宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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皐月の碧い風
●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年 5月 2日アップ
全体傾向 ◆ 今週は“武漢ウイルス”をはじめ、多くの物事が節目となる転換のとき、ゆるやかながらも“流れ”が変わっていきます。
現状にとらわれず、新たな工夫や道また方向性を見出していくとよいでしょう。
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星の動き ◆ 今週は、11日に土星が水瓶宮1度で逆行に転じます。
翌12日に水星が双子宮に入宮です。
その翌13日には、金星が双子宮21度で逆行に転じ、火星が魚宮に入宮します。
さらに翌14日に木星が山羊宮27度で逆行に転じます。
山羊宮の冥王星&木星と土星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)で、水星&今週後半の牡牛宮の太陽と三分(トライン=120度)です。
一方、水星&太陽は火星と矩(スクエア=90度)で、今週半ばを過ぎると魚宮のケレスとも矩(90度)です。
蟹宮のドラゴン・ヘッドと山羊宮のドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)に、火星&ケレスと牡牛宮の天王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
月は今週、乙女宮20度〜牡羊宮0度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、ノスタルジックな過去に浸るもよし、逆に将来の夢やビジョンに果敢に取り組むもよし、ご自分の特質や嗜好に合わせて“ファンタジック”な冒険に進めるときです。
ただし、現実社会では「緊急事態宣言」の真っ最中なので、いきおい情感的なイメージの世界やネットなどのバーチャル空間になりそうです。
牡羊宮の後半、とくに終盤に象意を持つ人は、ワンマンや傲慢になったり、言葉を荒げないようにご注意されて、細心の注意を払いつつもおおらかに寛容さをもって活動されると、よい運勢を維持できます。
One-Point ◆ 牡羊宮の前半に象意を持つ人は、ご自分らしい新たな仕事をはじめるのもありだし、人によってはご自分の独自の世界にこもりがちになって楽しまれることもありがちな今週です。
牡牛宮に象意を持つ人は、何かと行動範囲が広まったり、重要な立場や任務などを与えられるかたがいる一方で、どうしようもなく巣篭もり的に活動自粛をされてマイペースになるなど、割れやすい昨今です。
そんなかで牡牛宮の前半に象意を持つ人は、ほかとは異なった独自のキャラや才能を発揮して、相応の評価を得ることになる今週また昨今です。
一方で、牡牛宮の後半からとくに終盤に象意を持つ人は、情報交流やコミュニケーションを含めて、対外的に多忙だったり、こういうときこそ実力発揮ができる今週やその前後になっています。
One-Point ◆ いずれも、若い異性か、逆に年輩の物知りの人物との恋愛を含めたかかわりをもちやすい昨今なので、想いに秘めるのはともかく、激情や衝動にはご注意が必要なご時勢です。
双子宮に象意を持つ人は、ご自身の好奇心や知的欲求などの肥大化と、話題を提供したい想いなどが人それぞれながらも大きく膨らんで、双子宮らしさが最大限にも高まりやすい今週です。
双子宮全般的にそういう傾向があるなか、最初のほうや初盤に象意を持つ人ほどそれが強まり、対外的に発信することができます。
一方で、中盤から終盤にかけて象意を持つ人は、異性関係などの恋愛幻想に絡んで起こりがちなときで、終盤や最後のほうに象意を持つ人は、強い情動や衝動的に言動されることがある昨今になっています。
One-Point ◆ いずれも、双子宮のみをみた場合、対外的ご活動が華やかな人生期におおむねながもありますので、大言壮語や勘違いまた事実誤認にご注意されて活動されるとよいでしょう。
蟹宮に象意を持つ人は、今週のみでいえば、おおむね相手や周囲の事情や状況による影響を人それぞれながら、さまざまに受けやすいときです。
それをふくめて、今週また昨今の時期は、蟹宮そのものよりも蟹宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響のほうが強いかたが多いので、そちらも併せてご参照されることをおすすめいたします。
と、周囲や他のサイン(宮)まかせになりやすい今週ですが、蟹宮の最後のほうや終盤に象意を持つ人は、人生上の大きな転換期にあるかたが多い時期なので、徐々にでもこれまでの人生から方向転換をされていく人生期になっています。
One-Point ◆ いずれにしても蟹宮に象意を持つ人は、間接的ながら情動や衝動が高まる傾向にあることから、現状認識とともに、状況変化を招く出来事が起こりやすい今週になっています。
獅子宮に象意を持つ人は、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)の性質や運勢が実際に現れやすい時期で、またその影響をそれぞれに受けて千差万別に“仕事”や“社会活動”をしていく今週また昨今です。
つまり「ホロスコープ」(出生天球図)次第によって異なる“今週の運勢”となるために具体的にどうこうはいえないのですが、共通していえるのは、今週また昨今が大きな人生の転換期に入りつつある重要な時期にあるということです。
すでにもう入っている一部の方もいらっしゃいますが、今はまだその予兆だけで、本格的にはこれからだったり、もう少し先になるかたもいます。
One-Point ◆ というように“転換”の時期は個々に“バラバラ”なのですが、早い方では仕事や社会的なご活躍期の運勢期への転換を意識されて、徐々にながらも歩みはじめているかたがいます。
乙女宮に象意を持つ人は、端的に書きますと今週は、人気、実力、才能また個性(キャラ)ともに、運勢的にも適時適切に対処すればなおさら、“大活躍”が可能な時期になっています。
なので、問題はありませんと書きたいのですが、そこはやはり「調子のいいときほど気をつける」ことが必要ですし、今週前後はとくに恋愛幻想をはじめとした人間関係に期待しすぎたり、頼りすぎることには要注意です。
そういうことがありまして、星のディレクションからも「ご自分の意志」でもって、周囲や状況を切り開くくらいの意識や気概を持たれるとよい昨今です。
One-Point ◆ 対外的に“絶好調”だからといって、それが内面性のレベルや運勢の分かれ目で、ワンマンや傲慢になって調子に乗りすぎると一気に運勢を失っていくことが起こりかねません。
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