宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.685 / 2020.06.15 〜 06.28

“雨のち晴れ”予報


●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年 6月13日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 先週をふくめてもいいのですが、今週前半あたりまでは国や組織の長など“TOP”に対する誤解や偏見を含め、“攻撃”が強まるときです。
一つは、いくぶん“知性”が働きにくいゆえで、軽挙な言動でないか考えてみられることも必要です。
星の動き ◆ 今週は、18日に水星が蟹宮14度で逆行に転じます。
21日の朝7時頃、太陽が蟹宮に入宮します。
23日には、海王星が魚宮20度で逆行に転じます。
25日に金星が双子宮5度で順行に戻ります。
28日には、火星が牡羊宮に入宮です。
火星を軸に、太陽&双子宮のドラゴン・ヘッドの合(コンジャンクション=0度)と射手宮のドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)で、T矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
火星&海王星は今週中頃まで合(0度)です。
牡牛宮の天王星を頂点に、水星と魚宮のケレスが小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
山羊宮の冥王星&木星&水瓶宮の土星は三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、土星は金星と三分(トライン=120度)です。
月は今週、牡羊宮8度〜天秤宮7度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって、たとえばクールで客観的な牡羊宮やホットで衝動的な牡羊宮など、いろんなタイプのかたがいらっしゃいます。
もともと、ご自分を抑制できる牡羊宮の場合は、軽挙妄動に走りにくいので問題は少ないのですが、ご自身で気づかなくても思い込みが強かったり、“正義心”に走りやすいかたの場合は、いくぶんご注意が必要な今週です。
クールな知性よりも、妄想や衝動が強まりやすい今週なので、場合によっては、“公私”にかかわるトラブルや課題を生みやすくなっています。

One-Point ◆ 牡羊宮の後半また終盤に象意を持つ人は、“リーダーシップ”をとれる今週です。ただ主観的になるとご判断を間違いやすいので、双方の力量を見極めつつ対処を決めましょう。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、ご自分らしい“穏やかさ”や“奥ゆかしさ”によって、人気が高まり安定化する今週です。
生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、今後、徐々に“爆発的”な「人気運」がでるかたがいますので、ご自分らしい個性(キャラ)や才能また独自性(オリジナリティー)を打ち出すのもよいときです。
そうでなくても、牡牛宮の初盤や中盤に象意を持つ人は、これまでとは異なった“ご自分”らしさを発揮できるときで、なかにはこれまで行ったことがなかった社交施設も出入りされるなど、行動範囲が広まる人生期にあります。

One-Point ◆ 人生経験の幅を広げる意味で、過去にない交友関係を築かれたり、社会体験をされるのによいときなので、“コロナ”に気をつけつつハメを外し過ぎない程度に楽しむとよいでしょう。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、大きく分けて、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、運勢(星のディレクション)が異なる今週です。
前半に象意を持つ人は、社会活動的にはともかく、個人的には真摯なかたほど恋愛をはじめとした情愛などの人間関係が実りやすく、現実的に一定の成果や結果を相応に出すことになる今週です。
一方、双子宮の後半に象意を持つ人は、仕事や社会活動が多忙だったり、また実力も発揮できる昨今で、それはよいのですが、独りよがりの“弊害”がでやすい今週なので、“勘違い”や“人間関係”に気をつけておかれるとよいでしょう。

One-Point ◆ すべて計算のうえでそれをやられておられるのなら、それも安定的なリーダーシップを発揮されるにはよいのですが、世間や周囲からの“誤解”や“非難”を受けかねないときです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、今週は良し悪しは別にして、おおむねながらご自分のペースで進むことになりやすいときです。
週末に近づくほど、仕事面や社会活動の分野でご活躍が可能になり、もともと仕事運を生まれもたれるかたほど多忙になっていき、実力発揮が可能な週末また来週以降になっていきます。
一方で、多くの場合、どこか知性や頭の回転が弱まりがちになるのと同時に、逆にイザという場合は、隠された本来のポテンシャルを発揮されて、いつもの情性のみならず知性を交えたご判断ができるときにあります。

One-Point ◆ 今週中頃の“新月”また“日食”とその前後あたりは、良くも悪しくも蟹宮らしい情感を発揮しやすくなりますので、相手や状況を見極めて、適宜適切な発揮を心掛けていきましょう。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、“勘違い”や“誤解”また“事実誤認”や“スキャンダル”といった行動にご注意が必要な今週また昨今です。
これまでとは異なった、ご自分らしい個性や才能を発揮されたり、“仕事”や“社会活動”をはじめていくにはよい昨今ですが、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、思わぬ出来事(ハプニング)も起こりやすいときです。
いずれにしましても、これまでの行ないの“結果”がもたらされやすい今週また昨今なので、仕事にかぎらず、ご家庭やプライベートにおいても、良し悪しはともかく、受けとることになる今週あたりになります。

One-Point ◆ 何度か書いてまいりましたが、昨今は仕事や社会活動をはじめ、生き方や人生の方向性の転換期に入りつつある人生期なので、社会的な使命や責任を意識されるとよいでしょう。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、仕事運をはじめ社会的な人気運や評価が高まったり、なかには安定化していく今週です。
それは良いほうにとらえて活かされればいいのですが、乙女宮の後半や終盤に象意を持つ人のなかには、一方で“誤解”されたり相手から“裏切られる”など、対人関係にご注意が必要になるかたもいらっしゃる今週です。
もちろん、充分にご注意深く行動されれば、期待はしても用心されるなどして、あらかじめ防ぐことは可能です。ただ仕事運や人気運の良さに意識を奪われすぎると、足元をすくわれることにもなりかねませんので、ねんのためご注意ください。

One-Point ◆ もっとも、乙女宮の全員が“裏切り”にあったり、“期待はずれ”に終わるわけではありません。あえて申し上げますと、基本的に異性関係また男に気をつけるとよい今週になります。



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