宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年12月14日アップ
全体傾向 ◆ 金星が抜けて太陽が入宮し6個の星が山羊宮で大会合(ステリウム)を形成しています。
現実に根づくと同時に、勘違いや妄想が併存し、かまびすしい動きをみせていく今週また昨今の「組織運営変革の深化」のピークに向かう時期です。
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星の動き ◆ 今週は20日に金星が水瓶宮に入宮します。
金星は、牡牛宮の天王星と矩(スクエア=90度)と同時に入宮後は交歓(ミューチュアル・リセプション)をとります。
天王星は、蟹宮のドラゴン・ヘッドと山羊宮の太陽&木星&ドラゴン・テール&今週前半のケレスとの衝(オポジション=180度)に、ケレスを除いて調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
今週後半のケレス&土星&冥王星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)で、蠍宮の火星と魚宮の海王星の三分(トライン=120度)と、ケレスを除き小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
海王星は射手宮の水星と矩(90度)です。
月は今週、獅子宮6度〜水瓶宮17度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、たとえていえば“天国と地獄は紙一重”のときで、華々しいスポットライトを浴びる運勢期にある一方で、一歩間違うと世間や社会の非難や追及を受けかねない両極端の人生期です。
全員がそうなのではありませんが、組織のTOPや頂点など“長”や“リーダー”の立場をつとめうるか評価され、真価が問われているときだともいえます。
そのため、TOPや頂点に立っていても、「自分の実力だ」ととらえすぎずに謙虚な気持ちで社会的な責任を正しく人格的に果たしていくことで、今の社会運や仕事の発展運や立場をキープしていくことになります。
One-Point ◆ もし、人徳がなかったり、見掛け倒しの実力しかないのに“TOP”に就いた場合、真摯にベストを尽くさなければ、昨今の“天運”は“逆運”として働きかねない時期ともなります。
牡牛宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と後半に象意を持つ人の違いをあえていえば、前半に象意を持つ人は、外国をはじめとした旅行や、異国人との縁が生じやすい今週また昨今です。
一方、後半に象意を持つ人の場合、逆に近年は地元や故郷に留まったり、帰郷しやすいる傾向ながら、良し悪しは別にして大きな環境変化や運勢変化が生じたり、また潜んで表出を待つ昨今になっています。
いずれも、同時に“変化がなく動けない”といった運勢が絡んでいる人も約半数ほどいて、それによっては“想い”と“現実”とのギャップが生じやすい人もいるときす。
One-Point ◆ ただし、両者を相対的にみた場合、どちらかといえば後者は“弱い”ディレクションなので、イザという事態が生じれば、思わぬパワーを発揮してアクションを起こすことができます。
双子宮に象意を持つ人は、過去の運勢傾向や身近なパートナーシップなどが通用しにくくなっているなど、ともすれば運命的に変化していく昨今の人生期や今週前後になっています。
なかには、鋭いインスピレーションによる“思い込み”を発揮して、どこか地に足が着かないケースもありえますが、従来どおりの考えやスキルの発揮の仕方から、現実に根づいた方向へと変えていくとよいときです。
長い目でみれば、昨今は仕事や社会でご活躍できる方向にむかっているとはいえ、今はまだスキルを蓄えたり意識転換を行なうとよいときです。
One-Point ◆ その点では過去の知識や自分の考えにとらわれずに、自ら果敢に変わっていくとよい人生転換の今週で、同時にロングスパンの人生変化からみても“質量転換”の昨今です。
蟹宮に象意を持つ人は、たとえていえば“7色の虹”のように進むべき目標ややりたい事柄があって、それゆえ同時に、なにを選択すべきか迷ったり混乱しかねず、成り行きまかせにもなりやすい今週また昨今です。
生まれもつホロスコープ(出生天球図)により異なりますが、ときに冴えわたる透徹したインスピレーションと同時に、無自覚の“視野狭窄”(意識狭窄)が起きやすいので、ケアレスミスに気をつけるとよいでしょう。
逆に申し上げますと、今週また昨今は、自分の意志というよりも、相手や周囲の事情や状況によって動かされやすくなっているときだといえます。
One-Point ◆ 今週が進むほど週の後半以降は上述の傾向が強まりますので、蟹宮の受け入れる特質を活しつつも、主体性を失いすぎずに、直感や感性を研ぎ澄まされておくとよいでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、“内面性の動き”と“対外的な自意識”との両側面が強まる今週になっています。
内面性の動きというのは、対外的に言動するよりもご自身の精神面や人格面をふくめた深層の精神意識(霊性)面を活性化させて、イメージやビジョンを膨らませる傾向が強まっていく昨今を意味します。
一方、対外的な自意識というのは、自分らしい得意なスキルやオリジナリティーでもって、個性表現につながる“理想の自己像”を実現すべく、自立や独立開業を目指す動きや傾向がいよいよ本格的になる今週また昨今だという意味です。
One-Point ◆ いわばご自分(獅子宮)らしい対外的な職種や独立展開へのテイクオフに向けて、いよいよ“エンジン”を始動させはじめ、滑走路に向かう最終点検の段階が今週だといえます。
乙女宮に象意を持つ人は、今週まででひとやまを越えるものの、引き続き次の2か月間ほどのもうひとやまを超えてからが、本格的なフルスロットルでの活動や人生期に向かって進んでいくときになっていきます。
乙女宮のみをみればそういう時期で、それ以外に生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、昨今の乙女宮が発揮できる誰よりも強いパワーや自我意識によって、相応ながら対外的にご活躍することが可能な人生期にあります。
そういう現状なので、やる気や気力は充分で今週はスキルもご自分らしく高まりますので、あとは“運勢”の到来を待ちつつ、自己点検をしていく今週だといえます。
One-Point ◆ 運勢の力は強く、いくら実力や才能があっても運勢(星のディレクション)が訪れないとスタートできません。今はほぼ準備万端で、最後の調整と星待ち状態の昨今だといえます。
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