宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.705 / 2020.11.02 〜 11.15

“ヌーヴォー”でパーティー。


●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年10月31日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 今週は異性関係などもそうですが、両面性がでてきます。一方のみをみて“良し悪し”をご判断されると、別の面が見えなくなるときです。
星の動き ◆ 今週は、10日にケレスが魚宮に入宮します。
翌11日には水星が蠍宮に入宮です。
14日には逆行中だった火星が牡羊宮15度で順行に戻ります。
火星と天秤宮の金星は衝(オポジション=180度)です。
火星は、双子宮のドラゴン・ヘッドと射手宮のドラゴン・テールに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
一方で、魚宮の海王星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
海王星は蠍宮の太陽と三分(トライン=120度)で、山羊宮の木星&冥王星&土星の三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)のうち、土星を除いて小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
太陽はまた牡牛宮の天王星と衝(180度)です。
水星は、土星と矩(スクエア=90度)で、蠍宮入宮直前まで木星&冥王星と矩(90度)です。
水星はまたケレスと三分(トライン=120度)です。
月は今週、牡牛宮20度〜蠍宮29度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ

ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

「牡羊宮」に象意を持つ人は、活動的になられたり、また“理想の自己像”を意識しやすくなる今週です。
なかには、異性関係を志向されたり、“理想のパートナー”を求める想いが強まったり、活発な半面、“美意識”が高まるのはともかく、一時的にも“贅沢”や“安楽”を求めやすい今週になるでしょう。
ほんとうに必要な出費はいいのですが、さほど必要でもない高級品などを、つい衝動的に購入されるなど、財布のヒモがゆるみやすい今週でもありますので、そのあたりは状況によっては衝動買いにご注意されるとよいでしょう。

One-Point ◆ 牡羊宮の後半(15度〜)に象意を持つ人をはじめ、注意力が散漫になったり、頭の働きがにぶる人がいますので、仕事や社会活動には、“意識”して取り組むとよい今週です。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

「牡牛宮」に象意を持つ人は、ご自身の不注意ではないにしても、パートナーや上司または所属する組織のTOPなどの人が、“不祥事”に巻き込まれるなど、その“飛び火”に気をつけることが必要な今週です。
ただ、ご自身が起こす不祥事ではないので注意が難しいのですが、ご自分の立場を守って、今週は距離をとることも考えておくとよいかもしれません。
いずれにしても、ご自身が組織の“長”や“TOP”である人をふくめて、周囲で社会的な立場のある人や、決定権を握っている人や、また実力を持った人物を注視して、言動を見極めて接するとよいでしょう。

One-Point ◆ また、今週は社会全体的に課題もあれば、その一方でスムーズに進む一面もあるなど、両面性のある複雑なときなので、とくに周囲を観察されながら動くとよいときになります。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

「双子宮」に象意を持つ人は、社会ビジョンを描かれているかたほど、今週は“TOP”に立てる可能性が高まります。
また、そうでない一般的な方であっても、今週は上司をはじめ、社会や組織の長に立つ人物や実力者を客観的に見やすくなるなど、一歩、距離をおいて評価したり、批判的にご判断できるときです。
それはいいのですが、後半(15度〜)に象意を持つごく一部の方のみ、場合によっては週末あたりに批判の“ブーメラン”が否応なくご自身に帰ってくる可能性がありますので、発言には要注意の今週です。

One-Point ◆ 人を“非難”したくなるときは、ご自分の中に同様の要素が多少なりともあることが多いので、まずは我が身を振り返って、よくご確認されてから慎重に発言するとよいときです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

「蟹宮」に象意を持つ人は、どちらが“好き”とか“嫌い”とか、何が“良い”とか“悪い”とかは、慎重であるべきときです。
恋愛や結婚など異性関係をふくめて、今週は社会全体的に見た目以上に動きが複雑でウラのウラがあるなど、一筋縄ではご判断できなかったり、短絡的に動くのは避けたほうがよいときになっています。
そういったように世の中が複雑なときは、避けるべきは感情だけで“善悪”を決め付けて表現することなので、主観的になりすぎずに、客観的な視点からもみてみないと大きな判断ミスをしやすいときです。

One-Point ◆ そうでなくても今週は、社会的にも“知的”判断がしにくく、蟹宮のみをみても“善意”はあっても“事実誤認”をしやすいときなので、とくに感情的なご判断は注意が必要です。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

「獅子宮」に象意を持つ人は、極論すれば今週は動かずに、ご自分の世界にこもるのもよい時期です。
芸術鑑賞でもいいし、必要以上に社会に関与することを避けて、ご自分の世界でスキルアップをされたり、精神意識を“高潔”に高められるなど、精神活動や創作活動をされたほうがよい今週また昨今です。
とはいえ、前半(〜14度)に象意を持つ人をメインに、独自の才能や個性を仕事や社会で新たに発揮されていくディレクションを受けておられるときなので、ひとりで地道に準備をされるなど、バランスは必要なときです。

One-Point ◆ もともと今週は、頭が回りにくかったり、失念しやすいときで、現実離れした考えやビジョンを無意識に描きやすいときでもありますので、ご注意されるに越したことはない時期です。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、立場や職業などによって異なりますが、“悪い”という意味ではなく、仕事や対外的な社会活動は、“事実誤認”をしやすくなりますので、慎重にされたほうがよいときです。
とくにジビアな実業の世界などビジネス界に身をおくほど現実認識を誤まりやすい今週なので、そうなのですが、逆に芸術的な世界などイメージを描くことが必要な虚業の世界に身をおく場合は、そこまでではありません。
いずれの場合であっても、TOPや責任者を軽々しく批判するのは、それが事実に思えても避けたほうがよい今週になっています。

One-Point ◆ 逆に、ご自身の立場や考えや想いなどとは異なる観点から、TOPや責任ある人を客観的にみられて、言動を調整していくことがご自分にとっても、良い今週になっています。



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