宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年 1月11日アップ
全体傾向 ◆ 今週は対立と同時に調整が図られます。
ただし、恋愛を含めた異性関係は、“勘違い”が多く“破局”も起こりやすいときです。
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星の動き ◆ 今週は、14日に金星が魚宮に入宮します。
17日には水星が水瓶宮に入宮です。
21日に日付が変わるのとほぼ同時に、太陽が水瓶宮に入宮します。
山羊宮の冥王星&土星&ケレスと太陽&水星は三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)また連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)です。
このうち太陽と水星は、牡牛宮の天王星と矩(スクエア=90度)です。
蟹宮のドラゴン・テールと、山羊宮の木星&ドラゴン・テールの合(コンジャンクション=0度)との衝(オポジション=180度)に対して、天王星と魚宮の金星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
金星と魚宮の海王星は、射手宮の火星と矩(90度)です。
月は今週、獅子宮16度〜水瓶宮25度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮の前半また中盤に象意を持つ人は、“仕事運”や“社会運”に恵まれることが多く、内外に課題や問題があったとしても気にしにくく、実際的にもやる気を出して何とかしていくことができる今週です。
ただ前半に象意を持つ人をはじめとして、“異性関係”や“恋愛運”に誤解や事実誤認が生じやすくなる今週ですので、心当たりがあるかたは、細かにコミュニケーションをとっていかれるとよいでしょう。
一方、牡羊宮の後半とくに終盤に象意を持つ人は、ワンマンや傲慢になることを避けて、謙虚に“友愛精神”(民度)をもって行動しないと運勢を失う人生期です。
One-Point ◆ もはや手遅れの方がいらっしゃるかもしれませんが、昨今は、組織や社会の頂点に立つと同時に、そこから一気に転落していきかねない“両極端”の運勢期にある昨今です。
牡牛宮に象意を持つ人は、初盤に象意を持つ人をはじめとして、これまでとは異なるご自分を明るく前向きに、ふだんよりも自信をもたれて発揮できたり、発言できる今週また昨今にあります。
その点では、ご自分のカラをやぶって交友関係を広げられますし、これまで出入りしてこなかった場所にも活動範囲を広げていく人生体験期で、少々の問題はなんとかなっていく今週でもありますので恐れる必要はなさそうです。
一方、牡牛宮の後半に象意を持つ人は、気分的にも精神的にもまた現実的にも何が起きてもおかしくない時期なので、慎重さと同時に大胆さを持たれるとよいでしょう。
One-Point ◆ 今週また昨今は、いつものように守りに入りすぎないで、民度を持ちルールを守りつつ、異性関係を除いて、積極果敢に出たほうが「星のディレクション」を活かせるときです。
双子宮に象意を持つ人は、現実味のない大望や妄想にご注意されれば、今週は、社会的なご活躍を迎えるための転換期になります。
今後、ご自分がどのような社会的な使命や責任を果たせばよいのか、しぜんと想いが湧き上がる方がいたり、実際にそのような方向へと意識転換や行動転換をされていかれる方も多いでしょう。
ただし、恋愛妄想をはじめ異性関係にかまけると、結果的に公私ともに勘違いを生んで、せっかくのチャンスを活かせないことが起こりえますので、少々の人気や愛顧を受けたとしても、それはそれ責任はしっかりと果たすときです。
One-Point ◆ 今週は、頭の回転や切れまたインスピレーションが冴えることになりますので、“妄想”や“思い込み”を避けて、四方八方を考慮しつつ、直感を働かせたご判断によいときです。
蟹宮の前半また中盤に象意を持つ人は、いくぶん“イージー”や“安易”になりやすい昨今ですが、それで課題やピンチになったとしても、だいたいは何とかしていくことができる今週です。
とはいえ、課題やピンチを抱えないことにこしたことはありませんので、他力などの“甘え”や“怠惰”をなくして、他人に応えていく行動に出るとよいでしょう。
一方、蟹宮の後半また終盤に象意を持つ人は、これまでの過去や生き方が通用しなくなる転換期にある方が多いので、本格的に地に足を着けた現実的な生き方や精神意識(霊性)へと転換されるとよい昨今です。
One-Point ◆ いずれにしても、今週は恋愛幻想をはじめ異性関係に必要以上の時間や労力をとられないようにご注意されなければならず、博(ひろ)くフラットな関係で進んでまいりましょう。
獅子宮に象意を持つ人は、昨今の人生期を総括的にみますと、自分自身よりも、相手や周囲の人々また状況をメインとして動くなり、言動していきやすい「星のディレクション」(運勢変化)の人生期にあります。
そのため、獅子宮にとっては、ふだんのご自分とは異なる新たな“視点”や“スキル”を身につけられるなど、幅を広げていく現実転換の時期や、意識転換が必要な人生期など特殊な学びのときになっています。
いわば自分の“足”だけではなく、相手や周囲の人の“足”も交えた双方の足で立っていく完璧な個人になるための体験の時期だといえます。
One-Point ◆ そういった認識や意識転換のはじまりとなる今週なので、一時的ながら、ご自分をなくした無私の心や立場を志向されたり、高潔な諦観の境地を目指されていくのもよいときです。
乙女宮に象意を持つ人は、頂点を目指す活動また志(こころざし)や想いなど、精神意識や願望が高く活性化している昨今の人生期にありますが、今週とその前後は、どちらかというと“一休み”のときです。
乙女宮のみをみた場合、そういったディレクションのときだということで、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、活動期となることがあるものの、今週はオモテに出ない下積みの努力や内面的な活動がメインになります。
そんなこともありまして、恋愛志向や異性関係にも課題が生じがちで、勘違いや裏切りも起こりやすく、そこに関しては慎重に見極めるにこしたことはないときです。
One-Point ◆ ということで、今週は“理想の自己像”を目標として描きつつ、ご自分らしく完璧な知識やノウハウなどのスキルを身につけたご自分になっていく方向で過ごされるとよいでしょう。
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