宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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「春」が来る
●隔週土曜日に更新予定です。
※2021年 3月 6日アップ
全体傾向 ◆ オモテの動きとウラの動きが同時に生じる“パラレル・ワールド”のディレクションは、まだ続きます。ですが、それを緩和したり破る動きが生じる今週です。
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星の動き ◆ 今週は、16日に水星が魚宮に入宮します。
20日の夕方7時ごろ太陽が牡羊宮に入宮し「春分の日」となります。
翌々22日に金星も牡羊宮に入宮です。
太陽と金星は合(コンジャンクション=0度)で、今週中頃までは魚宮の海王星を交えて三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)です。
その海王星を軸に、双子宮のドラゴン・ヘッドと射手宮のドラゴン・テールがT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成し、一方で、水瓶宮の木星と今週中頃過ぎの牡羊宮のケレスが2か所から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
またケレスは、水瓶宮の土星と六分(セクスタイル=60度)で、土星は牡牛宮の天王星と矩(スクエア=90度)です。
土星は、さらに双子宮の火星と三分(トライン=120度)です。
月は今週、山羊宮7度〜蟹宮1度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
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日頃、騒がしい「牡羊宮」に象意を持つ人であっても、全員とはなりませんが、いくぶんながらも控えめだったり、抑制がきいておとなしめだったり、クールなご判断が加わっていくことになる今週です。
牡羊宮の前半(〜15度)に象意を持つ人にその傾向が強く、ありていにいえば牡羊宮らしさが弱まるかもしれませんす。
その一方で、終盤(16度〜)に象意を持つ人は、部署や組織またその分野のTOPや頂点を極めてもおかしくない運勢期にありますので、“三日天下”にならないよう正々堂々の道を歩まれるとよいときです。
One-Point ◆ それ以外の今週の運勢につきましては、牡羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」のほうが強まることになる今週ですので、そちらも併せてご参照ください。
「牡牛宮」に象意を持つ人は、先回同様にしばらく続くことになる運勢傾向ですが、象意ポイントによって若干の違いがあるものの対外的にお仕事や社会活動においてご活躍の人生期にあります。
前半(〜15度)に象意を持つ人は、与えられた社会的な地位や立場によって、実力の発揮が可能な今週前後です。独自の個性や才能を発揮されて、交友や活動範囲を広められるとよいでしょう。
一方、後半(16度〜)に象意を持つ人は、培ってきた知識や情報が役立つなど、対外的な情報交流が活性化できる今週です。
One-Point ◆ 昨今は、少なくともふだんの牡牛宮のように“居心地”のよかった自宅でプライベートな生活にこもるよりも、テレワークをはじめ対外的な活動が広がっていく運勢期にあります。
「双子宮」に象意を持つ人は、双子宮らしさを全開にすることが可能な活動期の今週また昨今です。
ただ昨今は、異なる両面の動きが生じる“パラレル・ワールド”のディレクションの影響を受けて、一部に制約が生じますが、現実は双子宮に味方する今週前後なので、“静か”ながらも継続的に秘められたパワーの発揮が可能です。
とくに中盤(11度〜)以降に象意を持つ人は、物事を“前向き”にとらえて進めますし、終盤(21度〜)に象意を持つ人は、双子宮らしい好奇心や知識また情報力を発揮されたご活躍が可能な今週になっています。
One-Point ◆ 双子宮のみをみた場合、昨今は仕事や対外的な社会活動に旺盛に取り組める運勢期にありますので、これまでに培ってきた知識や実力を存分に発揮されていくチャンスです。
「蟹宮」に象意を持つ人は、全体的にみれば、仕事や社会的な活動の人生期にあるものの、今週に関しては、旺盛な社会活動というよりも、ご自分のポテンシャルを発揮されるときです。
蟹宮の終盤(20度〜)に象意を持つ人は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって異なるご自分なりの「運命」(宿命)に関して、適時ながら転換期となる時期にあることはしばらく変わりません。
それ以外に関しましては、蟹宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」にもよりますが、その影響のほうが強い今週です。
One-Point ◆ とはいえ、イザという事態に直面した場合、秘められた仕事の才能や実力のポテンシャルを最大限にも発揮できる時期なので、その場合は例外的にご活躍が可能になります。
「獅子宮」に象意を持つ人は、ハイレベルな人々や実力者との出会いや関係を持ちやすい昨今です。
それによっては、仕事や対外的な社会活動に向けた転換の動きが生じることも多く、好むか好まざるかは別にして、ご自分らしい個性や才能の発揮が可能な意外な職種や仕事への転向が起こることがありえます。
一見、矛盾する言い方をすれば、ご自分をなくして、ご自分らしさを発揮されていく“理想の自己像”を目指したり見出すなど、過去やこれまでの生き方にこだわらず新たなご自分や展開に運勢がともなう昨今の人生期です。
One-Point ◆ 逆に申し上げますと、過去の自分や生き方にこだわりすぎると、今後の人生期となる新たな社会活動や仕事への対応が我知らずとも滞りがちになることが起きていく昨今です。
「乙女宮」に象意を持つ人は、社会的な立場や仕事上の地位が向上することになったり、そうでなくても実力発揮が可能で、有能さをかわれて多忙になることもある今週また昨今です。
おおむねがら乙女宮らしいスキルや知能の発揮とともに、状況によっては完璧性や潔癖性を発揮されていく人生期です。
ただ、ご自分へのご関心よりも、相手や周囲の状況に振り回されたり、意識や興味をもってご対応していくことになる人生期にありますので、念のために“誤解”や“勘違い”また“欺瞞”にご注意されながら果敢に対処されるとよいでしょう。
One-Point ◆ 個性や才能の発揮が可能な人生期ながらも、昨今は異なる動きが生じる“パラレル・ワールド”のときなので、ご自分や状況を、“個別”に客観視されると役立つでしょう。
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