宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 8月10日アップ
全体傾向 ◆ 先週末や今週はじめの運命的な恋愛や結婚の運勢期とはうって変わって、倫ならぬ恋や破局が起こりやすい今週になります。
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星の動き ◆ 今週は、12日に水星が獅子宮に入宮します。
18日には火星が乙女宮に入宮です。
続いて21日に金星も乙女宮に入宮し、翌々23日の午後7時頃、太陽も乙女宮に入宮します。
火星&金星&太陽は三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、射手宮のケレスと矩(スクエア=90度)です。
ケレスは今週前半の水星と三分(トライン=120度)です。
水星はその直前から射手宮の木星との三分(120度)に入ります。
木星は魚宮の海王星と矩(90度)です。
海王星は、蟹宮のドラゴン・ヘッドと山羊宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)の土星&冥王星&ドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)に、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけています。
牡牛宮の天王星は、水星と矩(90度)で、火星と太陽さらには乙女宮に入宮後の金星と三分(120度)です。
月は今週、山羊宮5度〜双子宮26度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、今週はうって変わって先週後半から今週はじめの否応ない恋愛や結婚といった「異性運」にご注意も必要です。
異性運自体は相変わらずあるのですが、今週は一転して倫ならぬ恋といった不倫や破局を迎えやすいためで、とくに中盤や終盤に象意を持っていて地位を手にしている人は、その立場を危うくする可能性すらあります。
大半の牡羊宮は現在、基本的に絶好調の社会運を手にする人生期を迎えているのですが、今週は慎重さを欠いてイージーになると、盲目的になり知恵を失って、逆転の運勢が一気に働くなど“逆境”を迎えかねないためです。
One-Point ◆ 強運は逆運と紙一重なのが、昨今の中盤や終盤に象意を持つ牡羊宮なので、強運のときこそ、法律や人倫道徳を守って謙虚であることが、運勢の継続には必要な昨今です。
牡牛宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって、若干のタイムラグが生じますが、昨今の「星のディレクション」をならしていえば、今週あたりまでは対外的には“パワー不足”のときになります。
逆にいえば、私生活を充実させたり、自己の内面性を磨いたり、計画を練るにはよい時期で、新たな2か年計画などの目標を立てるのもよいでしょう。
牡牛宮に象意を持つ平均的なケースではそういえるということで、初盤に象意を持つ人は、すでに動きだした人もいて、終盤に象意を持つ人は、もう少しパワー不足で内面性の充実を図るときになりそうです。
One-Point ◆ いずれにしても世俗的な表現をすれば、今が短いながら“最低期”で、新たな目標を見出して方向性が定まるほど、今後は登っていくしかない“上昇期”の運勢に切り替わります。
双子宮に象意を持つ人は、複雑な人間関係運を受けていく今週また昨今になっている方がいますので、ウラのウラも意識されておかれるとよいでしょう。
図式的に申し上げますと、関係性が広がったりハイレベルな人との関係が生まれるのはよいのですが、期待しすぎることなく“本物”かどうかをはじめ、一応の用心はしておくほうが間違えなくて済むということです。
逆に、関係性が疎遠になったり、破局のようにみえたとしても、今後の新たなスタートには必要なことだったりもしますので、表面的にとらえることなく、今週はしっかりと着地(グランディング)を心がけるほうが無難でしょう。
One-Point ◆ 早い人では、先週や今週あたりからメンタリティーを再確認して、仕切り直されるとよい時期に入っていますので、今週は認識の転換をもって“再起”を図っていくとよいときです。
蟹宮に象意を持つ人は、周囲や社会の変化が大きい昨今ながらも、今週は仕事をはじめとした対外的な社会活動を進めていくことができます。
ご自身で気づかなくても世の中や周囲の変化に敏感に反応していることも多い蟹宮なので、「組織運営変革の深化」のディレクションがピークを迎えている昨今は、反応や状況も人それぞれでさまざまな今週です。
それらに敏感にレスポンスをしていくことは必要ですが、それに振り回されすぎると、翻弄される可能性が生じますので、昨今は時勢の流れといった大局(根幹)をとらえて、ブレない軸をしっかりと見据えておくほうが方向性が定まります。
One-Point ◆ 実際、タイミング的にそれが可能な人生期に今はありますので、どこまでご自覚されておられるかはともかく、地に足をつけて事実や真実を志向した骨太の対処が可能なときです。
獅子宮の前半に象意を持つ人は、これまでに身につけてきた知識やスキルなどの才能や特技を活用した新たな仕事や職種に向かう人生期です。
今週は、それをもって自立や独立を意識されたり、実際にアクションを起こして進むことになりますので、そのためには一方で、過去の栄光や立場を捨てるといったことも必要になる今週また昨今です。
一方、獅子宮の後半に象意を持つ人は、獅子宮らしさを発揮できる今週になっていますので、得るものも失うものもありますが、恋愛をはじめとした異性関係が活性化していく昨今また今週になっています。
One-Point ◆ 終盤に象意を持つ人ほどその傾向は強く、また獅子宮全体的に知識欲旺盛で前向きな今週でもあり、中盤や終盤に象意を持つ人ほど、獅子宮らしく快活に楽しめる今週でしょう。
乙女宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって若干異なりますが、個人的な意志で動けるというよりも、むしろ運命的な出来事によって動かざるをえない今週また昨今になっています。
とくに先週や今週は、ご自分の中でイメージされたり、想像されたり、理想をもつことはできますが、それ以上に運命的な環境や状況また出来事によって、自分でイメージやビジョンを膨らませざるをえない実状だともいえます。
ですが、そういった状況の中でも、早い人ではすでに独自の意志でもって言動をはじめられる時期を迎えつつありますし、遅かれ早かれ今月また来月には、徐々に乙女宮らしい活動や魅力を発揮できる運勢期に入っていくことになります。
One-Point ◆ 早いお話が、これまでの運命的な出来事や周囲の事情をいよいよご自分のものに高めて力を発揮したり、活動できる運勢期に乙女宮を平均してみれば入っていくことになります。
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