宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢1 牡羊宮〜乙女宮 | バックナンバー > No.701
10月14日は「鉄道の日」
●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年10月 3日アップ
全体傾向 ◆ 今週また昨今は賛否を交え、“事態”が動きます。
たとえば、“正しい”と考えていたことが誤まりだったり、“間違い”と考えていたことが実は正解だったりしますので、軽々にご判断することなく、よく事実を見極めてから言動するとよいでしょう。
*
星の動き ◆ 今週は、13日に水星が蠍宮11度で逆行に転じます。
水星は牡牛宮の天王星と衝(オポジション=180度)で、乙女宮の金星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をなげかけます。
双子宮のドラゴン・ヘッドを頂点に、射手宮のドラゴン・テールを尻尾として、天秤宮の太陽と水瓶宮のケレスとで大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)が形成されます。
ただし、太陽とケレスの三分(トライン=120度)は今週後半からです。
また、太陽と衝(180度)の牡羊宮の火星も調停(60/120/180度)の座相を投げかけます。
その一方で、太陽と火星には、山羊宮で連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)の木星&冥王星&土星が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
ドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールに対しても、魚宮の火星が軸となってT矩(90/90/180度)を形成します。
月は今週、牡牛宮11度〜蠍宮21度をトランシットします。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
*
【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑
ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
昨今の人生期は一夜にして社会的な立場や運勢が大逆転することもある「牡羊宮」の中盤(10度〜19度)以降に象意を持つ人は、良くも悪しくもその傾向が強まる今週になっています。
たとえば、ご自身もそうですが、熾烈な“TOP争い”(権力闘争、主導権争い)の渦中に自ら飛び込んだり、また巻き込まれるなどです。
それを“知性”や“情報”でなんとかできなくはないのですが、情報自体が“ガセ”だったり、自ら希望的観測などによって、“勘違い”が起こりやすいときなので、衝動的なご判断や言動は命取りになることが起こる今週です。
One-Point ◆ 冷静に落ち着いて主観によらず、自分とは異なる立場の情報もご参考にされつつ正々堂々の道を選択していけば、昇進など社会的な立場がアップすることも可能です。
もともと昨今は、これまでの自分とは異なる独自のオリジナリティーを目指しやすい「牡牛宮」の初盤(0度〜9度)〜中盤(10度〜19度)あたりに象意を持つ人ですが、今週はそれを見出したり新たな発見があるときです。
年下の若い異性や知識がある異性や人物との恋愛や出会いなどもそうですが、自分自身が理想の自己像を見出すなど、若々しくできる今週になっています。
逆にいえば、倫ならぬ恋に気をつける必要はありますが、だいたいはドロドロしたものではなく、“片思い”や“さわやか”な“おとなしい”ものになりやすい傾向が強い今週だともいえます。
One-Point ◆ 一方、牡牛宮の中盤(10度〜19度)をふくめ終盤(20度〜29度)に象意を持つ人は、“波乱”や“権力闘争”に巻き込まれやすい人生期なので、今週はとくに気をつけましょう。
仕事面などで“妄想”や壮大な“ビジョン”を抱きやすい人生期にある「双子宮」の中盤(10度〜19度)以降に象意を持つ人は、今週は後半(15度〜29度)に象意を持つ人をはじめ、ご注意が必要です。
思うようにいかず課題や困難がともなったり、自らをふくめ“権力闘争”や“TOP争い”に巻き込まれやすくなっているためです。
左欄の「全体傾向」をご参考にされていただければ一助になるかと存じますが、今週はまるで双子宮を中心に賛否は両論が大々的に巻き起こるなど、敵も味方も入り混じり、収拾や見極めが困難です。
One-Point ◆ 「敵の敵は味方」といいますが、そう単純ではない今週なので、軽々に決めつけるのではなく、四方八方の状況や動きを主観を交えずに客観的にみてご判断するしかないときです。
もともと周囲の状況や人情に敏感な「蟹宮」に象意を持つ人は、今週は仕事など対外的に動いても、対人関係をはじめ課題が生じますし、動かずにご自分の中でイメージや妄想を膨らませても課題は生じやすいときです。
それが良いとか悪いとかではなく、今週前後は蟹宮にかぎらず左欄の「全体傾向」に書きましたように、社会全体が“賛否”が渦巻く“権力闘争”も活発なので、ネット社会にいる以上、逃れられません。
結局のところ、蟹宮のセンシティブな感性やアンテナを四方八方に張って、目を配り、客観性をもつことが“ロス”を最小限にできるときです。
One-Point ◆ 今週また昨今は仕事や社会でご活躍できる運勢期が続いていますので、対人的な課題は避けがたいとはいえ、内にこもるよりも“経験”と割り切って進まれるとよいでしょう。
“トップ運”や“中心運”を持たれていたり、また“自己顕現”をめざされるかたが多い「獅子宮」に象意を持つ人は、今週は“正念場”ともいえる“課題”や“困難”に恵まれるときです。
ただし、獅子宮のみがそうだというのではなく、今週前後は社会全体が“賛否”が渦巻き、“TOP争い”が熾烈になる星まわりのときなので、獅子宮だけが無関係というわけにはいかないのです。
むしろ、積極果敢に出るのもよいのですが、客観性を欠いた衝動的な行動にご注意しないと、確実に問題山積の状況に陥ります。
One-Point ◆ MCなど“中心的立場”や“TOP”に立つほど全体に目を配って客観的にみてご判断し対応することが必要なので、それがどこまで実際にできるのか、“正念場”の今週です。
左欄の「全体傾向」に書きましたように“賛否”が渦巻く波乱期の今週の社会ですが、乙女宮に象意を持つ人にかぎっては、独りご自分の世界でじっとしておけば、比較的ながらマイペースで楽しめるときです。
ですが、いくら“武漢ウイルス”の昨今とはいえ、乙女宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」によっては、それもむずかしくなりがちなので、相応に、“TOP争い”や“権力闘争”に巻き込まれることになりそうです。
というか、乙女宮の中盤(10度〜19度)以降に象意を持つ人は、むしろ自らその渦中にはまることになる今週前後になっています。
One-Point ◆ 自分自身の価値観やご判断のみだと、狭隘(きょうあい)にはまりやすく全体を見失って課題や問題を深めるときです。意識や感性を広くもって客観性を心掛けるとよい今週です。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2020 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.