宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 7月13日アップ
全体傾向 ◆ お互いに立場を異にして主張を強めるときです。
あることないこと交えて戦闘モードの今週や昨今になっています。
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星の動き ◆ 今週は、17日にケレスが射手宮0度で順行に戻ります。
逆行中の水星は、19日に蟹宮に逆入宮です。
23日のお昼12時頃、太陽が獅子宮に入宮します。
週末28日に金星も獅子宮に入宮です。
太陽&水星&金星は三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、ケレスが三分(トライン=120度)です。
今週前半の金星は、蟹宮のドラゴン・ヘッドと合(コンジャンクション=0度)で、山羊宮の土星&冥王星&ドラゴン・テールの三重合(0/0/0度)と衝(オポジション=180度)をとり、これに魚宮の海王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
また獅子宮入宮直後までの太陽&今週中頃過ぎの水星も、冥王星と衝(180度)で、こちらも海王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
海王星と射手宮の木星は矩(スクエア=90度)です。
木星は獅子宮の火星と三分(120度)で、火星と今週後半の太陽は牡牛宮の天王星と矩(90度)です。
月は今週、射手宮25度〜双子宮18度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、となりの半島国家を“反面教師”として独りよがりや自己主張を強めることなく、精神性を高めて新たなスタートをはかるとよいときです。
現在、仕事運がよく、社会的な立場に恵まれていても、それはご自分の実力以上に“運勢面”(星のディレクション)の作用が大きいときなので、傲慢やワンマンな態度をとると、一挙に足元をすくわれることになりかねません。
また昨今は、“瞬間湯沸し器”といわれる人ほど、ちょっとしたことで安易に“激高モード”や“悪口雑言”を発しやすいときなので、もともとそういった傾向のある方ほど注意をしないと、大切な味方を失います。
One-Point ◆ 端的に申し上げますと、無意識に抱いている“こうあるべき”といったルールや考え方をいったん置いて、私心をなくした善意や仏心でとらえる“諦観”の境地が有効な今週です。
牡牛宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、だいたいの方が程度はともかく次第に“お休みモード”に入っていくことになる今週です。
逆にいえば、仕事などの対外的な社会活動を活発に行なうよりも、ご自身の精神面などの内面性やプラーベートな活動を活性化させていくことになる今週で、意識の転換などを図っていくとよい今週です。
とくに、牡牛宮の前半に象意を持つ人は、ほかの人にない独自性やオリジナリティーを発揮していく昨今の人生期にありますので、そのために一度、立ち止まってみて新しいご自分を模索してみるのもよい今週です。
One-Point ◆ つまり、“お休みモード”が悪いという意味ではなく、むしろ前に進むために必要なそういった時期になっていますので、その方向にむしろ今後の運勢が伴っていくことになります。
双子宮に象意を持つ人は、異性をふくめた対人関係が活性化していく傾向にある今週また昨今です。
そのこと自体はよいのですが、慎重にすすめたほうがよい側面がみられるのは、それのみを重要視しすぎると、仕事や周囲とのバランスを崩したり、組織的また社会的なトラブルを招きかねない傾向が生じるときだからです。
良し悪しはともかく、実際に仕事や社会活動面に幻想をともなう“マイパワー”がアップしている人生期にありますので、それを崩したり、弱めてしまいかねない今週また昨今の“対人関係”になっています。
One-Point ◆ 結局、両方の「運勢」を活かしていくバランス感覚や見識また多分野にわたる緻密な配慮や実力が必要で求められていますので、その発揮や訓練によい時期といえるでしょう。
蟹宮に象意を持つ人は、仕事をはじめとした対外的な社会活動を進めていかれるとよい今週になっています。
実態面と幻想面を併せて、対人関係運や社会運また人間関係や顧客運が強まっている昨今の人生期にあって、それはよいのですが、肝心の実力や技能(スキル)面をどう活かすかが課題になるときです。
こういうときは、ご自分の理想や主観と同時に、一度それらをなくし、他人や相手の立場から客観的に見つめなおして両者のバランスや整合点を見出していくといった、見識や実力が必要なときです。
One-Point ◆ 星は、いずれにも可能な「星のディレクション」を投げかけていますので、両者を活かして成果を導きだすか、それとも一方に偏って、逆にトラブルを招来してしまうかというときです。
獅子宮に象意を持つ人は、気力ややる気が充実していく今週ですし、週が進むほどにご自身の魅力が高まっていくことになります。
それはいいことですし、良し悪しはともかく夢や理想やビジョンを膨らませて、充実した精神意識やご自身の活動とされて、新たな分野にも挑戦されていかれることも多い今週また昨今になるでしょう。
ただし、そういったご自身のパワーが独りよがりになったり、独善的になりすぎた場合には、最悪の場合、逆にトラブルメーカーともなりかねない今週また昨今なので、ときに慎重さも必要になっていく今週だといえます。
One-Point ◆ 繰り返しますが、自分自身を活気づけ、自我意識を拡大していかれるのによい時期ですが、それのみに陥らないようにして、客観的な視野を維持していくことが必要なときです。
乙女宮に象意を持つ人は、おおむね現実を前にしながら、夢や希望がふくらむことになる今週また昨今です。
人間関係や対人関係をふくめてそういったときなので、それ自体はよいのですが、一方でそれに甘んじてしまい安易に“自分なり”の夢を追ったり、また勝手な想いを描くことになって、相手や周囲を見失うと大変です。
一気に対人関係のトラブルが起きたり、自分の個性やスタンスを見失って自己崩壊や混乱が生じかねませんので、常に相手や社会を意識されたうえで、ご自分の夢やスタンスを高めていかれるとよいときです。
One-Point ◆ 単純にいえば「優先順位」が重要だともいえますし、どちらか一方に偏らずに「社会&相手」と「ご自分」との両方を、常に考えられたり意識されて対処していくときだといえます。
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