宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.673 / 2020.03.23 〜 04.05


●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年3月21日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ “武漢ウイルス”は、今週後半が“山場”で、“確変期”の4月が勝負時になります。
次の「精神意識の変革」のディレクションを迎えるための“試金石”ともなっていますので、乗り切っていくことで個々人に未来が拓けます。
星の動き ◆ 今週は、火星が31日に水瓶宮に入宮します。
4月4日には金星が双子宮に入宮です。
山羊宮の木星&冥王星&水瓶宮の土星&水瓶宮入宮までの火星は、四重合(クワドラプル・コンジャンクション=0度)で、これに金星が三分(トライン=120度)をとります。
金星はまた今週中頃過ぎまで水瓶宮のケレスと矩(スクエア=90度)です。
牡牛宮の天王星は、土星&今週後半の火星と矩(90度)で、蟹宮のドラゴン・ヘッドと山羊宮のドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)に調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
その一方で、牡羊宮の太陽を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
魚宮の海王星と今週後半の水星は合(コンジャンクション=0度)です。
月は今週、魚宮13度〜乙女宮10度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、大きくみれば自己意識や主体性(衝動性)が強まり、良し悪しはともかく“勝負時”の昨今になります。
牡羊宮の前半に象意を持つ人は、公私のバランスが重要な時期ですので、仕事に対しても、またプライベートに対しても、意識やご関心をもたれて細かくクールに気を配っていかれるとよいでしょう。
一方、牡羊宮の後半に象意を持つ人は、困難な状況にあるほど、やる気やファイトを持たれて対抗し、道を切り開いていくことが可能になっている今週ですので、それに伴い対人関係も相応に変化が生じるときになるでしょう。

One-Point ◆ かといって、異性間をはじめとした交遊や恋愛など、“濃厚接触”にはご注意されないと、昨今の時節柄だけでなく運勢的に“一発アウト”の結果をもたらしかねない星回りです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と後半に象意を持つ人とでは、似ていながら、正反対のディレクションを受けるときです。
牡牛宮の前半に象意を持つ人は、ほかにない独自のキャラを発揮していく人生期ですが、初盤に象意を持つ人ほどご活躍できるものの、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、“過剰行為”にご注意が必要です。
一方、牡牛宮の後半に象意を持つ人は、最大限に牡牛宮らしさが強まり、魅力も高まるモテ期の今週なので、それは良いのですが、やはり時節柄、異性関係の交遊など、濃厚接触にはご注意が必要な星まわりです。

One-Point ◆ 前半も後半も牡牛宮に共通するのは、嬉しく華やぐ出来事もあれば、その反面、逆に注意すべき運勢も併存しているときなので、クールなセーブが必要な今週また昨今です。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、昨今はバリバリの社会的な活動期にあって、とくに今週前後は双子宮らしさを出した知的交流や研究など、ご活躍が可能です。
そのこと自体に問題はないのですが、昨今の人生期は、実際には不可能にもかかわらず、“できる”と信じる“ビジョン”や見果てぬ“夢”を持ち続けている双子宮も多いので、そこには最大限のご注意が必要なときです。
“夢”や“ビジョン”が悪いというわけではなくて、現実的なチェックやアドバイスをもらえる人をもつのと同時に、自分自身が無謀な“大言壮語”や“信じ込み”すぎない“マインド”を持てれば、問題はありません。

One-Point ◆ その点、個人事業主や周囲に耳を貸さないワンマンな双子宮の場合、せっかくの社会的な活動期が、勘違いの情報や考えによって、大きなミスを招きかねない今週になります。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と後半に象意を持つ人とでは、運勢や出来事が大きく異なる今週です。
前半に象意を持つ人は、蟹宮の受け身部分が強まる昨今の人生期なので、それを上手に活かして受容していくことで、逆に能動的に自己発揮を目指せる昨今であり、同時に主体的に動くことが可能な今週になります。
一方、蟹宮の後半に象意を持つ人は、自分自身というよりも相手や周囲の意向や社会状況によって、良し悪しはともかく何らかの運勢変化がもたらされていく人生のターニングポイントにある昨今になっています。

One-Point ◆ もはや、これまでのご自分や家族またプライベートに意識やご関心をもった生き方から、社会的な使命や責任感をいだき、意識はもちろん言動また現実を転換していく運勢期です。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、仕事や社会など対外的な活動期にある今週また昨今ですが、運勢は生まれもつ象意ポイント、すなわち大きくは前半か後半かによってディレクションは異なってきます。
獅子宮の前半に象意を持つ人は、人生上の大きな転換期に入ったかたが多く、いずれにせよ仕事や職場など社会環境の激変期といってもいい昨今です。
一方、獅子宮の後半に象意を持つ人は、学校や職場など、社会でTOPや役職に就いて人気が高まるか、もしくは社会的に立場や地位のある上司などから引き立てられるのかはともかく、人気運が高まる今週です。

One-Point ◆ 獅子宮のみをみた場合、それはともかく今後の数年間の転換期を経て、徐々に獅子宮らしい仕事や社会活動のご活躍に入りますので、能力アップを図っておくとよいときです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、今週前後を転換期として、今週また週末が近づくほど社会的な人気運が、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては“爆発的”に高まっていくことになります。
それはそうなのですが、光には影の部分がともないますので、今週以降の人気運や異性運の良さに、調子に乗りすぎないことも必要な星回りになっています。
それは、星回りはもちろん昨今の時節柄、いくら恋愛運や異性運がアップしていくといっても、やはり濃厚接触には気をつけないと、強烈な“カウンターパンチ”に見舞われる可能性を象わす星がありますので、ご注意は必要です。

One-Point ◆ というのも対人関係には、“期待”(希望)と“裏切り”(失望)の両方が働く今週また昨今になっていますので、“善人”か、それとも“天使の顔の悪魔”か、見分けづらいときです。



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