宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年11月30日アップ
全体傾向 ◆ “軽挙妄動”ともいえる妄想や、本質をつく“直感”を含めて、事態の改変(改善)が意外なカタチで図られていく今週また昨今です。
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星の動き ◆ 今週は、3日に木星が山羊宮に入宮します。
9日には水星が射手宮に入宮です。
蟹宮のドラゴン・ヘッドを頂点にして、蠍宮の火星と魚宮の海王星の大三角(グランド・トライン=120度×3)は、山羊宮のケレス&金星&ドラゴン・テールの三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)を尻尾として、トライン・カイト(60/60/120/120度)を形成します。
今週後半には金星が抜け、金星&土星&冥王星の三重合(0/0/0度)を形成し、6つの星が山羊宮で大会合(ステリウム)の昨今です。
この衝(オポジション=180度)には、牡牛宮の天王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
射手宮の太陽と海王星は矩(スクエア=90度)です。
月は今週、水瓶宮9度〜獅子宮6度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、改めるべきは改め、反省すべきは反省し、昨今の「仕事運」や「社会運」を最大限に活かされるとよいときです。
今週をメインに、来月また今後は、そうされたほうがよい“星”のアドバイスのときになっていますので、大半の牡羊宮にとって、滅多にない運勢期で、対外的にご活躍できるチャンスの時期になっているためです。
牡羊宮のみをみた場合、そういえますので、幼児などはともかく、今、働き盛りの年齢にあるかたにとっては、不正や不法を避けて、正々堂々と実力や人格でもって社会で勝負していくときになっています。
One-Point ◆ 社会的な実力がそのようにあればなおさらですし、仮にほどほどでも運勢によって活躍は可能ですし、また不遇にあえぐ牡羊宮でも、復活のチャンスの時期がはじまりになります。
牡牛宮に初盤に象意を持つ人は、さまざまな星の象意(ディレクション)を受けて、内面的に“鼓舞”されたり、密かに“闘志”を燃やされたり、“美意識”が高まったりと、精神的に啓発されやすい今週また昨今です。
なかには、それが生まれもつ“恋愛運”や“結婚運”とあいまって、モテ期やラブチャンスの運勢期となるかたもいますし、ただ直感は冴えるのですが、“勘違い”や“妄想”には気をつけて働かせるとよいでしょう。
牡牛宮の初盤に象意を持つ人は、とくに独自に新たな“才能”や“個性”を発揮されて、交友関係や活動範囲を広げていく人生期にあります。
One-Point ◆ 一方、中盤をふくめてもいいのですが、後半に象意を持つ人は、ご自身を含め周囲の現実や状況が大きく変わっていきかねない人生期にありますので、変化に“即応”しましょう。
双子宮に象意を持つ人は、細かな表現を避けて端的にコアな部分のみをいえば、人生の質量転換ともいえる“大変革”のなかにある昨今の人生期です。
“中核”(コア)となるディレクションのお話なので、具体的には、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって、人それぞれに精神的分野なのか、具体的な仕事(また家庭)の分野なのか現われかたは異なってきます。
いずれにしても、昨今の人生期で大望ともいえる“夢”や“ビジョン”(構想)を描かれてきた内容を一度、ご自分の内外の現状(現実)に基づいて、見直していかれたり、大きな方向修正をされるのもよいでしょう。
One-Point ◆ というか、今週や来週を含めて昨今は、ご自身の考えや想いを、地に足を着けた現実的なものへと、“方向転換”していくのにやぶさかであってはならないときになっています。
蟹宮に象意を持つ人は、多くの方が、ご自身の心理面をはじめ、また現実的な面においても、これまで培ってきた“対人意識”や相手またパートナーへの“想い”を、良し悪しはともかく転換していく人生期にあります。
というか、あえて申し上げますと、無意識ながら単に“情愛”のみを優先してきた相手や周囲への想いから、くわえて地に足をつけた“現実的”なものへと転換して関係しいく人生期にあるといえます。
さらに今週は、そこに友愛(博愛)といったディレクションが加わりますので、異性を含めて人間全般といってもいいのですが、許容度が博(ひろ)まるときです。
One-Point ◆ わかりやすく言い換えますと、たとえばながら、われ知らずとも周囲に対して“好き嫌い”の感情で対応してきた人間関係が、今後は相応の幅をもって広がっていくことになります。
獅子宮に象意を持つ人は、短期的には、今ひとつパワー不足だったり、やる気や気力がない今週だといえますが、それゆえにイマジネーションやビジョンまた直観力といった想いが、一抹の妄想を交えつつ働く今週です。
組織や仲間の中心に立っていくなど“自己表現”を目指す獅子宮なので、そんな“夢”を描かれるとしても、今週は“事実誤認”にご注意ください。
それはともかく、初盤に象意を持つ人をはじめとして獅子宮全体的にも、ご自分らしい才能や特技を発揮された新たな職種への転業や、自立また独立といった気持ちや実際の動きが強まっていく今週また今後になっています。
One-Point ◆ この蘭で何度か書き続けていますが、新たな技能や、職業上に必要な画期的な現実のスキルを発揮されたり、将来のご活躍のために身につけていかれるとよい昨今です。
乙女宮に象意を持つ人は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)に応じて、“自分らしさ”や自分らしい“独自性”を求め、考え見出すなど、相応ながら自意識が人それぞれに高まる昨今だといえます。
それはそのとおりなのですが、かといって乙女宮のみをみた場合、けっして華々しく仕事や対外的にご活躍できるという人生期であるよりも、そのために自分自身を見直していかれるとよい今週になっています。
相手や他人が重要なのではなく、まずは自分自身だといえますので、相手や周囲に過度に期待しすぎないほうがよい今週また昨今の人生期です。
One-Point ◆ 乙女宮のみをみればそういう時期だといえますが、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、新たな精神的展開をはじめ、仕事上のご活躍ができなくはありません。
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