宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢1 牡羊宮〜乙女宮 | バックナンバー > No.645
●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 9月 7日アップ
全体傾向 ◆ 勘違いや誤解をともなった事件や混乱が生じがちす。
意識が飛んでしまわないように、冷静かつクールまた慎重かつ大胆さが状況に応じて必要です。
*
星の動き ◆ 今週は14日に水星と金星が天秤宮に入宮します。
両星は合(コンジャンクション=0度)で、今週前半は太陽とも合(0度)です。
乙女宮の太陽&火星も合(0度)で、魚宮の海王星と衝(オポジション=180度)をとります。
この衝(180度)には、射手宮の木星が軸となって、T矩(Tスクエア=90/90/180度)が形成されます。
くわえて山羊宮の冥王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
同時に、蟹宮のドラゴン・ヘッドと、山羊宮の土星&ドラゴン・テールの合(0度)の衝(180度)とで、お互いに調停をとる神秘十字(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120)を形成します。
牡牛宮の天王星と射手宮のケレスは転(クインカンクス=150度)です。
月は今週、山羊宮14度〜蟹宮5度をトランシットします。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
*
※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、ご自身の見識や実力などのレベルをはじめ人格的な側面など精神面をふくめた“真価”が問われる今週です。
もともと、よくいえば“正義心”をもちますが、どこまで出すかはともかく“自分が正しい”といった思い込みをもつ人も多く、ホロスコープ(出生天球図)によっては、つい“衝動的”に言動することがあったりします。
今週は、それらが強まって、“激昂”や“激情”となって現われることもあれば、逆に“冷静”さを発揮して動かなかったり、動けないこともありますので、勘違いや妄想を避け、見識をもってクールに自制できるかどうかが試されそうです。
One-Point ◆ ある意味、「皇国の興廃この一戦にあり」といったように、組織の頂点に立って権限を発揮する運勢期の命運を分けていく、“分水嶺”のような今週また昨今になる人もいます。
牡牛宮の後半に象意を持つ人をは、良し悪しはともかく“自我意識”が強まる今週また昨今で、それが勘違いや妄想をふくめつつ、“衝動”や“激情”となって発露しやすくなります。
その一方で、持ち前の消極性や身の安全を守ろうとする性質のほうが強く発揮されることもある今週また昨今なので、その場合は、家庭や自分の部屋といった安全性を担保できる場所で、想いや情動を高めていくことになります。
どちらが強く出るかは、生まれもつホロスコープ(出生天球図)や、昨今の状況によって異なってきますので、いずれにしても実利的なご判断をしていく今週です。
One-Point ◆ 牡牛宮の前半に象意を持つ人は、新たな世界や自分といった、これまでとは異なる活動をしたり、交友関係を広げていく人生期にありますので、体験を深めていくとよいでしょう。
双子宮に象意を持つ人は、“想い”や“理想”や“考え”はあれども、動くに動けず、内面の強い情動とともに、諦観にも似た無為無力さをもつなど、どうにもこうにも切歯扼腕するような状況の人もいる昨今です。
だいたいは、自分自身であるよりも、パートナーや取引先またお客さまといった“相手”からもたらされますが、ヘタに動けばキズを深めることになりかねません。
「あちらを立てれば、こちらが立たず」といったような状況だったりすることがありますので、想いや情動のみを強めて、結局、今は動かなかったり、ビジョン(空想、妄想)を描くにとどめておくことも、“正解”の一つになりそうです。
One-Point ◆ そんなときもあり、あせって動くことのほうが、事態をこじらせたり、究極化させやすいので、今は、もうしばらくご自分の“足元”をみながら新たな出直しなどを図るのもよいでしょう。
蟹宮に象意を持つ人は、基本的には、仕事をはじめとした対外的な社会活動に意識やご関心がむいていく今週です。
と同時に、内面性や形而上世界といった“空想”や“妄想”また“スピリチュアル”な側面も、良し悪しはともかく強まる昨今なので、シビアな現実面や仕事とのバランスをとることが必要になりそうです。
ともすれば、地に足が着かない勘違いした“考え”や“ビジョン”を抱きがちな人生期ですが、パートナーや仕事相手やお客さまなど、“お相手”とのよい関係をしっかりと保ちつつ接していくことで“行き過ぎ”を避けられます。
One-Point ◆ いずれにしても、これまでの人生とは異なった活動の方向性や、ご自分の運命(宿命)にそった、今後の現実的な人生の目標を模索しつつ定めたり理想を見出していくときです。
獅子宮に象意を持つ人は、おおむね仕事の運勢が漂うときなので、もともと仕事運や社会活動運のあるかたほど昨今は、実力が発揮ができたり、多忙だったり、また社会的に権威や権限を行使しやすくなります。
それはよいのですが、一方では、気まぐれだったり、成り行きまかせだったり、“願望”が過ぎてしまうと、事実誤認や勘違いを起こりやすいのでご注意が必要です。
獅子宮の中盤に象意を持つ人のなかには、“霊性”や“スピリチュアル”な面などの高い精神性や意識、またはそういった高潔なご関心を否応なく抱いていかざるをえなくなる人がいる、昨今の状況ともなっています。
One-Point ◆ 一方で、獅子宮の前半に象意を持つ人は、何度か書いてきましたが、ご自分の趣味や得意な才能を社会で発揮できる新たな仕事に就いたり、自立の可能性もある運勢のときです。
乙女宮に象意を持つ人は、中盤や終盤に象意を持つ人をはじめとして、早いお話が“自己発揮”が可能なときで、プライベートにおいてもまた仕事面においてもご活躍が可能な今週です。
そういった運勢だけではなく、やる気や気力も高まりますし、疲れにくいといったスタミナにも恵まれることが多い昨今また今週であるために、獅子奮迅のご活躍も不可能ではない時期になっています。
その一方で、前向きになられたり、寛容さを増していくのはよいのですが、調子が良いときには周囲に人が集まり“善人”を装って接してきますので、今はともかく無用心にならないよう、気をつけておくことも必要です。
One-Point ◆ 乙女宮の初盤に象意を持つ人は、漠然と無意識で動かれていたり、さほど考えていないことが起こりかねませんので、自分をなくした無の境地で動かれている人もいるときです。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2019 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.