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「星のディレクション」

No.797 / 2022.10.31 〜 11.13

●隔週日曜日に更新予定です。
※2022年10月30日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

今週の傾向

2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)は、週末において最後のピークとなる緊迫した状態を迎えていくことがありそうです。
逆に言えば、緊迫のあまり、四面楚歌のように動くに動けず、じっと忍耐するしかない状況が出来することがあるでしょう。
社会的にその傾向が生じることがあるという意味で、個々人においてはそれぞれだったり、分野が異なって否応なくそうなることになります。

概 容
“ラスボス”の「冥王星」や“誤魔化すことの出来ない現実”を象わす「土星」が、この10月に順行に戻ることによって、時代が動きだすベースが整いました。
ただし、双魚宮時代の新旧支配星コンビ「木星」と「海王星」は、まだ逆行を続けていますので、“まだ見ぬ理想”(幻想)のリバイバル傾向にあり予断は許しません。

One-Point ◆ 蠍宮に象意を持つ人をメインに、全体的にジリジリするような現状維持と新展開への願望がマックスになるときで、クールさや忍耐力が試されるときともなりそうです。

今週の星の動き

先週末の30日に水星が蠍宮に入宮し、火星が双子宮の25度で逆行に転じました。
今週は、星の宮移動はありません。
中頃に蠍宮の太陽&水星&金星&ドラゴン・テールと四重合(クワドラプル・コンジャンクション=0度)が形成されます。
この四重合=0度は、牡牛宮の天王星&ドラゴン・ヘッドの合(コンジャンクション=0度)と衝(オポジション=180度)をとり、水瓶宮の土星が軸となってT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
その一方で、魚宮の海王星と乙女宮のケレスが2か所から調停(メディエーション=180/120/60度)の座相を投げかけます。
海王星と火星また火星と魚宮の木星は矩(スクエア=90度)です。
火星と山羊宮の冥王星は転(クインカンクス、インコンジャンクト=150度)です。

One-Point ◆ ケレスと海王星は許容度数(オーブ)6度の場合、ギリギリ衝=180度にはいたりませんが、調停=180/120/60度の座相が2つてれこに組み合わさった神秘長方形(ミスティック・レクタングル=120/60/120/60度)が形成されます。

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《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》

【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

昨今のような時代の転換期であり交錯期は、ご自身がどちらの方向性を優先させ、意識やご関心を持たれて行動するかで、運勢はそれぞれ多種多様に変わることになります。
牡羊宮に象意を持つ人はとくにそうなりやすく、「こうあるべき」といった思い込みや自己主張が、イージーさをともなって強まり発揮されやすい今週になっています。
それが、社会や周囲の状況にマッチし、沿っていれば、ご発展も可能なのですが、そうでない場合は、今週は動かず、クールに状況をみてご判断される必要が生じます。

【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮に象意を持つ人は、昨今は時代の転換期や交錯期にあり、公私において同様なので、どちらを優先されたりご関心を持たれて選択するかで運勢は多種多様に変わるときです。
安逸な現状維持は難しく、ご自身を仕事や社会活動に向けていかざるをえない今週なので、慎重にバランスを見極めつつ方向転換をされていかれるとよいでしょう。
一方で、社会につうじる見識や実力また人徳をおもちの場合、ステイタスの向上や責任あるお仕事や活動を任されるご活躍期の昨今になっています。

【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによっていくぶん複雑に異なっていく運勢の今週です。
全体的には中盤以降になるほど、好奇心や異性関係への情動が強まりますが、意に反して乗り気になれなかったり、現実問題として課題が生じるなど、今一つ本気になれない状況が生じやすく、表面的な会話などで終わりそうです。
終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、やる気や気力が高まる昨今で、良し悪しはともかく仕事や社会での本領発揮やご活躍また発展が可能です。
トラブル起こさないように、慎重さを失わず進めるとよいでしょう。

【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮に象意を持つ人は、どちらかといえば、社会的な仕事や活動の方向に意識や気分が向く今週ですが、さほど強くはないので、蟹宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、そちらのほうが出やすくなります。
そのような状態が続く昨今ともなりえますので、星の運勢よりもご自身がどうされたいか、またどのように言動するかによって運勢が決まるときになります。
蟹宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)をご参照されつつも、ご自分の意志や言動をしっかりと前向きに持って、動かれるとよい昨今です。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮に象意を持つ人は、運勢が悪いというのではありませんが、課題が山積しやすい今週になりそうです。
必要なのは、そこからご自身が何をどうされたいか、新規業務などにもかかわって社会的な責任や使命を模索するなりご自覚されて、内面性を立て直すなど新たな精神意識の持ち方を見出されて再出発をされていくことです。
一例ですが、ご自分らしい独自の才能や個性発揮となる道や職種はどれなのか、心構えとともに現実的に見出されて、自立や独立を含めて視野にされて、精神的にご準備をされていくときだともいえます。

【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮に象意を持つ人は、自分らしさを見失ったり、どこか今一つ注意力散漫になるなど、完璧な乙女宮らしさに良し悪しはともかく欠けることになりやすい昨今でしょう。
逆に言えば、個人的な潔癖性や完璧性は期するものの社会全体的な視点を見失うことあるために、一度、ご自身らしい完璧性を無くしたり弱めることで、ご自分以外の社会全体の様相に目をやるなど訓練めいた昨今ともいえます。
そこにご注意をされれば、終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、仕事や体外活動に多忙で実力の発揮が可能な今週また昨今になっています。


One-Point ◆ 牡羊宮の欄に書きましたように、昨今は時代の転換期であり交錯期でもますので、ご自身がどちらを優先され、意識やご関心を持たれて行動するかによって、多種多様に運勢が変わりやすいときになっています。正しい方向性を主体的に意識するときです。



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