今週の運勢１／牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術＝宝瓶宮占星学―
第２章：星のディレクション

《 1.牡羊宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ａｒｉｅｓ 》

「牡羊宮」に象意を持つ人は、“思い込み”や“勘違い”行動による地位の喪失など「運命の転落」にご注意が必要です。
とくに終盤（20度〜）に象意を持つ人に、その傾向が出やすいのですが、その一方で牡羊宮全体的には観念的な想いや衝動性をふくめて、良し悪しはともかくアクティブに行動力が増していく今週です。
いずれにしても、冷静かつクールに現実をみれば、いろんな可能性があるために、いきおい慎重になり言動をセーブできますが、そうではなく「こうだ！」とご自分なりに思い込むことがある今週になっています。

One-Point ◆ 悪気がなく“善意”からだったとしても、ナーバスな相手によっては、辛らつな悪意のある言動ととられかねませんので、“誤解”を受けないようにご注意されるとよいでしょう。

《 2.牡牛宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｔａｕｒｕｓ 》

「牡牛宮」に象意を持つ人は、大きくみれば社会的な評価を受ける昨今の人生期なのですが、そんななかで今週は、後半を過ぎて週末（２週間単位）に近づくほど、“小休止”も起こりそうです。
だいたいは、調子が良いときは“勢い”ですすむか、逆に注意深く“用心”が必要になりますが、週末以降は一時的ながら後者の傾向が強まるでしょう。
いくぶんながらも“安易”にとらえたり、ものごとを“成り行きまかせ”にしていないかなどをチェックされるとよく、その場合は、今一度、ご自分の行動パターンや方向性を再チェックされるとことをおすすめします。

One-Point ◆ 中盤（〜19度）以前に象意を持たれるかたは、用心深かったり、臆病だったり、出不精だったむかしのご自分を思いおこされて、一時的に立ち返ってみられるのもよいときです。

《 3.双子宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｇｅｍｉｎｉ 》

「双子宮」に象意を持つ人は、大雑把な言い方になりますが、３つの異なるディレクションを受けるときです。
１つは、“ご自分らしさ”なのですが、その一方では、それを“抑制”して慎重になるなど、良くも悪しくも無意識のうちにご自分を出しづらくなるなど“軽妙洒脱”さをセーブしがちなディレクションです。
３つめは、後者とは正反対に現実よりも、周囲や社会にむけて理想を語るような“大言壮語”に言動してしまいがちで、とくに双子宮の後半（15度〜）に象意を持つ人の昨今の人生期に特徴的なビジョンの発露です。

One-Point ◆ 早いお話が３つの異なるディレクションを同時並行して受けますので、混同してしまうとご注意が必要で、適時適切にケース・バイ・ケースで活用されると有益にもちいれます。

《 4.蟹宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｃａｎｓｅｒ 》

「蟹宮」の初盤（〜9度）に象意を持つ人は、生まれもって金運や財運の良いかたほど、それが活用できたり、また発揮することになる今週です。
いずれにしても、グルメやアメニティーなど、楽しくラクな状況や、異性関係をふくめて良い人間関係性を求めやすくなるなど、ふだん以上に“苦役”を避けてイージー・ゴーイングになるかたもいらっしゃるでしょう。
終盤（20度〜）に象意を持つ人のなかには、エネルギッシュだったり、活動的になられるかたがいる今週ですが、不思議系やスピ系また妄想癖など、どこか地に足がつかない言動をとりやすくなるかもしれません。

One-Point ◆ いずれも自分自身の感性や感受性など、主観的な想いまた考えによって動きやすい今週なので、それが良い方向や思いなのかということは、チェックされるとよいでしょう。

《 5.獅子宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｌｅｏ 》

「獅子宮」に象意を持つ人は、現実をみてシビアに考えて慎重になったり、大望や非現実的な夢や理想をもって、エネルギッシュに活動するなど、異なる両方のディレクションを受けるときです。
そのようなご自身の内面性と対外的な活動とのギャップを埋められずに、相応ながらジレンマに陥るか、はたまたどちらか一方が強調された運勢になるのかは、生まれもつ「ホロスコープ」（出生天球図）によっても異なってきます。
ご自身がどちらの傾向が強いのかチェックされるのによいときですが、同時に相手や状況に応じて必要なほうをケース・バイ・ケースで発揮されるとよいときです。

One-Point ◆ 今週前後は、いくぶんなりとも仕事や対外的に個性や才能を出しにくいかもしれませんが、イザという事態になれば、底力を発揮できる昨今なので、基本的に問題はないでしょう。

《 6.乙女宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｖｉｒｇｏ 》

「乙女宮」に象意を持つ人は、これまでご自分が培ってきた知識やスキルなどに応じて、存分にご自分らしく実力や運勢を、仕事や対外活動にむけて発揮することができる今週です。
その点では、“実力”が試されたり、“結果”として現われやすい今週になりますが、大半の場合は「運勢」がプラスされて発揮できるために、ある意味、実力以上の結果や実績が残せる今週になるかもしれません。
逆に申し上げますと、ほんとうに見識や実力が備わっているかたはいいのですが、そうでない場合、結果をみて過信しないことが必要だといえます。

One-Point ◆ いずれにしても仕事や対外的にご自分を発揮できる運勢のときでもありますので、それを良いチャンスととらえて知識や経験を深めたり、身につけていかれるのによいときです。

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